三岐線
三岐線を走行する801系電車
(2022年1月 丹生川駅 - 三里駅間)
概要
起終点起点:富田駅(三岐線)、三岐朝明信号場(近鉄連絡線)
終点:西藤原駅(三岐線)、近鉄富田駅(近鉄連絡線)
駅数三岐線15駅、近鉄連絡線1駅
運営
開業1931年7月23日 (1931-07-23)
所有者三岐鉄道
使用車両車両を参照
路線諸元
路線総延長26.5 km (16.5 mi)(富田-西藤原間)
1.1 km (0.68 mi)(三岐朝明信号場-近鉄富田間)
軌間1,067 mm (3 ft 6 in)
最小曲線半径200 m (660 ft)
電化直流1,500 V 架空電車線方式
運行速度最高70 km/h (43 mph)
最急勾配25 ‰ (1 ° 25 ′)
路線図
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停車場・施設・接続路線
凡例
-
0.0*
富田駅
0.0
-
近鉄富田駅
-
0.4*
富田西口駅 -1985
1.1
1.0*
三岐朝明信号場
2.6大矢知駅
4.2平津駅
5.4暁学園前駅
7.1山城駅
9.6保々駅
11.3北勢中央公園口駅 1997-
11.4大長駅 -1997
13.2梅戸井駅
15.3大井田駅 -1986
15.4大安駅 1986-
17.2三里駅
19.7丹生川駅
20.9伊勢治田駅
23.2東藤原駅
←太平洋セメント専用線→
25.4西野尻駅
26.6西藤原駅
大矢知 - 西藤原の各駅のキロ程は近鉄富田から
三岐線(さんぎせん)は、三重県四日市市の富田駅から三重県いなべ市の西藤原駅までを結ぶ三岐鉄道の鉄道路線である。このうち富田駅 - 三岐朝明信号場間は貨物列車専用であり、旅客列車は近鉄富田駅 - 三岐朝明信号場間の近鉄連絡線を通り、すべて近鉄富田駅発着となっている。 全線単線の電化路線である。旅客輸送を行っているほか、富田駅 - 東藤原駅間でセメントを中心とした貨物輸送を行っている。日本においてJR以外でセメント輸送を行う鉄道事業者は三岐鉄道のほかにもあったが、西武鉄道が1996年(平成8年)に、秩父鉄道と樽見鉄道が2006年(平成18年)にセメント輸送を廃止して以降は本路線のみとなっている。 旅客列車は、近鉄富田駅から山城駅辺りまで住宅が集まる区間を走行するが、山城駅を保々駅方面に発車して少しすると広く開けた田園地帯を走行する。さらに伊勢治田駅からは藤原岳の麓を回り込むように進む。路線としては地方のローカル路線であるが、藤原岳などへの登山者を除けば通勤・通学路線としての性格が強い。 旅客列車には、西武鉄道の中古車両が黄色とオレンジ色のカラーリングを施され使用されている。貨物輸送の割合が大きいが、通学・生活路線として、また鈴鹿山脈へのハイキングの足などとして旅客輸送の比率も高まっている。藤原岳へ向かう列車
概要
路線データ
路線距離(営業キロ):
三岐線:富田 - 西藤原間 26.5km(富田 - 三岐朝明間1.0kmは貨物営業のみ)[1]
近鉄連絡線:三岐朝明信号場 - 近鉄富田間 1.1km[1]
軌間:1067mm[1]
駅数:三岐線15駅、近鉄連絡線1駅(いずれも起終点駅含む)[1]
複線区間:なし(全線単線)[2]
電化区間:全線(直流1500V)[2]
最急勾配:25パーミル(伊勢治田 - 東藤原間、東藤原 - 西野尻間)[2]
最小曲線半径:200メートル[2]。
閉塞方式:自動閉塞式[2]
保安装置:ATS-S形
最高速度:70km/h[3]