三国コカ・コーラボトリング株式会社
Mikuni Coca-Cola Bottling Co., Ltd.
種類株式会社
市場情報東証1部 2572
2013年6月26日上場廃止
本社所在地 日本
〒363-8601
埼玉県桶川市大字加納180
設立1963年8月14日
(三国飲料株式会社)
業種食料品
代表者カリン・ドラガン(代表取締役社長)
資本金1億円
売上高単体1,049億円(2013年12月期)
純資産単体585億円(2013年12月31日現在)
総資産単体770億円(2013年12月31日現在)
従業員数単体652人、連結1,717人
(2012年12月31日現在)
決算期12月31日
主要株主コカ・コーライーストジャパン株式会社 100%
(2013年7月1日現在)
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三国コカ・コーラボトリング株式会社(みくにコカ・コーラボトリング、英: Mikuni Coca-Cola Bottling Co., Ltd,)は、かつて存在した埼玉県、群馬県、新潟県を販売地域とするコカ・コーラのボトラー。
2015年1月1日に親会社のコカ・コーライーストジャパンへ吸収合併された。目次 社名の由来は群馬・新潟を結ぶ、三国峠にちなむ。Jリーグ・浦和レッドダイヤモンズにも出資している他に、その地元埼玉の大宮アルディージャにもユニフォームスポンサー、一部地域の地方博覧会にも「三井・東芝館」の中の三井グループ企業として協賛した時代がある。また、2005年(平成17年)より既存の奨学金制度を手厚くするため「三国コカ・コーラ育英会」を創設した。 グループ会社としてアクアマリンブランドを展開する三国フーズなどがある。 なお、同社営業エリアの関東甲信越各県ついては、千葉県・茨城県・栃木県は利根コカ・コーラボトリング、神奈川県・山梨県・静岡県(旧富士コカ・コーラボトリングエリア)はコカ・コーラ セントラル ジャパン、長野県は北陸コカ・コーラボトリング、東京都は東京コカ・コーラボトリングがそれぞれ担当していた(北陸コカ・コーラボトリングを除きコカ・コーライーストジャパンへ吸収合併)。
1 概要
2 沿革
3 工場
4 基本的な限定製品
5 脚注
概要
沿革
1963年(昭和38年)
8月 - 三国飲料株式会社として、東洋高圧工業(現:三井化学)の全額出資により、埼玉県大宮市(現:さいたま市大宮区)櫛引町1-370に設立。
12月 - 米国ザ・コカ・コーラカンパニーとコカ・コーラ、ファンタの製造並びに販売に関する契約を締結し、埼玉、群馬、新潟三県におけるコカ・コーラ、ファンタの製造、販売権を取得。自社工場完成まで東京コカ・コーラボトリング及び長野コカ・コーラボトリングより製品を調達し販売。
1964年(昭和39年)
3月 - 三国コカ・コーラボトリング株式会社に商号変更。
5月 - 本社敷地内の桶川工場操業開始。自社生産を開始。
1969年(昭和44年)2月 - 群馬工場(現・群馬支社)操業開始。
1970年(昭和45年)2月 - 新潟工場(現・新潟支社)操業開始。
1971年(昭和46年)
3月 - 株式上場を目的とした株式額面変更のため、川上醤油株式会社に吸収合併され、直ちに三国コカ・コーラボトリング株式会社に商号変更。
5月 - 岩槻工場(後に埼玉第一工場に改称→現コカ・コーライーストジャパンプロダクツ岩槻工場)操業開始。
7月 - 東京証券取引所市場第二部・新潟証券取引所に株式を上場。
1972年(昭和47年)4月 - 三井東圧化学(旧:東洋高圧工業、現:三井化学)から三井物産に経営権移転。
1974年(昭和49年)1月 - 日本コカ・コーラ埼玉工場の経営権取得及び従業員受け入れの元、前年に設立していたサツキ飲料をサツキコカ・コーラキャンニング(三国コカ・コーラボトリング埼玉第二工場を経て、現在はコカ・コーライーストジャパンプロダクツ埼玉工場)に改名し本格的に営業を開始。
1982年(昭和57年)12月 - 操業停止後も残していた一ラインを岩槻工場に移設し、桶川工場を完全閉鎖。岩槻に移設されたラインは全国初の1.5リットルPET製品を生産できるマルチびんラインに改造された。
1984年(昭和59年)3月1日 - グループ会社の車両整備を担当する新三国モーターズ・サービス株式会社を設立。
1985年(昭和60年) - サツキコカ・コーラキャンニングを吸収合併。
1987年(昭和62年)6月 - 東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。
1991年(平成3年)3月 - 旧本社隣に新本社新築。
1998年(平成10年)12月 - 三国アセプティック株式会社設立。
2000年(平成12年)12月 - 新潟工場閉鎖。
2001年(平成13年)10月 - コカ・コーライーストジャパンプロダクツの発足に伴い、埼玉第一工場及び埼玉第二工場の営業権を譲渡。
2002年(平成14年) - 群馬工場閉鎖。
2009年(平成21年)6月1日- 100%子会社・ 新三国モーターズ・サービス株式会社の株式をSGモータース(佐川HDG)に全株式を売却
2011年(平成23年)2月 - 北本市の「北本水辺プラザ公園」(仮称)の命名権取得。「三国コカコーラ北本みずべひろば」となる。公園自体は2012年(平成24年)3月完成予定だが、建設費用や公園維持費などを三国コカコーラが協賛金(命名権料)として捻出する。
2012年(平成24年)12月 - 株式譲渡により、筆頭株主が三井物産からザ コカ・コーラ カンパニーの100%子会社であるヨーロピアンリフレッシュメンツ(本社:アイルランド)に移行[1][2]。
2013年(平成25年)
6月26日 - 上場廃止。
7月1日 - コカ・コーライーストジャパン株式会社を持株会社として、当社とコカ・コーラ セントラル ジャパン、東京コカ・コーラボトリング、利根コカ・コーラボトリングの4社が株式交換と分割により経営統合[3][4]。当社はコカ・コーライーストジャパン株式会社の完全子会社となる。