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三方岩岳
三方岩岳(山頂部に飛騨岩・越中岩・加賀岩)
標高1,736[1][2][3] m
所在地石川県白山市[3]
岐阜県大野郡白川村[3]
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯36度15分30秒 東経136度50分40秒 / 北緯36.25833度 東経136.84444度 / 36.25833; 136.84444
三方岩岳(さんぽういわだけ)は、石川県白山市と岐阜県大野郡白川村にまたがり[3]、両白山地の北部に位置する標高1,736 mの山である。白山国立公園内にあり[4]、日本三百名山[3][5]およびぎふ百山[6]に選定されている。 三方岩岳は、飛騨岩(岐阜県側)、越中岩(富山県側)、加賀岩(石川県側)の大岩壁に囲まれていて、この3つの岩壁が山名の由来となっている(諸説あるとされるがこれが通説となっている)[3][7][8]。越中岩には修験者が利用したと伝えられている行者窟がある[3][9]。三方岩岳には2つのピークがあり、南東側が最高地点の三方岩岳、北西側が三方岩岳展望台である。白山白川郷ホワイトロードの駐車場から、後者の三方岩岳展望台への遊歩道がある[3][7]。 この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
概要
登山道
出典検索?: "三方岩岳"
三方岩岳の展望台からは、360度の展望が得られる。白山をはじめとする白山連峰、好天時には北アルプスを望むことができる[7]。山頂に三角点はない。
三方岩登山道
三方岩駐車場(白山白川郷ホワイトロードの三方岩トンネル岐阜県側) - 分岐点 - 三方岩岳
白山白川郷ホワイトロードで最高地点となる三方岩駐車場から約1時間ほどで到達できる[3][7]。登山道は整備されており、比較的軽装で登山できることから[7]、登山者が多い主要ルートとなっている[7]。
ふくべ谷登山道
栂の木台(とがのきだい)駐車場(石川県側) - ふくべ谷上園地展望台 - 分岐点 - 三方岩岳
2018年(平成30年)に新設されたルートで[3][10]、石川県側から三方岩岳への登山が可能となった。往復で約3時間の行程となる[3][10]。
北縦走路
馬狩(まっかり)登山口(白山白川郷ホワイトロード馬狩料金所からの登山口) - 蓮如台 - 三方岩岳
白山白川郷ホワイトロードに合流する分岐道のすぐ先の蓮如台には、駐車場と東屋がある展望台があり、眼下に白川郷を見下ろすことができる。また東側には、人形山などの山並みが見られる。山頂直下には、絶壁の飛騨岩があり、この北側を巻く登山道がある。三方岩岳の山頂は、オオシラビソなどの針葉樹林に覆われている。春先の残雪期には、山頂付近の針葉樹林は雪に埋もれるため、北西方面に笈ヶ岳と大笠山が望める。鶴平新道から望む大窪沼
鶴平新道
大窪登山口 - 鶴平新道 - 赤頭山 - 馬狩荘司山 - 三方岩岳
大窪登山口の南には、大窪沼があり、ミズバショウの群生地となっている。鶴平新道(1973年に大杉鶴平により開設されたルート)は、急坂が続くブナ林で、その稜線上からは、眼下に庄川の鳩谷ダム湖が見下ろせる。赤頭山の先で、北縦走路に合流する。南の野谷荘司山へ進み、さらにその稜線の北縦走路を進むと、両白山地の最高点の白山に到達する。北へ稜線に沿って進むと、馬狩荘司山のピークがあり、いったん下り急坂を登ると、飛騨岩の絶壁上の三方岩岳頂上に達する。次の北西のピークが三方岩岳展望台である。
登山道周辺の植物