三悪_(タイムボカンシリーズ)
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「アクダマン」はこの項目へ転送されています。1996年のパチンコ機については「アクダマン (1996年のパチンコ機)」をご覧ください。
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三悪(さんあく)は、アニメ『タイムボカンシリーズ』における3人組の悪役を指す。
概要

この項目では、『タイムボカンシリーズ』歴代作品に登場する女性1名・男性2名、計3名を総称して「三悪」と呼ぶ(名称については後で補足)。基本的に正義側に対する悪側(一部作品で例外あり)のキャラクターではあるものの、演者(後述)のコミカルさとアドリブがかった芝居によって強烈な個性を発揮。そうした形で毎度の如く失敗し、敗北する憎めないギャグ悪役として、本来の主役である善玉たちに対して「影の主役」とも言われた。その人気の高さから、タイムボカンシリーズのOVA『タイムボカン王道復古』では三悪が主人公となっているほか、後述するタイムボカンシリーズに関連したゲーム作品でも三悪が主人公やメインキャラとして扱われることが多い。

キャストについては、1975年昭和50年)の『タイムボカン』から2008年平成20年)の『ヤッターマン(リメイク版)』にかけて長らく小原乃梨子八奈見乗児2021年令和3年)に逝去)・たてかべ和也2015年(平成27年)に逝去)が継続して演じていたが、2015年(平成27年)に深夜帯で放送されたスピンオフ系作品『夜ノヤッターマン』において喜多村英梨平田広明三宅健太が「ドロンボー一味の子孫たち」という役どころでキャスティングされ、翌2016年(平成28年)の『タイムボカン24』(当作品の事実上の第2期にあたる『タイムボカン 逆襲の三悪人』を含む)でもこの3名が引き続き三悪に起用された(『24』、および『三悪人』の三悪は歴代三悪と血縁的な関係は無い)。その後は『CRヤッターマン』などで過去に小原たちが演じたキャラクターを喜多村たちが引き継いで演じることとなった。
特徴・歴史

各人の特徴を端的に言うと「美女ではあるが性格がキツい女ボス」、「女子高生好きな発明家の男」、「脳な怪力男」といった感じになる。基本的なキャラクターデザインはシリーズ第1作である『タイムボカン』で天野喜孝がデザインしたものを踏襲している。歴代三悪の女性キャラをほとんど演じた小原乃梨子は歴代の善玉たちのことを「表紙の人」と評した後「善玉は次々と変わるが三悪は(基本的には)同じ」という三悪キャラの本質を述べている[1]

『タイムボカン』は勧善懲悪のSFギャグアニメとしてスタートした。スタッフとしては当然ながら主役が人気が出るように制作していたが、視聴者の間では放送回が進むにつれて、個性やアドリブ芝居などで、悪役である三人組(マージョ・グロッキー・ワルサー)に人気が集中していく。彼らはやがて「三悪」などと通称され、シリーズ全作品を通し「ドクロマーク」を旗印として用い、コスチュームと名前が変わる程度で、ほぼ同一のキャラクターデザインで登場するようになった[2]

その後の各作品では変化を付ける意図から、善悪の立場を逆転させる場合もある。『怪盗きらめきマン』ではヒーロー側が怪盗、三人が警察官刑事)となっている。『夜ノヤッターマン』ではヒーロー側が民衆に圧政を強いる支配者的な存在に、三人がレジスタンスに成っている。

三悪、特に発明家キャラは、物語の展開を中断、第四の壁を突破してテレビの前の視聴者に直接語りかけたり視聴者からのファンレターを読む等、メタフィクション行為を時折り実行する。
三人の呼称について

「三悪」という言葉は『ヤッターマン』の第89話の予告で初めて使われた(ほか『タイムボカン 王道復古』でも「三悪」と呼称)。ただしタツノコプロでは正式に公式の総称を決めておらず、下記に記した様々な呼称も使われている。なお本項では項目の名称として端的に判りやすい「三悪」を採用している。

