三亜
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中華人民共和国 海南省 三亜市
天涯海角天涯海角
旧称:崖州、崖県
海南島中の三亜市の位置海南島中の三亜市の位置
中心座標 .mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯18度15分12秒 東経109度30分13秒 / 北緯18.25333度 東経109.50361度 / 18.25333; 109.50361
簡体字三?
繁体字三亞
.mw-parser-output .jis2004font{font-family:"源ノ角ゴシック JP Normal","源ノ角ゴシック JP","Source Han Sans Normal","Source Han Sans","NotoSansJP-DemiLight","Noto Sans CJK JP DemiLight","ヒラギノ角ゴ ProN W3","ヒラギノ角ゴ ProN","Hiragino Kaku Gothic ProN","メイリオ",Meiryo,"新ゴ Pr6N R","A-OTF 新ゴ Pr6N R","小塚ゴシック Pr6N M","IPAexゴシック","Takaoゴシック","XANO明朝U32","XANO明朝","和田研中丸ゴシック2004絵文字","和田研中丸ゴシック2004ARIB","和田研中丸ゴシック2004P4","和田研細丸ゴシック2004絵文字","和田研細丸ゴシック2004ARIB","和田研細丸ゴシック2004P4","和田研細丸ゴシックProN",YOzFont04,"IPA Pゴシック","Yu Gothic UI","Meiryo UI","MS Pゴシック";font-feature-settings:"jp04"1}?音S?nya
カタカナ転写サンヤー
国家 中華人民共和国
海南
行政級別地級市
面積
総面積1,919.6 km²
人口
総人口(2020)103.14 万人
経済
GDP(2020)695.41億元
一人あたりGDP67,424元
電話番号0898
郵便番号572000
ナンバープレート瓊B
行政区画代碼460200
公式ウェブサイト: ⇒http://www.sanya.gov.cn/

三亜市(さんあ-し)は中華人民共和国海南省地級市海南島の最南端に位置し、海南省で第二の都市である。
地理

三亜は海南島南端に位置し南シナ海に面した、北緯18度9分から18度37分(ハワイとほぼ同緯度)、東経108度56分から109度48分の地点に位置し、海岸線は209キロメートルにおよぶ。熱帯の気候と美しい海浜で知られ、特に亜龍湾(ヤーロン・ベイ)はヒルトンシェラトンマリオットザ・リッツ・カールトンなど外資系の高級ホテルが立ち並ぶ、中国有数のビーチリゾートとして人気のある旅行先となっている。

三亜は年間を通じて比較的に暑く、年平均最高気温は30.2℃で、海水温は季節によって変化し、一般的に22-32℃の間にある。

気象記録が始まって以来、三亜の年間平均気温は変動しながら温暖化している。 2023年を例にとると、三亜の年間平均気温は平年より0.5°C高い27.0°Cで、最も寒い月(1月)の平均気温は22.2°C、最も暑い月(6月)の平均気温は29.9°Cです。

森林や海中は豊かな生態系が残り、多様な鳥類魚類が生息している。天然ガス石灰岩花崗岩などの鉱物資源も豊富であり近年開発が急速に進められている。

三亜市街地の東の楡林港第二次世界大戦時には日本海軍の根拠地の一つであり、現在は楡林海軍基地がある。その東の亜竜湾の東側には、戦略型ミサイル原子力潜水艦晋級などが駐留する亜竜湾海軍基地がある[1]


