三拍子_(お笑いコンビ)
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メンバー高倉陵
久保孝真
結成年
2001年
事務所サンミュージックプロダクション
活動時期2001年 -
出身東京アナウンス学院
出会い専門学校の先輩後輩
現在の活動状況ライブ、ラジオ、YouTubeなど
芸種漫才
ネタ作成者高倉陵
現在の代表番組ラヴィット!
過去の代表番組爆笑オンエアバトル
エンタの味方!など
同期かもめんたる
とにかく明るい安村
チーモンチョーチュウなど
公式サイト公式プロフィール
受賞歴
2008年 爆笑オンエアバトル第10回チャンピオン大会 準優勝
2011年 第10回漫才新人大賞 優秀賞
2011年 第6回決戦!お笑い有楽城 優勝
2012年 第3回お笑いハーベスト大賞 大賞
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三拍子(さんびょうし)は、日本のお笑いコンビサンミュージックプロダクション所属、2001年結成。第3回お笑いハーベスト大賞優勝、THE MANZAI2014ファイナリスト。
メンバー
高倉 陵(たかくら りょう、 (1981-02-16)
1981年2月16日(43歳) - )
ボケ・ネタ作り担当。北海道帯広市出身、北海道帯広柏葉高等学校卒業。身長185 cm、体重76 kg。血液型はO型。顔立ちが整っており、ルックスは良い。目が大きく、ネタ中は瞬きをほとんどしない。花柄の派手なシャツがトレードマークであったが、その後紺のスーツにネクタイを着用する(中のシャツは花柄の場合がある)ことが多くなり2018年末頃からは白地に暖色系の花柄のスーツに白いシャツと朱やオレンジのネクタイを合わせるスタイルを衣装としていた。2022年の単独ライブでロッソネロの新衣装を初披露。現在はスカイブルーのスーツに赤のネクタイとピンクのチーフ、「三」のロゴバッジをつけている。中学時代から芸人を志しており、腹話術などをやっていた。高校から漫才を始める。2007年2月に結婚(2月17日総合格闘技パンクラス所属タレント濱田リカと入籍・2008年3月28日離婚)。披露宴にはNHKアナウンサー(当時『爆笑オンエアバトル』司会)の塚原愛アナが出席した。「塚原さんは30歳になっても結婚していないですよ」と言って相方・久保に「失礼だろ!」とツッコまれた[注釈 1]。24歳頃に営業で行った学園祭で、上半身裸の高校生から恐喝されかける。しかし財布の中身が二千円しかなく、「芸人も大変だな」と逆に慰められた。芸人川柳グランプリ初代チャンピオン。姉の高倉絵理は20万人を超えるフォロワーを持つインスタグラマー兼、PR・キャスティング会社の社長。2021年、人気インフルエンサー4人と共にD2Cファッションブランド『huppe』を立ち上げる。昔、腕を骨折して病院で診察を受けたところ「骨折ではない」と言われ、半年間病院通いを続けマッサージもしてもらっていたが、その後違う病院に行ったら「骨折してますよ」と診断された。さらに当時、骨折部分に隙間が開いていて(いわゆる偽関節)大腿骨から骨を移植する自家骨移植の大手術を受けた。その後、ピースサインが正しくできなくなってしまった(左も右と同じく不自然なので生まれつきらしい)。漂流教室が好きで、絵を描くと劇画風に仕上がる。酸味の強い果物が苦手。ライブやトークで甘噛みが多い。2015年6月20日まで[1]立ち食い蕎麦屋でアルバイトしており、たびたびネタでもそれについて触れていた。