三重テレビ放送
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三重テレビ放送株式会社[1]
Mie Television Broadcasting Co., Ltd.[1]
本社(三重県津市)
2009年平成21年)8月17日撮影
種類株式会社
市場情報非上場
略称三重テレビ、MTV
本社所在地 日本
514-8633[2]
三重県津市渋見町693番1号[1]
設立1968年昭和43年)3月8日[1]
業種情報・通信業
法人番号6190001001106
事業内容放送法に基づくテレビジョン放送事業
代表者代表取締役社長 山口 貢[3]
資本金5億円(2023年3月31日現在)[4]
売上高24億7712万9178円(2022年度)[4]
営業利益△3091万5340円(2022年度)[4]
経常利益△2175万7900円(2022年度)[4]
純利益△2581万6211円(2022年度)[4]
純資産35億5858万5600円
(2023年3月31日現在)[4]
総資産43億6807万0929円
(2023年3月31日現在)[4]
従業員数69人(2017年4月現在)[1]
決算期3月31日
主要株主ナゴヤドーム 32.8%
(2020年4月1日時点)[5]
主要子会社三重テレビエンタープライズ[1]
外部リンクhttps://www.mietv.com/
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三重テレビ放送
英名Mie Television Broadcasting Co., Ltd.[1]
放送対象地域三重県
ニュース系列なし
(※県内に関しては独自報道)
番組供給系列全国独立放送協議会
略称MTV
愛称三重テレビ
呼出符号JOMH-DTV
呼出名称みえてれびほうそう
デジタルテレビジョン
開局日1969年12月1日
本社514-8633[2]
三重県津市渋見町
693番1号[1]
演奏所本社と同じ
リモコンキーID7[1]
デジタル親局津 27ch
アナログ親局津 33ch
ガイドチャンネル33ch
主なデジタル中継局「#中継局」を参照
主なアナログ中継局「#中継局_2」を参照
公式サイトhttps://www.mietv.com/
特記事項:
東名阪ネット6参加局
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三重テレビ放送株式会社(みえテレビほうそう、Mie Television Broadcasting Co., Ltd.)は、三重県放送対象地域とするテレビジョン放送特定地上基幹放送事業者である。通称は三重テレビ、略称はMTV。
概要

ネットワークに属さない独立放送局で、全国独立放送協議会に加盟している。アナログ放送時代は三重県域局ながらも、親局の長谷山送信所から東側に伊勢湾が広がり、その先にも高い山などの遮るものが少ないことから、放送エリアが隣接する愛知県の東三河地方までの広範囲に電波が届いていた[注釈 1][注釈 2]。アナログ放送のときは東山タワーとは別に、長谷山送信所または伊勢中継所向けのUHFアンテナを設置する家庭も多かった。デジタル放送となってからは送信出力が500Wと弱くなったことで、愛知県の尾張地方の一部を除き多くの地域には電波が届かなくなり、それらの地域で引き続き視聴する場合は、区域外再放送の同意を得ているケーブルテレビへの加入が必要となった。

1983年からは、テレビ東京から同系列の番組を数多く購入して放送している[注釈 3]。ピーク時には、同系列の番組が全体の30%を占めるまでになったが、系列局のテレビ愛知が開局すると番組のネット受けは制限されることになり、以降は独自色を強めた[6]東海地方では岐阜放送(ぎふチャン)と同様の位置付け)。

競合他局の東海テレビとは資本関係にあり[注釈 4]、当時の代表取締役社長は同局の元常務取締役の城田隆が、更にその2代前の社長も同局関連会社・東海放送会館の元代表取締役が務めていた。また、同じフジテレビ系列局関西テレビとの関係も深く、古くから同局制作の番組も多く放送している。2016年3月31日時点では、ナゴヤドームが32.78%を保有する筆頭株主となっている。その関係で、半世紀近くに亘り、東海テレビの制作協力でナゴヤドームなどからの中日ドラゴンズ主催のプロ野球中継を放送している。

現在の編成は、おおむね5時台に放送を開始し翌日3時台に全番組の放送を終える[注釈 5]。他の独立局と比べると放送時間は比較的長いが、深夜帯の大多数の番組はテレビショッピングである。一方で、平日の放送開始から夕方の17:00頃までは常時マルチチャンネル編成を採用しており、071ch(メイン)で通常のプログラムを放送する傍ら、072ch(サブ)は「 ⇒エムツー」と題し、『ウェザーニュースLiVE』(ウェザーニューズ)や『TOKYOマーケットワイド』などの同時放送を中心に放送している。マルチチャンネル編成を始めた2011年当時は平日の17:30まで放送されており6:30にはブルームバークニュース、17:00にはBBCワールドも放送されていた。平日が祝日の場合は早朝に旧作の洋画を放送していたこともある[7]

