三菱化成
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三菱化学株式会社
Mitsubishi Chemical Corporation
本社
種類株式会社
市場情報東証一部 4010
1950年6月1日 - 2005年9月27日大証一部 4010
2005年9月27日上場廃止
略称MCC
本社所在地 日本
100-8251
東京都千代田区丸の内一丁目1番1号
パレスビル
設立1950年昭和25年)6月1日[1]
(日本化成工業株式会社)
業種化学
法人番号7010001146743
事業内容機能商品、素材他
代表者江口 幸治、筑本 学(代表取締役
資本金500億円
売上高6931億2300万円
(2017年3月期)
経常利益213億400万円
(2017年3月期)
純利益209億1500万円
(2017年3月期)
純資産1550億4300万円
(2017年3月期)
総資産8057億5200万円
(2017年3月期)
決算期3月31日
会計監査人新日本有限責任監査法人
主要株主三菱ケミカルホールディングス 100%
主要子会社日本ポリケム 100%
三菱化学エンジニアリング 100%
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三菱化学株式会社(みつびしかがく、: Mitsubishi Chemical Corporation)は、かつて存在した大手総合化学メーカー。本社は東京都千代田区丸の内に置いていた。三菱ケミカル株式会社の前身の一つ。三菱ケミカルホールディングス(現:三菱ケミカルグループ)の完全子会社であった。

合併以前は、親会社の三菱ケミカルホールディングスとともに三菱金曜会[2]及び三菱広報委員会[3]の会員企業であった。
会社概要
事業内容

各事業部門は、各々に所属するグループ会社を管掌する。製品の大半はグループ会社へ移管されている。
石化セグメント
国内最大の生産能力を持つ
エチレンプラントの誘導品である化成品樹脂などの石油化学製品の開発、製造、販売。三菱化学本体の製品は、エチレンプロピレンアルコールフェノールなど、化成品が中心。
機能商品セグメント
石化セグメント製品の加工品と、炭素誘導品、情報・電子製品の開発、製造、販売。本体の主な製品は、炭素製品、フィルム電池基材。
ヘルスケア部門
製薬の周辺事業である、診断薬・機器、臨床検査創薬支援。ほとんどがグループ会社。
自動車関連事業推進センター
三菱ケミカルグループ全体の自動車関連事業窓口。
その他
上記に属さない補完的事業全般。エンジニアリング物流情報システム、環境・応用分析。ほぼ全てがグループ会社。
事業拠点坂出事業所

本社 - 東京

支社・支店 - 大阪名古屋福岡札幌

事業所・工場 - 黒崎四日市水島坂出鹿島筑波松山

海外事務所 - アメリカ(ニューヨーク・ヴァージニア)、ドイツ(デュッセルドルフ)、中国(香港・北京・上海)、シンガポール、タイ(バンコク)

研究所 - 横浜筑波

沿革
創業

1934年(昭和9年)8月1日 - 三菱鉱業(現:三菱マテリアル)と旭硝子(現:AGC)の折半出資により、日本タール工業株式会社設立。

1935年(昭和10年)10月 - 福岡県に黒崎工場(現:黒崎事業所)を開設。

1936年(昭和11年)10月 - 日本化成工業株式会社へ社名変更。

1944年(昭和19年)4月 - 旧旭硝子と合併し、三菱化成工業株式会社発足。

戦後

1950年(昭和25年)6月1日 - 戦後の企業再建整備計画により、日本化成工業、新光レイヨン、(新)旭硝子の3社に分割。東京証券取引所株式第1部に上場。

1952年(昭和27年)7月1日 - 商号を三菱化成工業株式会社に再変更。

1953年(昭和28年)7月1日 - 東邦化学工業株式会社を吸収合併。

1956年(昭和31年)4月1日 - 三菱グループとシェルグループとの共同出資により、三菱油化株式会社を設立。

1959年(昭和34年) - 四日市ぜんそくが確認される(三菱化成工業、三菱油化)。

1967年(昭和42年)6月1日 - 三菱油化が、東海瓦斯化成を吸収合併。

1968年(昭和43年)4月 - 茨城県に中央研究所(現:筑波研究センター)を設置。

1969年(昭和44年)11月 - 坂出工場(現:坂出事業所)を開設。

1971年(昭和46年)1月 - 鹿島工場(現:鹿島事業所)を開設。

1976年(昭和51年)2月 - 神奈川県に総合研究所(現:横浜研究センター)を設置。

1978年(昭和53年)5月 - 鹿島工場(現:鹿島事業所 波崎地区)を設置。

1986年(昭和61年)5月 - 小田原事業所を開設。

1987年(昭和62年)1月1日 - 三菱油化が、三菱油化ファインおよび油化メラミンを吸収合併。

1988年(昭和63年)6月1日 - 三菱化成株式会社に社名変更。

1990年平成2年)10月1日 - 松山化成を吸収合併。

1991年(平成3年)10月1日 - 化成直江津を吸収合併。

1992年(平成4年)10月1日 - 三菱化成ポリテックおよびジェー・ティー・シーを合併。

三菱化学

1994年(平成6年)10月1日 - 三菱油化を吸収合併、三菱化学株式会社発足。

1999年(平成11年)10月1日 - 医薬事業の分社化、及び東京田辺製薬との合併・事業統合により、三菱東京製薬設立。

2001年(平成13年)10月1日 - 三菱東京製薬とウェルファイド武田薬品工業子会社)が合併、三菱ウェルファーマ(現:田辺三菱製薬)発足。

2005年(平成17年)10月3日 - 三菱化学と三菱ウェルファーマの株式移転により、共同持株会社として、株式会社三菱ケミカルホールディングスを設立。両社は同社の完全子会社となった。

2007年(平成19年)

10月1日 - 発行済株式の52.61%を保有する三菱樹脂の全株式を公開買い付けにより取得、その全株式を三菱ケミカルHDに移管(三菱ケミカルHDが三菱樹脂を完全子会社化)。

12月 - 鹿島事業所(茨城県神栖市)のエチレンプラントで爆発事故が発生し、作業員4人が死亡。分解炉のメンテナンスの後、空気関連の弁の施錠を怠ったため、冷却用の油が流出し引火したことが原因とみられる[4]


2008年(平成20年)4月1日 - 三菱化学ポリエステルフィルム、三菱化学産資、三菱化学エムケーブイの3事業会社を三菱樹脂へ統合。


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