三大怪獣_地球最大の決戦
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}

ゴジラシリーズ > 三大怪獣 地球最大の決戦

空の大怪獣 ラドン > 三大怪獣 地球最大の決戦

三大怪獣 地球最大の決戦
Ghidorah, the Three-Headed Monster[出典 1][注釈 1]

監督

本多猪四郎(本編)

円谷英二(特撮)

脚本関沢新一
製作田中友幸
出演者

夏木陽介

星由里子

若林映子

小泉博

ザ・ピーナッツ

伊藤久哉

佐原健二

平田昭彦

志村喬

音楽伊福部昭
撮影

小泉一(本編)

有川貞昌(特撮)

富岡素敬(特撮)

編集

藤井良平(本編)

石井清子(特撮)

製作会社東宝[出典 2]
配給東宝[11][14]
公開 1964年12月20日[出典 3]
上映時間93分[出典 4][注釈 2]
製作国 日本
言語日本語
配給収入約2億1,000万円[33]
前作

モスラ対ゴジラ
(ゴジラ・モスラ前作)

空の大怪獣 ラドン
(ラドン前作)

次作怪獣大戦争
テンプレートを表示
ラドン出現シーンは熊本県の「阿蘇山」火口でロケされた。本作公開直前の10月に運行開始されたばかりの観光登山バス「マウントカー」も登場するキングギドラに壊される「東京タワーキングギドラに壊される「松本城」。松本市内でロケが行われた。キングギドラの引力光線で倒される「横浜マリンタワー

『三大怪獣 地球最大の決戦』(さんだいかいじゅう ちきゅうさいだいのけっせん)は、1964年(昭和39年)12月20日に公開された日本映画[18][20]。「ゴジラシリーズ」の第5作であり[出典 5]、『空の大怪獣 ラドン』と『モスラ対ゴジラ』の直接的な続編にもあたる[6][注釈 3]。製作、配給は東宝[9]総天然色東宝スコープ[出典 7]。併映作品は『花のお江戸の無責任[出典 8]。略称は『地球最大』[出典 9]

初回興行時の観客動員数は、前作『モスラ対ゴジラ』を上回る432万人となった[42][43][注釈 4]
概要

『モスラ対ゴジラ』に続く怪獣映画10周年記念作品の第2弾[23]

ゴジラシリーズ史上、ゴジラが初めて善玉として描かれるなど、以前とは立場を変えることになった作品である[出典 11]。同時に、常に「人類の脅威」であるゴジラを描くという作品姿勢も転機を迎え、以降の作品は怪獣同士の格闘劇が主になっていく[10][注釈 5]。怪獣同士で鳴き声などを通じて明確な意思疎通を行うなど[注釈 6]、擬人的な表現も増えていった[出典 12]

シリーズ最大の悪役(敵役)とされているキングギドラが初登場した作品でもある[出典 13]。タイトルの「三大怪獣」とは、地球の三大怪獣であるゴジラ・ラドンモスラのことを指しており[出典 14]、宇宙超怪獣であるキングギドラのことは含まない[注釈 7]

一応、防衛隊(自衛隊)は登場するものの、戦車や戦闘機などを使った作戦は実施していない。

怪獣たちの最終決戦の場は前々作『キングコング対ゴジラ』でも採用された富士山麓周辺であり、輸出を意識したロケーションとなっている。このような「富士山を背景にしたクライマックスシーン」は次回作『怪獣大戦争』やさらに後年の『怪獣総進撃』でも見られ、いわゆる「お約束的な場面」を確立した。これについて撮影助手で参加していた川北紘一は、ビル街など建物がある場所よりも怪獣自体のキャラクター性を強調するためであったと推測している[54]

オリジナル版は1971年開催の「東宝チャンピオンまつり」での再上映に際して短縮版に改変された(詳細は#再上映を参照)が、2021年には東京現像所による完全再現作業を経て4Kデジタルリマスター版が制作された[55]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:365 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef