三宅 由佳莉
MIYAKE Yukari
平成25年度自衛隊音楽まつりで歌唱する
三宅由佳莉
渾名自衛隊の歌姫[1]
海上自衛隊の歌姫[2]
生誕 (1986-12-14) 1986年12月14日(37歳)
日本・岡山県倉敷市
所属組織 海上自衛隊
軍歴2009年 -
最終階級 2等海曹(現役)
出身校日本大学芸術学部
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三宅 由佳莉(みやけ ゆかり、1986年12月14日[3] - )は海上自衛官(2等海曹)で、自衛隊初の専業歌手として声楽採用されたヴォーカリスト(ソプラノ)[2][4][5][6]。クラシックからアニメのテーマソングまで、ジャンルにとらわれない歌声は多くの支持を集めている[7][8]。
現在は防衛大臣直轄部隊である海上自衛隊東京音楽隊に配属。 岡山県倉敷市出身[1][9]。岡山県立岡山城東高等学校普通科音楽系、日本大学芸術学部音楽学科声楽コースを卒業[10][映像 1]。声楽を渡邊馨・山田美保子に師事[10]。 2009年4月に海上自衛隊に入隊。約5か月間の自衛隊の基礎訓練の後、同年9月に東京音楽隊に海上自衛隊初のヴォーカリスト(ソプラノ)として配属され[注 1]、全自衛官でただ1人の専属の「歌手」となった[11][12][13]。[注 2] 2011年末頃、自衛隊音楽まつりの様子が「ニコニコ動画」にアップされると、「歌がうますぎる」「綺麗」「カッコイイ」などと話題になり、その後も東日本大震災の被災地や、高校の吹奏楽部などを訪ねる姿が、フジテレビ系列『FNNスーパーニュース』やNHK『おはよう日本』などの報道・情報番組、読売新聞「顔」のコラムコーナーなどに取り上げられ認知が広がった[14]。また、歌唱する動画がYouTubeにアップされるや再生回数30万回を突破するなど[15][16]、数々のメディアに“美しすぎる自衛官”“海上自衛隊初の歌姫”などと取り上げられ、2013年には自衛官としては異例のメジャー・レーベルからのソロ・デビューに至り[14][16]、同年8月発売のアルバム 『祈り?未来への歌声』が「第55回日本レコード大賞企画賞」、「第28回日本ゴールドディスク大賞クラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤー」、「第6回CDショップ大賞クラシック賞」の3賞を受賞するなど、その評判が社会現象にまでなった[17][18][19]。[注 2] これまでにパリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団(パリ共和国親衛隊音楽隊)、仙台フィルハーモニー管弦楽団、ニュージーランド出身の女性歌手ヘイリー(Hayley Westenra
来歴
入隊後の足跡
2009年
配属から間もない11月に例年日本武道館で開催される自衛隊最大の音楽イベント「自衛隊音楽まつり」に出演。ピアノ(太田紗和子(2等海曹)[注 3])とのデュオで『童神』を歌唱した[映像 2]。以降三宅は2018年まで10年連続で同イベントに出演した。
2013年
3月10日、文京シビックホールで開催された「21世紀の吹奏楽 第16回 “響宴”」に航空自衛隊航空中央音楽隊と共に出演。同音楽隊の演奏と三宅のソプラノで、河邊 一彦[注 4]の『嵯峨野 ?ソプラノと吹奏楽のために?』の初演を行った。
5月5日、日本テレビ系列で放送の『行列のできる法律相談所』に太田紗和子(ピアノ)と共に出演。「美しすぎる海上自衛隊員 生歌をテレビ初披露」と題してスタジオで『Time To Say Goodbye』を歌唱した[20][21]。
7月17日、ユニバーサルミュージック から後日発売予定のアルバムのリード曲『祈り~A PRAYER (PIANO VERSION)』が “三宅由佳莉” 名義でデジタル配信により先行発売されると、各メディアに「CDデビューする自衛官」[11]、「“海上自衛隊の歌姫“ 三宅由佳莉CDデビュー」[12][22]などと報じられた。