上ノ太子駅
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上ノ太子駅
駅舎(北側)
かみのたいし
Kaminotaishi

◄F17 駒ヶ谷 (2.0 km) (5.3 km) 二上山 F19►

所在地大阪府羽曳野市飛鳥816-1.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度31分58.82秒 東経135度38分16.73秒 / 北緯34.5330056度 東経135.6379806度 / 34.5330056; 135.6379806座標: 北緯34度31分58.82秒 東経135度38分16.73秒 / 北緯34.5330056度 東経135.6379806度 / 34.5330056; 135.6379806
駅番号 F18 
所属事業者近畿日本鉄道(近鉄)
所属路線F 南大阪線
キロ程22.0 km(大阪阿部野橋起点)
電報略号タイシ
駅構造地上駅
ホーム2面2線
乗降人員
-統計年度-4,632人/日
-2010年-
開業年月日1929年昭和4年)3月29日
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上ノ太子駅(南側)

上ノ太子駅(かみのたいしえき)は、大阪府羽曳野市飛鳥にある近畿日本鉄道(近鉄)南大阪線。駅番号はF18。
歴史上ノ太子駅ホームから見た三重衝突事故現場(1929年4月14日)

上ノ太子付近は、後に鎌倉幕府を開いた源頼朝の先祖の河内源氏の本拠地であり、東国の武士郎党とした八幡太郎義家の頃は、全国の武家棟梁の地とされた。

2004年の南阪奈道路開通に伴い、片側改札から上り線にも改札とバスロータリーが作られた。
年表

1929年昭和4年)

3月29日大阪鉄道古市 - 久米寺(現在の橿原神宮前)間延伸時に開業[1]

4月14日デニ500形電車が二上山駅側の上り勾配から退行し、駅構内で三重衝突事故発生。


1943年(昭和18年)2月1日:関西急行鉄道が大阪鉄道を合併[1]。関西急行鉄道天王寺線の駅となる。

1944年(昭和19年)6月1日:戦時統合により関西急行鉄道が南海鉄道(現在の南海電気鉄道の前身。後に再独立)と合併、近畿日本鉄道南大阪線の駅となる[1]

2004年平成16年):南駅舎新設。

2007年(平成19年)4月1日PiTaPa使用開始[2]

2009年(平成21年)3月20日大阪阿部野橋駅構内工事に伴い、営業距離が0.1km短縮された(22.1km→22.0km)ことで当駅から大阪阿部野橋間の運賃が430円から390円に値下げ。

駅構造

相対式2面2線ホームを持つ地平駅。有効長は4両。駅舎(改札口)は双方のホームの尺土寄りにあり、互いのホームは構内踏切で連絡している。トイレは上り線側にあり、男女別の水洗式

古市駅管理の有人駅で、PiTaPaICOCA対応の自動改札機および自動精算機回数券カードおよびICカードのチャージに対応)が設置されている。
のりば

のりば路線方向行先
1F 南大阪線下り
橿原神宮前方面[3]
2上り大阪阿部野橋方面[3]

利用状況

近年における1日乗降人員の調査結果は以下の通り[4]

2022年11月8日:3,604人

2021年11月9日:3,629人

2018年11月13日:4,528人

2015年11月10日:4,892人

2012年11月13日:4,675人

2010年11月9日:4,632人

2008年11月18日:4,502人

2005年11月8日:4,355人

駅周辺

羽曳野市東部をはじめとする地域は葡萄の産地で、駒ヶ谷駅から上ノ太子駅までにかけての沿線には、山の斜面にブドウ畑が広がる光景が見られる。

叡福寺(上之太子)

聖徳太子御廟所


西方院

小野妹子の墓

壷井八幡宮源氏三神社の一つ)

通法寺跡(源氏菩提寺)

河内源氏の墓(源頼信源頼義源義家

近つ飛鳥の里

鹿谷寺跡

竹内峠

屯鶴峯

上の太子観光みかん園(近鉄指定)

近鉄指定観光地最寄駅であることから、毎年秋季(10月1日から11月30日まで)の土休日に急行が臨時停車する。


南阪奈道路羽曳野東IC

太子町立磯長小学校

太子町立山田小学校

太子町立中学校

上宮太子高等学校(当駅からスクールバスが運行されている)

智辯学園奈良カレッジ小学部・中学部・高等部(当駅からスクールバスが運行されている)

バス路線

鉄道駅のない太子町の最寄駅としても機能しており、太子町の自家用有償旅客運送(自家用バス使用のコミュニティバス)による「たいしのってこバス」が発着する[5]
2023年12月20日までは金剛バスによって南口から同町各地へ向かう路線が運行されていた。もとは太子線(71番、喜志駅行)のみが発着していたが、2020年6月1日に聖和台循環線、太子中央循環線、畑・平石線が運行を開始したことで発着するバスが増加したものの、同社の事業廃止により「たいしのってこバス」に再編され、喜志駅方面への運行は廃止となった(太子町内で乗換えが必要)。

路線号車経由行先備考
春日・畑線1号車竹内街道春日西 春日 太子町役場 六枚橋東 畑薬師山公園前太子カントリー倶楽部12月29日 - 1月3日は運休
太子中央循環線2号車聖和台2丁目 磯長小学校前 太子町役場 山田 推古天皇陵前 葉室歴史公園前 上宮学園前 聖徳太子御廟前山田廻り循環朝夕運行
聖和台2丁目 聖徳太子御廟前 上宮学園前 葉室歴史公園前 推古天皇陵前 山田 太子町役場 磯長小学校前太子廻り循環
上ノ太子駅町内周回線竹内街道春日西 春日 太子町役場 山田 推古天皇陵前 葉室歴史公園前 上宮学園前 聖徳太子御廟前 聖和台2丁目春日廻り循環日中・夜間運行
聖和台2丁目 聖徳太子御廟前 上宮学園前 葉室歴史公園前 推古天皇陵前 山田 太子町役場 春日 竹内街道春日西聖和台廻り循環

隣の駅
近畿日本鉄道
F 南大阪線■急行・■区間急行通過(ただしみかん狩り輸送時には急行・区間急行の臨時停車あり)■準急・■普通
駒ヶ谷駅 (F17) - 上ノ太子駅 (F18) - 二上山駅 (F19)
脚注[脚注の使い方]^ a b c 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 3号 近畿日本鉄道 2、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月29日、26-27頁。


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