上宮高等学校
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度39分44.4秒 東経135度31分14.7秒 / 北緯34.662333度 東経135.520750度 / 34.662333; 135.520750
上宮高等学校(うえのみや こうとうがっこう、英: Uenomiya Senior High School)は、大阪府大阪市天王寺区上之宮町にある私立高等学校。
浄土宗の支校を源流とする大阪で最古の私学で、長らく男子校だった。併設「上宮中学校」は廃止され、2018年(平成30年)新たに上宮学園中学校が開校した。兄弟校として上宮太子高等学校(大阪府南河内郡太子町)が、姉妹校として東山中学校・高等学校(京都府)、鎮西中学校・高等学校(熊本県)、酒田南高等学校(山形県)などがある。 浄土宗知恩院派によって1890年(明治23年)創立の浄土宗教校大阪校を前身としている。1912年(明治45年)3月に旧制中学校として設立を文部省から認可(告示第86号[1])。太平洋戦争後の学制改革に伴う新制の高等学校として1948年(昭和23年)に設置された。 校舎(本館および新校舎)は、大阪府近代化遺産(建造物等)となっている。図書館は府内の学校でも5本の指に入る広さと5万冊を超える蔵書数(年2回新しい本を約1000冊購入している)。江戸時代の掛け軸など多数の歴史的学術資料を有している。 織田作之助の文学にも登場する。2007年春には、直木賞作家司馬遼太郎の在校時の作品が発見された。 大阪府内でも珍しい屋内プールがあり、水泳活動が年中できる。 2011年度より男女共学に移行した。 かつて高安高等学校・中学校という系列校が存在したが、戦後まもなく廃校となっている。併設の「上宮中学校」と系列の「上宮太子中学校」の廃校の詳細については、上宮学園中学校を参照。
概要
沿革
年表
1890年(明治23年) - 淨土宗大阪支校設立(現・天王寺区生玉町)
1894年 - 南区上之宮町に新築移転(現在地)
1898年 - 第六ヘ校になる
1901年 - 学制変更により修業年限4年を5年に変更
1905年 - 第六・第七?合ヘ校になる
1906年 - 文部大臣より中学校(旧制)同等と認定
1912年 - 「財團法人上宮中學校」設立。 3月26日、「上宮中學校」設置を認可(文部省の告示第86号)。4月に開校
1916年(大正5年) - 校舎1棟(木造)6教室を新築
1917年 - 上宮中學校第1回卒業式(32名)
1918年 - 講堂を含む本館1棟(木造)を増築
1929年(昭和4年) - 鉄筋本館(現1号館)竣工
1939年 - 鉄筋校舎(現2、3、4号館)竣工
1945年 - 本校舎がアメリカなどGHQ占領軍に接収される。四天王寺にある大江國民學校の校舎を借用(現・大阪市立大江小学校)
1946年 - 戦災で廃校となった清堀國民學校へ移転(清堀校舎。現・大阪市立高津中学校の場所)
1947年 - 学制改革に伴い、新制の「上宮中学校」発足
1948年 - 4月1日、新制の「上宮高等学校」として認可、発足
1951年 - 南校校舎(木造)竣工。「学校法人上宮学園」へ組織変更
1952年 - 本校舎接収解除。清堀校舎より本校舎へ復帰
1957年 - 水泳プール竣工
1963年 - 5号館竣工
1965年 - 天文台ドーム竣工
1966年 - 大阪府太子町に太子町校地を造成、完了
1967年 - 上宮中学校の募集休止(事実上の廃校)
1968年 - 太子町鉄筋校舎竣工
1969年 - 南校舎解体除去
1972年 - 高3二コース制実施
1973年 - 高3三コース制実施
1974年 - 高2二コース制実施
1975年 - 高3四コース制実施
1979年 - 小林学園長記念奨学基金を設定。太子町鉄筋校舎並びに合宿所竣工
1981年 - 総合体育館竣工
1984年 - 英数コースを設置
1985年 - 上宮中学校を復活する形で、太子町に「上宮中学校」開校。中学校体育館竣工
1988年 - 「上宮高等学校太子町学舎」開校
1989年(平成元年) - 太子町学舎外部募集開始。太子町学舎新校舎竣工
1991年 - 太子町学舎が「上宮太子高等学校」として独立
1993年 - 新たに「上宮中学校」を天王寺区に開校(太子町の上宮中学校を「上宮太子中学校」と改称)
2002年 - 上宮中学校に特進コースを設置
2007年 - 上宮高等学校に「パワーコース」開設。高大連携の推進強化策として、近畿大学・奈良育英学園との3学校法人間で、「21世紀教育連携パートナーシップ協定」を締結。龍谷大学との間で、高大連携に関する協定を締結
2008年 - 上宮高等学校に「プレップコース」開設
2011年 - 男女共学化
2012年 - 7号館竣工
2018年 - 上宮中学校と上宮太子中学校の廃止が決まり(募集停止)、新たに「上宮学園中学校」が天王寺区に開校[2]
2019年(令和元年) - 南敷地に校舎完成(創立130周年記念事業の一環)
基礎データ
アクセス
近鉄大阪上本町駅 徒歩6分
Osaka Metro谷町線・千日前線谷町九丁目駅 徒歩10分