またRYO TAKAKURAとして歌詞に様々な蕎麦が入っている「Oh Soba Night!」を作詞作曲し、自ら歌い上げている。「みそソムリエ」認定資格取得(みそソムリエ認定協会)- 2019年11月「みそまるRマスター」称号取得(みそまる普及委員会)- 2019年2022年5月31日を以て解散したラストアイドルのMCを4年務め、箱推しを公言していた。「普通自動車第一種運転免許」取得 - 2022年6月演技力は皆無で本人も自覚しているとされていたが、2022年10月6日より劇団さるしばい第12回本公演<足音>「約束は昔日」に出演、好評を博した。
久保 孝真(くぼ たかまさ、 (1981-10-08) 1981年10月8日(42歳) - )
ツッコミ担当。東京都八王子市出身、光明学園相模原高等学校卒業。身長173 cm、体重102 kg。足のサイズ28.5 cm。血液型はO型。コンビ結成当初は痩せており標準体型だった。しかし、2004年頃から徐々に肥えていった(このため、後述の通り『オンバト』においては出場当初と末期では体型がかなり変動している)。太った理由は、20歳の頃にアルバイトしていたラーメン店の店長の気前が良く、賄いをたらふく食べさせてもらっていたため[2]。白いワイシャツに紺やグレーなどの一般的なスーツを合わせ、木製の蝶ネクタイを着けた衣装であることが多い。2022年の単独ライブでロッソネロの新衣装を初披露。現在はピンクのジャケットに青のパンツ。赤の蝶ネクタイとチーフ「三」のロゴのバッジをつけているがよく「川」になっている。サスペンダーは花柄。キレ気味で、ネタ中にコントへ入る際は妙に演技がかっている。目が細く、いつもニコニコしているように見える。電話の声は大きくて聞き取りづらいため、何を言っているか分からない。父親と父方の祖父は大工。昔はお笑いが好きではなく、漠然と社長になりたかったという。西武ライオンズファン。2019年現在で一番好きな選手はセンターの秋山翔吾。ライオンズ好きが高じて西武ドームの三塁側ベンチレポートなどを担当することがある。ジャニーズに詳しい。同学年の滝沢秀明は出身中学が隣校ということもあり、地元のヒーローとして尊敬しており思い入れが強い。小太りだった頃、『笑いの金メダル』(ネタバトル時代)の1コーナー「有田フライデー」にて相方・高倉の「太ってもないしやせてもないし中途半端だ!」という呼びかけから「デブキャラとやせキャラのどちらがいいか」を番組の観客が審査する運びとなり、その結果デブキャラに決まったが2022年現在もデブキャラの仕事は来ていない。真面目な弟がおり、電話越しで「タイムマシーン3号を見習え!!」と言われた(当時の弟は泥酔していたらしい)。流れ星☆とのトークライブ「猫と花」にて、流れ星☆と高倉は生ビールウーロンハイといったアルコールを注文するも久保は必ず水を頼むという話で、毎回笑いが起きる。この件からたきうえには「水で笑いが来るって考えた方がいいぞ」と言われている。太ってはいるものの運動神経は高く、縄跳びの二重飛びなどが簡単にこなせる。2010年の夏、置いてあったバッグを持ち上げたはずみでぎっくり腰になった。2014年3月28日、かねてから交際していた一般女性との入籍を高倉が報告した[3]。2015年に第一子、2020年に第二子が誕生。憧れの女性はともさかりえ。2022年7月、咳をした途端に肋骨を骨折する。高倉の41歳の誕生日に、自身の好きなスラムダンク全巻をプレゼントしたがまだ読まれていない。糖尿病であり、医師の指示により28kgの減量を行なった。
概要

