三菱自動車工業株式会社
MITSUBISHI MOTORS CORPORATION
msb Tamachi 田町ステーションタワーSの本社
種類株式会社
機関設計指名委員会等設置会社[1]
市場情報東証プライム 7211
三菱自動車工業株式会社(みつびしじどうしゃこうぎょう、略称:三菱自動車(みつびしじどうしゃ)・三菱自工(みつびしじこう)、英: MITSUBISHI MOTORS CORPORATION[5] 略称:MMC)は、日本の自動車メーカー。2003年にはトラック・バス部門を分社化(三菱ふそうトラック・バス)。2016年10月に日産自動車が筆頭株主となり、日産自動車とフランスのルノーと共にルノー・日産・三菱アライアンス[6][7] を構成している。また三菱商事の持分法適用関連会社でもある[8]。 三菱自動車工業は日本の自動車メーカーのひとつであり、1970年に三菱重工業から独立した会社である。 2021年の販売台数は93万7,000台で、内訳は北米15万6,000台、欧州13万1,000台、日本7万台、アジア32万1,000台、その他14万7,000台[9]。日本国内での登録台数シェア(≒販売台数シェア)は、2017年で0.9%、2018年で1.1%という企業である[注釈 1][10]。 日本では1904年、山羽虎夫によって日本車第1号と言われている「山羽式蒸気自動車」が製作され、1911年には東京府東京市麻布区(現在の東京都港区麻布)に「快進社自働車工場」(日産自動車の源流)が設立され、日本初のエンジンまでも含めた純国産車を開発し、1916年にはアロー号が製作されたという歴史があるが(→日本車#歴史を参照)、三菱は、1917年から『A型』を世に送り出した[11][12]。A型は1921年までに22台生産され[11]、日本で初めての「量産乗用車」となった[12][13]。 現在の三菱自動車工業は三菱重工業とクライスラー(現・ステランティス)社との合弁事業としてスタートし、1993年までクライスラーと資本提携していた。その後、2000年からドイツに本拠を置くダイムラー・クライスラー(現・メルセデス・ベンツ・グループ)と資本提携関係となったが、2005年に解消。なお、クライスラーとの技術提携関係は2009年まで継続されていた[14]。2003年にはトラックやバスなど大型車事業を「三菱ふそうトラック・バス」として分社化。2年後、同社はダイムラー(現・ダイムラー・トラック)傘下へ譲渡された。
概要
歴史