三亞 (1991?2020)の気候
月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年
最高気温記録 °C (°F)30.4
(86.7)31.0
(87.8)33.2
(91.8)34.5
(94.1)35.4
(95.7)35.9
(96.6)34.5
(94.1)34.3
(93.7)35.5
(95.9)33.7
(92.7)32.6
(90.7)31.9
(89.4)35.9
(96.6)
平均最高気温 °C (°F)26.6
(79.9)27.3
(81.1)29.1
(84.4)31.1
(88)32.4
(90.3)32.5
(90.5)32.0
(89.6)31.9
(89.4)31.7
(89.1)30.9
(87.6)29.6
(85.3)27.3
(81.1)30.2
(86.36)
日平均気温 °C (°F)22.3
(72.1)23.1
(73.6)25.2
(77.4)27.4
(81.3)29.1
(84.4)29.5
(85.1)28.9
(84)28.6
(83.5)28.0
(82.4)27.0
(80.6)25.4
(77.7)23.1
(73.6)26.47
(79.64)
平均最低気温 °C (°F)19.6
(67.3)20.6
(69.1)22.8
(73)25.0
(77)26.5
(79.7)26.9
(80.4)26.5
(79.7)26.2
(79.2)25.4
(77.7)24.2
(75.6)22.7
(72.9)20.4
(68.7)23.9
(75.03)
最低気温記録 °C (°F)5.1
(41.2)11.0
(51.8)10.5
(50.9)19.1
(66.4)19.8
(67.6)21.3
(70.3)22.1
(71.8)21.8
(71.2)20.1
(68.2)14.7
(58.5)7.9
(46.2)7.1
(44.8)5.1
(41.2)
降水量 mm (inch)6.5
(0.256)13.0
(0.512)21.4
(0.843)52.3
(2.059)132.8
(5.228)173.5
(6.831)212.6
(8.37)234.9
(9.248)251.0
(9.882)268.6
(10.575)71.0
(2.795)15.6
(0.614)1,453.2
(57.213)
平均降水日数 (?0.1 mm)3.43.63.95.610.014.013.816.017.013.56.63.7111.1
湿度84.385.883.980.47673.87273.579.581.88282.879.65
出典1:National Meteorological Center of CMA[2]
出典2:China Meteorological Administration[3]

歴史「崖州 (海南省)」も参照

三亜の名称は「三亜河」(旧称: 臨川水)に由来する。三亜の東西から流入する川が合流しY字となっていたことより三亜と命名された。

三亜が中原の支配を受けるようになったのは前漢のことである。秦代には崖州が設置されていたが、実際の支配は武帝により南越国が滅亡された後の前110年に臨振県が設置された後である。その後臨振郡、崖州、珠崖軍、吉陽軍、崖州と名称の変遷があった。明代の『正徳瓊台志』には既に「三亜村」、「三亜里」の的記載が登場している。末の1905年光緒31年)に崖州は直隷州となり万安・陵水・昌化・感恩の四県を管轄するようになった。

中華民国が成立すると1912年に直隷州は廃止され、崖県が設置され県治が三亜に設置され、三亜が地域の中心として発展するようになった。1984年5月に崖県は県級市の三亜市に昇格、更に1987年11月に地級市に昇格し現在に至っている。

かつては中国と東南アジアとの間の海路の中継点にあたる場所であり海上交通中継地・軍事上の要地ともされたが、同時に中原政権にとり辺境に位置する三亜は歴代王朝により流刑地として使用されていた。歴史的にリー族ミャオ族が多く、その他イスラム教を信仰する回族も一定数いるが、中国全土からの人口流入により漢族が人口の大半を占めるにいたっている。
行政区画

4市轄区を管轄する。

市轄区:

吉陽区海棠区天涯区崖州区

三亜市の地図
海棠区吉陽区天涯区崖州区

年表

この節の出典[4][5][6]
海南行政区海南リー族ミャオ族自治区

1952年11月 -
広東省海南行政区楽東県白沙県保亭県を編入。海南行政区海南リー族ミャオ族自治区が成立。(5県)

楽東県・白沙県の各一部が海南行政区昌感県の一部と合併し、東方県が発足。

保亭県・白沙県の各一部が海南行政区屯昌県楽会県万寧県の各一部と合併し、瓊中県が発足。


1953年7月1日 - 海南行政区陵水県崖県を編入。(7県)

1955年9月 - 海南行政区海南リー族ミャオ族自治区が海南行政区海南リー族ミャオ族自治州に改称。

海南行政区海南リー族ミャオ族自治州


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