専門学校(
東京アナウンス学院)のお笑いタレント科(現:芸能バラエティ科)において、以前のコンビを解散した高倉が「この2人のどちらかとコンビを組め」と言われて久保を選び、結成に至る。高倉曰く見た目で言えば実力がなさそうだけど努力しそうな方、という理由で選んだらしい。

コンビ名は、久保の特技が小学校から習っていた和太鼓だったことから和風っぽい名前にしようということになり、高倉がインスピレーションで命名したのが由来[要出典](和太鼓のリズムは通常三拍子ではない)。

デビューして1年ほどでお笑い雑誌のインタビューを受けたり、『爆笑オンエアバトル』に出場し始めたり、『笑いの金メダル』では結成3年で金メダルを1つ取っている。

タイムマシーン3号・ハマカーンとは『爆笑オンエアバトル』の収録(チャンピオン大会や成人の日SP)で一緒になることが多い(「成人の日SP」に至っては「即興ネタバトル」で対決したのがこの3組であった。また、ハマカーンとは合同コントを演じた)。

事務所がサンミュージックであることをネタにする機会がある。また、サンミュージックへの所属を決めたのは高倉だとそのネタで説明している。

2011年1月、永沢たかし(磁石)が結成した、芸歴10年前後の吹きだまり芸人によるユニット「FKD48」に加入。2015年3月「FKDZ」に改名。高倉がダンディ担当→正統派担当で担当カラーは銀色、久保がデブ担当で担当カラーは茶色となっている。2019年、高倉がリーダーに就任。

2014年12月11日、YouTubeの公式チャンネルを立ち上げた。後述のように時事ネタへ取り組んで以来、ニュース番組でのネタ披露を目標に掲げていたが2020年3月1日の『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(AbemaTV)でそのことを吐露後にプロデューサー間で連絡を取り、同じく先輩のカンニング竹山がMCを務める3月3日の『AbemaPrime』(AbemaTV)でのネタ披露が叶った[4]

2018年9月放送の『ENGEIグランドスラム』にて実施された「芸人1000人にアンケート!! 売れてないけど本当は面白い芸人ベスト10」の第1位に選ばれる[5]

2021年6月、漫才協会に入会。

主な賞レースでの出場成績
爆笑オンエアバトル

『爆笑オンエアバトル』(NHK総合)には2002年度から2007年度まで長きに亘って出場し続け、常連組として出演した。出場当初は300KB?400KB台前半の記録が多く、オフエア経験もあったが2004年度から成績が安定していき、高得点を連発し連勝も重ねていった。

初挑戦は2002年4月27日放送回、309KBを記録し7位敗退。初オンエアは同年6月15日放送回で、377KBを記録して5位通過であった。2002年度は年間4勝目を獲得できず(年間3勝止まり)、2003年度は年間4勝は達成したものの長井秀和にボール1個差で及ばず年間ランキング21位となり[注釈 2]、いずれもチャンピオン大会への出場は果たせなかった。ちなみに、2003年度の最後の出場(2004年2月20日放送回)から2008年1月25日放送回まで16連勝を記録している。

上述のように2004年度から成績が安定していき、2004年9月4日放送回にて初のオーバー500を記録すると、2004年11月27日放送回(北海道北見市収録)では自己最高となる529KBを記録[注釈 3]。その年の年間ランキングでは2位を記録し、初のチャンピオン大会出場が叶った。最終結果はファイナルまで出場するも、3位敗退(834KB)に終わる。

2005年度も2度オーバー500を記録するなど高得点を連発すると、年間ランキングでは4位を記録し2年連続でチャンピオン大会に進出。セミファイナルでは初のオーバー1000(1010KB)を記録し、満を持して2年連続でファイナルに進出したが結果は4位敗退(794KB)に終わる。

2006年度は出場した4回全てにおいて480KB以上を記録する強さを見せつけ、自身初となる年間ランキング1位(合計1992KB)[注釈 4]を記録し、3年連続でチャンピオン大会に進出。3年連続でファイナル進出となるも、結果は5位敗退(902KB)に終わった。

2007年度も2戦連続オーバー500を記録するなど安定した成績(出場した4回全てにおいて450KB以上を記録)を残し、年間ランキング3位を記録し4年連続でチャンピオン大会に進出。更に4年連続ファイナル進出を果たした。

