「三途の川の乳母車」
橋幸夫・みすず児童合唱団 の シングル
初出アルバム『豪華盤 橋幸夫のすべて
(SJV-613)』
B面大五郎子守唄
リリース1972年9月5日
ジャンル歌謡曲
劇画イメージソング
時間4分12秒
レーベルビクターレコード(SV-2292)
作詞・作曲小池一雄(作詞)
吉田正(作曲)
橋幸夫 年表
何処へ
(1972年5月5日) 三途の川の乳母車
(1972年) 帰って来た潮来笠
(1973年1月25日)
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『三途の川の乳母車』(さんずのかわのうばぐるま)は1972年9月5日に発売された橋幸夫の117枚目のシングル(SV-2292)である[1]。 みすず児童合唱団 ・・他で複数回公演
解説
劇画『子連れ狼』のイメージソングとして、作詞小池一雄、作曲吉田正で製作された橋の楽曲『子連れ狼』は、オリコンチャートで6週間(2週と4週連続)10位にランクされるなど、ロングセラーとなり、第14回日本レコード大賞・大衆賞を受賞した他、日本歌謡大賞特別賞、日本有線大賞郵政大臣賞、全日本有線放送大賞特別賞、全国民放ラジオ局歌謡ベストテン特別賞を受賞した。
このヒットを受けて、その続編が、同じく小池一雄作詞、吉田正作曲で製作され、前作から9ヶ月後に『三途の川の乳母車』としてリリースされた。
本楽曲も、ヒット賞は獲得しているが、橋は「苦心して創ったが、前作以上のインパクトは出せなかった」と回顧している[2]。
また、この年からかつて年10数枚のシングルを出し続けていた橋のシングルリリースが急減するが、そのきっかとして「子連れ狼」がロングヒットし、同一曲を半年にわたって歌い続けることになったことも一因とされるている[2]。
「三途の川の乳母車」も「子連れ狼」同様、橋の劇場公演のテーマとしてとりあげられ、毎年恒例となっていた歌舞伎座や新歌舞伎座公演などで演じられた。またこの頃から、「座長として何十人かを率いてやる公演に夢中」になっていった回顧している。[3]
c/wの「大五郎子守唄」も同じく小池一雄作詞、吉田正作曲である。
収録曲
三途の川子の乳母車
作詞:小池一雄、作曲・編曲:吉田正
大五郎子守唄
作詞:小池一雄、作曲・編曲:吉田正
共演
舞台
歌舞伎座 1973年8月2日-8月29日
橋幸夫 / 連続九回出演特別公演
「三途の川の乳母車 子連れ狼第2弾」
収録アルバム
当時のLPでのベスト盤への収録はあるが、近年のCD盤での収録はない。
関連項目
橋幸夫『決定版 子連れ狼』
出典[脚注の使い方]^ 「シングルレコード・ディスコグラフィティ」橋幸夫・小野善太郎共著『橋幸夫歌謡魂』ISBN 4-948735-16-7 ワイズ出版(東京)1993/6 168-209頁以降参照
^ a b 橋幸夫・小野善太郎共著『橋幸夫歌謡魂』前掲 93-94頁参照
^ 橋幸夫著『シオクルカサ(潮来笠)の不思議な世界:エピソードで綴る波乱の歌手伝説』ISBN 978-4-87969-106-4 日刊現代(東京)2007/4 82-83頁その他
表
話
編
歴
子連れ狼(若山富三郎版)(子を貸し腕貸しつかまつる - 三途の川の乳母車 - 死に風に向う乳母車 - 親の心子の心 - 冥府魔道 - 地獄へ行くぞ!大五郎) - その小さき手に(田村正和版)
テレビドラマ
子連れ狼(萬屋錦之介版) - 時代劇スペシャル 子連れ狼 - 冥府魔道の刺客人 母恋し大五郎絶唱!(高橋英樹版) - 子連れ狼(北大路欣也版)
歌謡曲
子連れ狼 - 三途の川の乳母車
アーケードゲーム
登場人物