各作品(「ドロンボー一味」)などのチーム名で呼ぶ事も間違いではないが、総称ではない。

他には「悪玉トリオ」「あの3人組」などが使われる。正義側を後一歩まで追い詰めながらも、詰めの甘さで逆転負けを喫したり、劇中での会話やポカをやらかしたりするケースから、「3バカ(トリオ)」と呼ばれることもある。

『タイムボカン24』の続編シリーズでは『タイムボカン 逆襲の三悪人』という副題が付いている。

『ヤッターマン』(リメイク版)第26話「歴代三悪オールスター勢揃いだコロン!」を収録したDVDに収録されている日本語字幕では「3悪」(「三」がアラビア数字)と表記されている。

三悪一覧およびその配役

作品名チーム名女性リーダー頭脳系怪力系黒幕三悪+α
タイムボカンマージョ一味[3]マージョ (30歳)
(声:小原乃梨子)グロッキー (25歳)
(声:八奈見乗児)ワルサー (35歳)
(声:たてかべ和也)不在不在
ヤッターマンドロンボー一味ドロンジョ (24歳)
(声:小原乃梨子)ボヤッキー (25歳)
(声:八奈見乗児)トンズラー (30歳)
(声:たてかべ和也)ドクロベエ
(声:滝口順平
ゼンダマンアクダマン
(アクダマトリオ)
ムージョ (24歳)
(声:小原乃梨子)トボッケー (25歳)
(声:八奈見乗児)ドンジューロー (30歳)
(声:たてかべ和也)不在ニャラボルタ
(声:池田勝
裁判メカ
(声:宮村義人
オタスケマンオジャママンアターシャ (33歳)
(声:小原乃梨子)セコビッチ (29歳)
(声:八奈見乗児)ドワルスキー (33歳)
(声:たてかべ和也)トンマノマント
(声:池田勝)ゲキガスキー
(声:山本正之
ヤットデタマンミレンジョ一味[4]ミレンジョ (27歳)
(声:小原乃梨子)ジュリー・コケマツ (27歳)
(声:八奈見乗児)アラン・スカドン (30歳)
(声:たてかべ和也)不在ドンファンファン伯爵
(声:山本正之)
コマロ王子
(声:丸山裕子
イッパツマンクリーン悪トリオ[5]ムンムン (26歳)
(声:小原乃梨子)コスイネン (30歳)
(声:八奈見乗児)キョカンチン (30歳)
(声:たてかべ和也)コン・コルドー
(声:肝付兼太)ミンミン
(声:土井美加
隠球四郎
(声:小滝進
今井市郎
(声:千葉繁
イタダキマン二束三文トリオヤンヤン(25歳)
(声:小原乃梨子)ダサイネン(26歳)
(声:八奈見乗児)トンメンタン(30歳)
(声:たてかべ和也)不在竜子
(声:坂本千夏
孫田空作/イタダキマン
(声:田中真弓
きらめきマン花の刑事トリオ
(さんあく刑事)
ルージュ(27歳)
(声:小原乃梨子)ヒエール(29歳)
(声:八奈見乗児)オンドレー(30歳)
(声:たてかべ和也)ドキドキドグリン
(声:滝口順平)[6]不在
ヤッターマン(リメイク版)ドロンボー一味ドロンジョ(自称24歳)
(声:小原乃梨子)ボヤッキー(自称25歳)
(声:八奈見乗児)トンズラー(自称30歳)
(声:たてかべ和也)ドクロベエ
(声:滝口順平)ドクボン
(声:三瓶由布子
ネエトン
(声:たかはし智秋

