三浦海岸駅
駅舎(2021年2月23日)
みうらかいがん
Miurakaigan
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三浦海岸駅(みうらかいがんえき)は、神奈川県三浦市南下浦町上宮田にある、京浜急行電鉄久里浜線の駅[1]。駅番号はKK71。
当駅から小松ヶ池公園までの線路沿いで、毎年春に「三浦海岸桜まつり」が開催される。これを記念して2014年から、桜まつりの開催期間中は駅正面の駅名看板を桜色に変更している[2]。 計画時の駅名は地名に基づく「上宮田駅」であったが、下浦海岸に因むこの名称[3]とし、延長区間を三浦海岸線と呼びPRに努めた。 相対式ホーム2面2線を有する高架駅である。ホームは北東から南西へと延びている。改札は1箇所で、ホームへは階段とエレベーターで連絡している。当駅の起点方(北側)は複線、終点方は単線区間(ただし複線化用地は確保されている)となっており、一部時間帯の下り列車は列車交換のため4 - 5分ほど停車する場合がある。 発着する列車はすべて8両編成だが、12両編成の停車が可能なホーム(有効長約220メートル)を持つ。これはかつて、海水浴客輸送最盛期に列車を同一ホームに2本停車させ旅客整理を行っていた名残である。 下り最終電車の後に2本到着する当駅止まりの下り列車は翌早朝まで留置され、始発の上り列車として発車する。 番線路線方向行先 「三浦海岸 河津桜とまぐろ満喫の旅」キャンペーンの開催に合わせ、2017年2月10日から、三浦市三崎地区が舞台となった山本コウタローとウィークエンドの楽曲「岬めぐり」をアレンジしたものを接近メロディとして使用している[10][注釈 1]。メロディはスイッチの制作で、編曲は塩塚博が手掛けた[11]。 2021年(令和3年)度の1日平均乗降人員は8,390人であり[! 1]、京急線全72駅中58位。 近年の1日平均乗降人員と乗車人員は下記の通り。 年度別1日平均乗降・乗車人員年度1日平均
歴史
1966年(昭和41年)7月7日 - 久里浜線の終着駅として開業[1][4]。
1969年(昭和44年)6月 - ホーム有効長を12両編成分に延伸。
1975年(昭和50年)4月26日 - 久里浜線が三崎口駅まで延伸、中間駅となる[5][4]。
2016年(平成28年)10月24日 - 下りホーム8号車で三菱重工業製ホームドア「どこでもドア」の実証試験を開始[6][7]。翌年9月まで実施された。
2017年(平成29年)2月10日 - 接近メロディを導入。「岬めぐり」が採用された[8]。
2018年(平成30年)5月26日 - 新駅舎の使用を開始。
2019年(令和元年)7月8日 - 京急グループ120周年記念事業の一環としてアニメ放送20周年を迎えるワンピースと京浜急行電鉄とのコラボが実施され、同年9月16日までの期間限定で当駅名看板に副駅名称として「三浦海賊王に俺はなるっ!!!!♂w」が導入される[9]。
駅構造
のりば
1 久里浜線下り三崎口行き
2上り横浜・品川方面
旧駅舎(2012年3月15日)
ホーム(2019年9月)
ホーム有効長 12両編成分(今は柵が設置され入れない)
改札口(2021年2月23日)
旧改札口
実証試験が行われたホームドア「どこでもドア」
接近メロディ
利用状況
乗降人員[12]1日平均
乗車人員[13]備考
1990年(平成02年)[# 1]15,365
1995年(平成07年)[# 1]14,7197,358[* 1]
1998年(平成10年)[# 1]13,6396,766[* 2]
1999年(平成11年)[# 1]13,3836,693[* 3]
2000年(平成12年)[# 1]13,2056,600[* 3]
2001年(平成13年)[# 1]13,2426,605[* 4]
2002年(平成14年)[# 1]12,9426,463[* 5]
2003年(平成15年)[# 1]12,8796,410[* 6]
2004年(平成16年)[# 1]12,6656,314[* 7]
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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