三重県立松阪高等学校
全景(2011年)
出典:『国土交通省「国土画像情報(カラー空中写真)」(配布元:国土地理院地図・空中写真閲覧サービス)
三重県立松阪高等学校(みえけんりつ まつさかこうとうがっこう)は、三重県松阪市垣鼻町にある公立高等学校。 2010年に前身の飯南郡立飯南女学校から数えて創立100周年を迎えた。略称は「松高」(まつこう)である[1]が、松阪市民からは学制改革時の校名から「南高」(なんこう)と呼ばれる[1][2][3]こともある。同窓会の名称は「南窓会」(なんそうかい)である。四年制大学への進学が圧倒的に多い。 65分授業や3学期制を導入している。 文部科学省のスーパーサイエンスハイスクールの指定を受け、大学・関係機関との連携を深めるとともに、高度な技術、深い知識、充実した施設等に触れる機会を通して、総合的な理科、数学の授業展開を行っている。 「自主自律」を校訓に、生徒一人ひとりの個性を大切にし、持っている能力を最大限に伸ばすことを教育目標としており、自由な校風である。
概要
教育目標
沿革
1910年4月1日 - 飯南郡立飯南女学校として設立される。
1911年4月1日 - 飯南郡立実科高等女学校と改称される。
1918年4月1日 - 飯南郡立高等女学校と改称される。
1922年 - 松阪町外25か村組合立飯南高等女学校と改称される。
1923年4月1日 - 三重県立飯南高等女学校と改称される。
1936年3月31日 - 松阪町立実科高等女学校が設立される。
1942年4月1日 - 松阪市立実科高等女学校が松阪市立高等女学校と改称される。
1946年 - 三重県立松阪中学校が設立される。
1948年5月23日 - 三重県立松阪中学校と三重県立飯南高等女学校が統合し、三重県松阪南高等学校となる。普通科・通信教育課程が設置される。
1949年4月10日 - 三重県松阪北高等学校と統合し、三重県松阪高等学校南校舎となる。普通科・商業科・通信教育課程が設置される。
1950年4月1日 - 三重県松阪南高等学校と改称される。
1952年4月1日 - 商業科の分離(現:三重県立松阪商業高等学校)と、三重県松阪北高等学校家庭科の統合により、三重県松阪高等学校と改称される。
1952年4月1日 - 松阪市立高等女学校の学籍が移管される。
1954年4月 - 被服科が設置される。
1955年4月1日 - 三重県立松阪高等学校と改称される。
1969年4月1日 - 理数科が設置される。
1982年4月1日 - 被服科の募集が停止される。
1989年4月1日 - 家政科が生活科学科に改称される。
1997年4月1日 - 生活科学科の募集が停止される。
2000年4月1日 - 65分授業が導入される(三重県の高等学校では初)。
2006年4月1日 - 2学期制が開始される。
2009年4月1日 - 2学期制の良さを取り入れた、新3学期制が開始される。
教育組織
全日制課程
普通科 定員280名(2007年度までは320名→2010年度から240名)
理数科 定員40名(2010年度から80名)
通信制課程