三銃士
The Three Musketeers
監督リチャード・レスター
脚本ジョージ・マクドナルド・フレイザー
『三銃士』(さんじゅうし、The Three Musketeers)は、1973年のイギリス・アメリカ合衆国の剣戟映画。監督はリチャード・レスター、出演はマイケル・ヨーク、オリヴァー・リード、フランク・フィンレー、リチャード・チェンバレンなど。原作はアレクサンドル・デュマ・ペールの同名冒険活劇小説。
元々この映画は、1960年代にレスター監督がビートルズ関連の映画を撮影していた時に、ビートルズのプロモーション用にと持ちかけられたものだった。上映時間も当初は3時間の予定だったが短縮され、後半は『四銃士』として公開された。1989年には、やはりデュマ・ペールの『二十年後』を原案とした『新・三銃士/華麗なる勇者の冒険』が、同じキャストとスタッフで製作されている。
@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}原作にかなり忠実な映画であるが、ユーモアもふんだんに織り込まれている。これは、この時代にありがちな、こまごましたことを視点に入れて撮影されたもので、殺陣師のウィリアム・ホッブスにより、過去に何度も映画化されたこの剣劇を、作品を大衆に受けがいいものに作り替え、喧嘩のシーンでは、剣を振り回すたびごとに、膝蹴りや、こぶしや、家具に洗濯物までが乱れ飛んだ。このユーモアは、時に下品にもなり、わいせつな意味を含む台詞や、少々馬鹿げた台詞も登場した。[独自研究?] 青年ダルタニャンは、国王の近衛銃士
ストーリー
一方で、アンヌ王妃のかつての恋人であるバッキンガム公爵が、ひょっこりフランスに現れ、あなたの思い出となるものをいただきたい、と王妃に言う。王妃はダイヤモンドのネックレスを公爵に贈る。この密会を知ったリシュリュー枢機卿は、王妃に舞踏会でダイヤのネックレスを着けさせるよう国王に迫り、ミレディーをイングランドの公爵のもとに送って、ネックレスを盗ませる。ミレディーは公爵をたらし込み、ネックレスから2個のダイヤを盗む。銃士たちはネックレスを取り戻そうとするが、枢機卿の邪魔立てに遭う。しかし、ダルタニャンが、2個のダイヤを新たに加えたネックレスを公爵より取り戻し、王妃を危機から救い出す。
映画は、ダルタニャンが正式に近衛銃士となるところで終わる。 役名俳優日本語吹替
キャスト
テレビ朝日版
ダルタニアンマイケル・ヨーク松橋登
コンスタンスラクエル・ウェルチ中村晃子
アトスオリヴァー・リード内海賢二