第10回チャンピオン大会ファイナルのネタ披露前の紹介VTRではキャッチフレーズが「ラストチャンス!」であったり、高倉が「オンエアバトルに出れなくなりたくないんでね…。ここでチャンピオン獲っとけば来年1回は… 1回出てチャンピオン大会にも出れるということなんでね…」とコメントする場面が放送されるなど、ネタ披露前から「チャンピオンになれなければ(「オンバト」の挑戦は)今大会で最後」という決意を示唆していた。本番では、いつもやっているネタとは一線を画した「ネタ作りで迷った部分を相談して決めていき、その後その内容を舞台で実践する」という異色の漫才を披露し、会場を大いに沸かせた。そして最終的な結果は1006KBを記録、ファイナルでは自身初のオーバー1000を記録したもののトータルテンボスにボール5個差(1026KB)で及ばず2位敗退となり、あと一歩の所で優勝を逃した[注釈 5]。このため、ファイナルでオーバー1000を記録しながらチャンピオンになれなかった唯一の芸人となってしまった。そして、三拍子は今大会を以って『オンバト』を卒業することとなった。


『オンバト』では歴代の挑戦者の中でも屈指の安定感を誇ったコンビであり、2004年度?2007年度内の年間ランキングにおいては4年連続で全て4位以内に入っていた(この記録は三拍子とタイムマシーン3号しか達成していない)。更に過去に出場したチャンピオン大会ファイナルにおいては全て5位以内に入っていたが、1位(チャンピオン)になることは最後まで叶わなかった。

通算成績は22勝3敗。オーバー500獲得回数は通算7回であり番組4位[注釈 6]、16連勝は番組7位[注釈 7]の記録となっている。また、第8回チャンピオン大会ファイナル終了後にはゴールドバトラーにも認定されている。

余談だが久保は現在と比べると出場当初はかなり痩せ型であり、回を重ねる毎に大柄となっていった。また、高倉は出場当初は普通の服装で挑んでいたが2004年度頃から派手な花柄のシャツを着て挑むようになった。

M-1グランプリ

「オンバト」とは対照的に『M-1グランプリ』(朝日放送)とは相性が悪く、毎年3回戦か準決勝進出で終わることが多く成績が安定しなかった。初回の2001年大会からラストイヤーの2016年大会までは、一度も決勝進出は果たせなかった[6]

年度(回)結果エントリー

No.会場日程備考
2001年(第1回)3回戦進出[東京] ルミネtheよしもと11月24日(土)
2002年(第2回)準決勝進出11月30日(土)
2003年(第3回)3回戦進出137411月9日(日)
2004年(第4回)11月21日(日)
2005年(第5回)準決勝進出12月10日(土)
2006年(第6回)12月9日(土)
2007年(第7回)12月8日(土)
2008年(第8回)3回戦進出11月14日(金)
2009年(第9回)準決勝進出3609[東京] よみうりホール12月6日(日)
2010年(第10回)3回戦進出[東京] よしもとプリンスシアター11月12日(金)
2015年(第11回)準々決勝進出[6]1961[東京] 浅草公会堂11月6日(日)
2016年(第12回)3387[東京] NEW PIER HALL11月3日(火)ラストイヤー

その他

お笑いホープ大賞フジテレビ

第1回(2003年)準決勝進出

第2回(2004年)決勝進出

第3回(2005年)決勝進出

第4回(2006年)決勝進出

第5回(2007年)準決勝進出

THE FINAL(2008年)決勝進出


漫才新人大賞社団法人漫才協会

第8回(2009年)決勝進出

第10回(2011年)優秀賞


お笑いハーベスト大賞(一般社団法人 日本音楽事業者協会)

第3回(2012年)優勝


THE MANZAI(フジテレビ)

2012年 認定漫才師

2013年 認定漫才師

2014年 認定漫才師 ワイルドカード決定戦から決勝進出

2015年 プレマスターズ 出場[7]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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