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三匹の侍
ジャンル時代劇
原作五社英雄、柴英三郎、細野耕三
脚本柴英三郎、阿部桂一、大垣肇、石堂淑朗、猪俣勝人、丹菊保寿、茂木草介、寺田信義、愛川直人、竹内勇太郎、馬場当、生駒千里、渡辺臣蔵、大野靖子、浅間虹児、榎本滋民、早坂暁、大工原正泰、山内鉄也、野上龍雄、田上雄、星川清司、関上芳裕、下飯坂菊馬、有高扶桑、勝目貴久、津上忠、寺島アキ子、播磨幸治
監督五社英雄、藤井謙一、勝目貴久、荒井忠、内野満寿男、須藤実、岡田太郎
出演者丹波哲郎
平幹二朗
長門勇
加藤剛
時代設定文政年間
製作
プロデューサー五社英雄
制作フジテレビ
放送
放送国・地域 日本
第1シリーズ
放送期間1963年10月10日 - 1964年4月9日
放送時間木曜20:00 - 20:56
放送枠フジテレビ木曜夜8時枠時代劇
放送分56分
回数26
第2シリーズ
放送期間1964年10月1日 - 1965年4月15日
放送時間木曜20:00 - 20:56
放送分56分
回数27
第3シリーズ
放送期間1965年10月7日 - 1966年4月7日
放送時間木曜20:00 - 20:56
放送分56分
回数27
第4シリーズ
放送期間1966年10月6日 - 1967年3月30日
放送時間木曜20:00 - 20:56
放送分56分
回数26
第5シリーズ
放送期間1967年10月5日 - 1968年3月28日
放送時間木曜20:00 - 20:56
放送分56分
回数26
第6シリーズ
放送期間1968年10月3日 - 1969年3月27日
放送時間木曜20:00 - 20:56
放送分56分
回数25
特記事項:
モノクロ作品。第1-3シリーズは一部VTR撮影を導入した生放送のため現存せず。
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『三匹の侍』(さんびきのさむらい)は、1963年(昭和38年)から1969年(昭和44年)にかけてフジテレビ系列で毎週木曜日20時から20時56分に放映された連続テレビ時代劇。最高視聴率は42パーセントを記録した。全6シリーズ(157話)。第3シリーズまで生放送・一部モノクロフィルムおよびVTR、第4シリーズ以降モノクロVTR・一部モノクロフィルム作品。
第1シリーズ放映終了後に松竹とさむらいプロの共同制作により、五社英雄監督の演出で映画化された(後述)。
1970年にはレギュラー出演者を代えた『新 三匹の侍』(しんさんびきのさむらい 13話・カラーフィルム作品)が制作された。この項目では『新 三匹の侍』についても後述する。 文政年間を舞台に、宿場から宿場へと、あてどのない流浪の旅を続ける三匹の凄腕浪人が、庶民を苦しめる権力や悪人と闘う、というストーリー[1][2]。当初は丹波哲郎、平幹二朗、長門勇の3人がレギュラーに起用されたが、第2シリーズからはリーダー格の丹波に代わって時代劇初出演の加藤剛がレギュラーに加わり、平がリーダー格となった。当時、浅草のコメディアン出身で全国的には無名だった長門は、この作品で『おえりゃあせんのう』などのとぼけた岡山弁を操る槍の名手・桜京十郎を演じ、人気俳優となった[3]。 演出を担当したのは当時フジテレビのディレクターだった五社英雄。それまでの時代劇にはなかった独自のアクション表現が話題を呼んだ。かつてない斬新な殺陣とカメラワークに加え、刀で人を斬る演技の際に、リアル感を表現するために、時代劇ではじめて効果音が使われた[4][注釈 1]。 当時はテレビドラマは生放送が当たり前の時代で、映画と違って休憩をはさみながらカットごとに殺陣を撮影するという手段が使えず、俳優への負担が危惧されたが、当時の新技術であったVTRの一部導入で乗り切った[3]。 レギュラー放送終了後の1983年に「時代劇スペシャル」枠で新作の放送を予定していたが、五社のスケジュールの問題で頓挫した(詳細は陽暉楼#逸話を参照)。
三匹の侍
放送期間(三匹の侍)
三匹の侍
第1シリーズ:1963年10月10日?1964年4月9日 (全26話)
第2シリーズ:1964年10月1日?1965年4月15日 (全27話)
第3シリーズ:1965年10月7日?1966年4月7日 (全27話)
第4シリーズ:1966年10月6日?1967年3月30日 (全26話)
第5シリーズ:1967年10月5日?1968年3月28日 (全26話)
第6シリーズ:1968年10月3日?1969年3月27日 (全25話)
キャスト(三匹の侍)
柴左近:丹波哲郎 (第1シリーズ) ※他に第2シリーズ第12話に同役でゲスト出演
桔梗鋭之介:平幹二朗 (第1シリーズ?第6シリーズ)
桜京十郎:長門勇 (第1シリーズ?第6シリーズ)
橘一之進:加藤剛 (第2シリーズ?第6シリーズ)
スタッフ(三匹の侍)
原作:五社英雄、柴英三郎、細野耕三
プロデューサー:五社英雄
脚本:柴英三郎、阿部桂一、大垣肇、石堂淑朗、猪俣勝人、丹菊保寿