ヤッターマン(実写映画版)ドロンボー一味ドロンジョ(24歳?)
(演:深田恭子)ボヤッキー(25歳?)
(演:生瀬勝久)トンズラー(30歳?)
(演:ケンドーコバヤシ)ドクロベエ
(声:滝口順平)不在
夜ノヤッターマン新生ドロンボー[7]レパード/ドロンジョ(9歳)
(声:喜多村英梨)ヴォルトカッツェ/ボヤッキー(25歳)
(声:平田広明)エレパントゥス/トンズラー(29歳)
(声:三宅健太)不在[8]オダさま(声:たかはし智秋)
ガリナ/新生ヤッターマン1号
(声:吉野裕行
アルエット/新生ヤッターマン2号
(声:伊藤静[9]
タイムボカン24/
タイムボカン 逆襲の三悪人
アクダーマビマージョ(28歳)
(声:喜多村英梨) ツブヤッキー(年齢不詳)
(声:平田広明)スズッキー(年齢不詳)[10]
(声:三宅健太)オヤダーマ
(声:ホリ)不在
DORONJO?泥川七音(年齢不詳)
(演:池田エライザ)飛悟(年齢不詳)
(演:矢本悠馬)匠苑(年齢不詳)
(演:一ノ瀬ワタル)??

幻の三悪

タイムボカンシリーズには制作には至らず企画のみに終わった作品がある。以下がその三悪。

『タイムボカンエクスプレス』

パンドール、ヘロヘロ、トンネル

黒幕=ソンデモンデ
[11]


『タイムボカンウォーズ サッパリマン』

ジョカルト、チンドルフ、ブルゲンス

黒幕=シャックリー総統[12][13]

なお、サッパリマンの三悪が戦う相手はタイムボカン?イタダキマンの歴代善玉キャラのどれかとなる予定だった[14]
三悪の目的

元祖三悪であるマージョ一味はタイムボカンの初期エピソードで、行方不明になった木江田博士を探す主人公丹平達を苦しめる純粋な悪役で描かれていたが、博士が見つかった中盤以降のストーリーでは互いに共通の物を求めるといった目的で正義側に絡んでいく事になる。『ヤッターマン』以降の作品では、ほぼそれが三悪の行動パターンとなる。

そうして着いた場所で自分達の目的や野望達成の為に悪事を働く事になるが、同じ場所に来た善玉ヒーロー達の介入によって、毎度善玉達と対戦し、その結果敗北する流れになる。
行動動機

1.
タイムボカンマージョ一味
マージョ、グロッキー、ワルサーは「ダイナモンド」を手に入れて大儲けしようと画策し、タイムボカンを追跡、もしくは先に自分達が調査して目的時代に向かい、行った先の時代で主要人物達を騙して利用しようとする。

2.ヤッターマンドロンボー一味
ドロンジョ、ボヤッキー、トンズラーの3人はドクロベエからの指令で、世界各地にあると言われる「ドクロストーン(リメイク版ではドクロリング)」を探す。その為にインチキ商売をして探索及び戦闘用のメカ製作の資金を稼ぐ。ドロンジョが宣伝、ボヤッキーがメカ製作し、インチキがバレるとトンズラーの怪力で客のクレームを力尽くでねじ伏せる。

3.ゼンダマンアクダマン (アクダマトリオ)
不老不死の象徴である「命の源(もと)」を探すため、永遠の美貌を求めるムージョ、トボッケー、ドンジューローが謎のネコのニャラボルタと共に、ゼンダマン2号ことさくらちゃんの祖父である紋者博士の持つ手がかりを、博士からあの手この手で騙して奪い取って時代を巡る。

4.オタスケマンオジャママン
トンマノマントの指令により、表向きにはタイムパトロール隊員であるアターシャ、セコビッチ、ドワルスキーが地球の歴史を改変する指名を帯びてパトロールの振りをして出発。その際にセコビッチとドワルスキー、更に3人に加わった新米隊員ゲキガスキーがいつも、同行するヒカルとナナのオタスケサンデー号にマシントラブルを起こさせる細工で妨害して先行し、行動に移る。


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