三重交通
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三重交通株式会社
Mie Kotsu Co.,Ltd.
本社
種類株式会社
市場情報名証1部 9050
1950年1月4日 - 2006年9月26日
略称三交(SANCO)
本社所在地 日本
514-8635
三重県津市中央1番1号
設立1931年2月26日
業種陸運業
法人番号7190001001047
事業内容乗合バス事業
貸切バス事業
貨物自動車事業
不動産業
旅行業 他
代表者代表取締役会長 竹谷賢一
代表取締役社長 田端英明
資本金40億1700万円
売上高18,336百万円(2013年度)
総資産31,716百万円(2013年度)
従業員数1,129名
決算期3月31日
主要株主三重交通グループホールディングス 100%
関係する人物安保正敏(元会長)
森口明好(元社長)
外部リンクhttps://www.sanco.co.jp/
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三重交通株式会社(みえこうつう、略称:三交(さんこう)、英称:Mie Kotsu Co., Ltd.(SANCO))は、三重県の全域と愛知県和歌山県奈良県京都府の一部で乗合バス事業と貸切バス事業を運営する近鉄グループの企業である。
会社概要

近鉄グループに属し、三重交通グループホールディングスの完全子会社である。1944年に神都交通を母体に、三重県下の交通事業者が統合されて発足した。

かつては鉄道路線も有していたが1961年に神都線を全廃し、1964年に鉄道部門を三重電気鉄道として分社、同社は松阪線を廃止後1965年近畿日本鉄道(近鉄)へ合併された(#かつて保有していた鉄道路線の節を参照)。

戦後の一時期は名鉄グループ、近鉄グループの双方に属していたが、近鉄が株式買い増しにより傘下に収めた。

一般路線バスでは、自社専用のICカード「emica」が利用可能である。なお、同じ近鉄グループ(近鉄バスホールディングス傘下)の奈良交通が導入した「CI-CA」や、近鉄の鉄道路線に導入された「PiTaPa」「ICOCA」のようなIC乗車カードの導入については、三重交通グループホールディングス傘下の名阪近鉄バスを含め、公式な発表はされていなかった。2015年11月25日、自社専用IC乗車カード「emica(エミカ)」を、2016年4月1日より導入することを発表した。ただし名阪近鉄バスへの導入は未定である。また同社の方針としては、「(2013年3月23日に開始した)manacaTOICAとPiTaPaの相互利用が可能になったら検討する」としており[1]、その「emica」導入と同時に、IC乗車カード全国相互利用サービスも開始している。2013年度にはスルッとKANSAI協議会に加盟した。

一時期は空港リムジンバス電子マネーEdyを導入したことがあり、バス運賃のEdy決済では日本初の事例となった[2][広報 1][3]

旅行部門については子会社の三交旅行が「三交パルック」のブランド名で展開していたが、2012年に三重交通が吸収し自社での運営となった。三交パルックのキャラクターは『ほのぼの君』(佃公彦作)が使われている。

昭和20年代から昭和30年代にかけての戦後期に社会人野球チームを保有していた。都市対抗野球大会にも7回出場した[注釈 1]
沿革

1931年昭和6年)2月26日 - 伊勢電鉄自動車として会社設立。

1936年(昭和11年)12月31日 - 参急山田自動車に商号変更。

1939年(昭和14年)8月1日 - 神都交通に商号変更。

1944年(昭和19年)2月11日 - 三重県下の北勢電気鉄道三重鉄道、三重乗合自動車、松阪電気鉄道志摩電気鉄道、および伊賀自動車を合併、同時に商号を現在の三重交通に変更。

1950年(昭和25年)1月4日 - 名古屋証券取引所第一部に上場。

1954年(昭和29年)10月24日 - 三重県二見町小松池ノ浦で観光バスが入り江に転落。13人が死亡、50人が重軽傷[4]

1964年(昭和39年)2月1日 - 鉄道部門を三重電気鉄道として分社。

1965年(昭和40年)4月1日 - 近畿日本鉄道が三重電気鉄道を合併。

1985年(昭和60年)1月28日 - 犀川スキーバス転落事故が発生[5]日本福祉大学の学生らを乗せた貸切バスが長野県長野市犀川に転落、25人が死亡[5]

2006年平成18年)

9月26日 - 持株会社移行のため名古屋証券取引所第一部上場を廃止。

10月2日 - 三交不動産と共同で持株会社三交ホールディングス(現三重交通グループホールディングス)を設立。


2007年(平成19年)4月1日 - 会社分割を実施し、関係会社株式管理事業を三交ホールディングスに、不動産事業を三交不動産に承継。

2008年(平成20年)4月1日 - 貸切バス事業の一部と高速バス事業の一部を八風バスに委託。

2009年(平成21年)4月1日 - 名古屋市交通局浄心営業所の業務を受託開始。

2012年(平成24年)4月1日 - 三交旅行(三交パルック)を合併。旅行部門を自社に置く[広報 2]

2014年(平成26年)

2月1日 - 三交南紀交通を合併[広報 3]

4月1日 - 名古屋観光営業所内に名古屋市交通局浄心営業所楠分所(後に楠営業所に昇格)を開設、同日業務受託開始。


2016年(平成28年)4月1日 - ICカード「emica」を導入。

2019年(平成31年)4月1日 - 名古屋市交通局港明営業所を開設、同日業務受託開始[広報 4]

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