2007年7月3日にはハイビジョン対応の中継車[注釈 6]を新規に導入し、同年夏の高校野球中継より使用が開始された。同年10月中旬以降はニュースの取材映像や、一部の自社制作番組およびCMもハイビジョン化された。中京広域圏の他局では、最終的に放送波として送出される際には横1440ピクセルのスクイーズ方式となるのに対し、当局では横1920ピクセルのフルHDで送出している。

ウォーターマークはデジタル放送の開始以降、長らく表示されていなかったが、2010年7月5日より「MTV」[注釈 7]と表示されるようになった。2014年9月からは開局45周年を記念した「45周年三重テレビ」[注釈 8]に変更され、45周年を迎えた12月以降は『45周年』の部分が外れ『三重テレビ』の表示のみになっている。当初はマルチチャンネル編成中は各チャンネル共に表示されなかったが、のちに表示されるようになった。

本社はNHK津放送局のように津市の中心市街地ではなく、少し離れた小高い住宅地付近に位置する[注釈 9]。これは、長谷山にある送信所へ確実にSTL電波が飛ばせることや、現在の場所が当時の資金から考えて妥当だったためである[6]。ただし設立準備室は、津市中心部の三重会館内に置かれた。社屋は2階建てで、一部増築などの手は施しているものの、開局当初からのものを使っている。そのため同社営業部もかつては津市中心部に位置する広明町に設けられていたが、現在は本社内へ移転している[8]

NINJA?忍び者の生きる道?』が2024年1月まで毎月第4土曜21:00から放送されていた。この番組は一部の独立局でもネットされており三重テレビが制作した番組が同局の放送エリア以外でもテレビで視聴出来る貴重な存在となっていた。この時間帯には、『お伊勢さん』、『熊野古道?お伊勢さんからもうひとつの聖地へ?』、『芭蕉が詠む 祈りとこころ』、『宝刀?日本人の魂と技?』、『お伊勢参り』、『祈り?神と仏と?』、『氏神さま?私たちの身近な祈り?』、『にっぽんの道』が放送されており一部の独立局の他フジテレビ系のBSフジでも放送された。

2022年7月からは『ビスケットブラザーズの行けばわかるさ!?三重街道中ひざくりげ?』[9]がスタート。BSよしもと[10]でも放送されており毎週全国どこでも三重テレビが制作する番組がテレビで視聴出来る貴重な存在となっている。

2023年4月3日よりFM三重の平日朝の生ワイド番組『Pick Up On Mie?Pomie!(ポミー)?』を7:30-8:00にサイマル放送を行うことになった[11][12][13][14]。当局がラジオ放送とのサイマル放送を行うのは初めてである。

2023年11月10日、民放公式配信サービスのTVerに参加し、一部の自社製作番組の配信を開始した[15]。なお、該当番組は日本テレビが運営している無料動画配信サービス「日テレ無料TADA!」に提供されており、TVerでは更にその供給を受ける形で配信されている。この経緯から、TVerでは日本テレビ系列の番組として扱われている[16]
番組表での扱い

中日新聞社の資本が強いため、三重県内向けの中日新聞朝刊のテレビ番組欄では、中京広域圏CBCテレビ・東海テレビの次に、フルサイズで番組表を掲載している[注釈 10]。ただし、近畿広域圏の放送も受信できる伊賀地方・紀州地方向けの朝刊では、ハーフサイズ扱いである。また夕刊は、かつて愛知県向けのみ、非・中日系のメ?テレ中京テレビの隣にフルサイズの番組表を載せていたが、2019年2月現在、愛知・岐阜・三重3県共通の広域版としてハーフサイズで掲載されている。三重県版では2023年3月までは朝刊同様CBCテレビ、東海テレビの次にフルサイズで掲載されていたが4月以降は広域版に統一されたためハーフサイズで掲載されるようになった。岐阜新聞では2017年10月の朝刊単独紙化後は全県掲載となるが、かつては定期掲載されず、新聞休刊日前日の紙面に県内版でみられるだけだった時代や、岐阜地域版や西濃地域版に掲載されていた時代もあった。

地元の地方紙である伊勢新聞では、現在は資本的な関係から、番組表はハーフサイズ扱いである。ただし、開局してからは同紙も中日新聞と交代でニュースを提供していたが、1976年に伊勢新聞が経営難を理由に撤退してからは、中日新聞色が強まった(かつて三重県を放送エリアとしていたラジオ三重→近畿東海放送、現在の東海ラジオと同様)。
キャッチフレーズ

小さい目も大きい目も三重テレビ(開局前の一般公募より採用)

夢ステーション33(開局20周年を記念しての一般公募より採用。同時にイメージソングも制作された)

あなたに、ピッ!

地デジは7チャン!三重テレビ(デジタル放送の開始に合わせて使用を開始)

本社所在地

三重県津市渋見町693番1号

事業所所在地
出典
[1]


東京支社
東京都千代田区内幸町2丁目1番4号 日比谷中日ビル4階[注釈 12]


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