三井E&S
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株式会社三井E&S
MITSUI E&S Co., Ltd.

種類株式会社
市場情報東証プライム 7003
1949年5月16日上場大証1部(廃止) 7003
1949年5月14日 - 2013年1月21日名証1部 7003
2013年1月21日上場廃止福証 7003
2013年1月21日上場廃止札証 7003
2013年1月21日上場廃止
略称MES
本社所在地 日本
104-8439
東京都中央区築地五丁目6番4号
(浜離宮三井ビルディング)
設立1937年昭和12年)7月31日
(株式会社玉造船所)
業種機械
法人番号9010001034946
事業内容船舶機械プラント環境など
代表者高橋岳之代表取締役社長CEO
松村竹実(代表取締役副社長CFO
資本金88億46百万円
発行済株式総数8,973万7千株
売上高連結:3,013億75百万円
単独:1736億79百万円
(2024年3月期)
営業利益連結:196億30百万円
単独:120億85百万円
(2024年3月期)
経常利益連結:207億11百万円
単独:139億21百万円
(2024年3月期)
純利益連結:250億51百万円
単独:141億21百万円
(2024年3月期)
純資産連結:1465億11百万円
単独:711億11百万円
(2024年3月期)
総資産連結:4,671億11百万円
単独:4,635億91百万円
(2024年3月期)
従業員数連結:5747名
(2023年3月31日現在)
決算期3月31日
会計監査人有限責任あずさ監査法人
主要株主日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 13.27%
今治造船 4.41%
三井物産 2.91%
モルガン・スタンレーmufg証券株式会社 2.04%
主要子会社株式会社三井E&S DU 100%
株式会社加地テック 51.2%
関係する人物加藤泰彦(元代表取締役社長・会長)
山本隆樹(元代表取締役副社長兼CCO)
田中孝雄(元代表取締役社長・会長)
外部リンク ⇒www.mes.co.jp
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株式会社三井E&S(みついイーアンドエス、MITSUI E&S Co., Ltd.)は、機械、船舶エンジン、エンジニアリングなどを手掛ける三井グループ重工業メーカー。

旧社名は株式会社三井E&Sホールディングス(みついイーアンドエスホールディングス、Mitsui E&S Holdings Co., Ltd.)。三井造船株式会社(みついぞうせん、Mitsui Engineering & Shipbuilding Co.、Ltd.)が2018年(平成30年)4月1日付をもって持株会社制へ移行した際に旧社名に変更したが[1]、2023年(令和5年)4月1日付で純粋持株会社制を解消し、現社名に変更された。三井グループ中核企業として三井広報委員会に属している。
概要

三井物産岡山県児島郡日比町玉(現・玉野市)に設立した造船部を発祥とし、太平洋戦争時には各種軍用艦の建造に携わった。現在では船舶用ディーゼルエンジンといった船舶分野だけでなく、発電・化学プラントといったエンジニアリング事業や、港湾クレーン、橋梁の建設など社会インフラ事業まで多岐にわたる。なお、戦前から行っていた艦艇事業は譲渡し、撤退している。
連結子会社
機械・システム事業

2023年4月1日付けで三井E&Sマシナリーが三井E&Sに吸収合併されたため、子会社も三井E&Sの傘下に異動している。

加地テック

三井E&Sパワーシステムズ

三井ミーハナイト・メタル

三井E&Sテクニカルリサーチ

三造加工

アヅママシナリー

PACECO Corp.

三井E&Sエンジニアリング

エンジニアリング事業を引き継いだ事業会社。プラント建設やスーパーカミオカンデなど素粒子関連の施設の建設も手掛けている。

浜松グリーンウェーブ

DASH Engineering Philippines, Inc.

三井E&S DU

2023年4月1日付で、IHI原動機より2ストローク舶用大型エンジン「WinGD」及び4ストロークディーゼルエンジン「S.E.M.T Pielstick」のライセンス、並びにその付随事業を受け継いだ株式会社IPS相生の全株式を取得。同日、社名を株式会社三井E&S DUに改称した。これによりグループの中核事業である舶用大型エンジン部門としては、三井E&S本体の「MAN Energy Solutions」と三井E&S DUの「WinGD」とのダブルライセンスとなった[2]
その他

株式会社三井造船昭島研究所

流体力学を中心とした海洋、造船技術の研究開発等を行う企業。自律操船システムでは世界のトップランナー。

三井E&Sシステム技研株式会社

旧三井造船システム事業本部を基とし、グループ企業のシステム全体を担うのみならず、幅広い業種に対してシステム販売等を行っている。特に造船業向け製造システムでは日本トップクラスであり、ハードウェアから自社生産を行っている。

三井造船特機エンジニアリング

造船操業支援から各種鉄鋼物・機械・パイプの設計、生産まで幅広く業務を行い、設計受託業務も行っている。

TGE Marine Gas Engineering GmbH

ガス運搬船、ガス焚きディーゼルエンジンの燃料系統設計等を得意のする会社で、欧州域内で中小型液化ガス運搬船の設計に多数の実績がある。

他海外拠点多数

持分法適用関連会社
三井海洋開発

2021年11月25日、三井海洋開発の株式を売却し、連結子会社から持分法適用関連会社となった(東証プライム上場要件を満たすため)[3]

 詳細は「三井海洋開発」を参照
三井E&S造船

2021年10月1日に艦艇事業は三菱重工業(三菱重工マリタイムシステムズ)へ譲渡し撤退。同じく2021年10月1日に船舶・艦艇事業等を除いた商船事業をする同社株式の49%を常石造船へ譲渡。

2022年10月3日、常石造船へ株式17%を追加譲渡し、連結子会社から持分法適用関連会社となり三井E&Sグループから離脱、常石造船株式会社の連結子会社となった。社名変更は行っていないが少数の株式を保持するのみで経営、人事、技術等において関連はない。また旧三井造船の承継会社は旧三井E&Sホールディングスであり、現株式会社三井E&Sのため三井E&S造船ではない。[4]

MES由良ドック

MESシッピング

新潟造船

沿革

1917年大正6年)11月 - 三井物産の造船部として岡山県児島郡日比町玉(現・玉野市)で創業。

1937年昭和12年)7月31日 - 株式会社玉造船所として独立。初代会長は三井物産常務など[5]三井色は保持。

1942年(昭和17年)1月 - 三井造船株式会社に商号変更。

1949年(昭和24年)5月 - 東京証券取引所大阪証券取引所に上場。

1952年(昭和27年) - 本社を東京に移転。

1960年(昭和35年)11月 - 三井造船エンジニアリング株式会社を設立。

1962年(昭和37年)

5月 - 千葉工場操業開始。

10月 - 日本開発機製造株式会社と合併。


1964年(昭和39年)2月 - 東海鋳造株式会社(現・三井ミーハナイト・メタル)を設立。

1967年(昭和42年)10月 - 株式会社藤永田造船所を合併。

1973年(昭和48年)

3月 - 東洋鉄構株式会社(後の三井造船千葉機工エンジニアリング)を設立。

4月 - 修繕船専門工場、由良工場操業開始。


1974年(昭和49年)2月 - 播磨工事株式会社を設立。

1978年(昭和53年)6月 - 昭島研究所(現・三井造船昭島研究所)開設。

1981年(昭和56年)10月 - 大分事業所操業開始。

1985年(昭和60年)10月 - 三造環境サービス株式会社(のちの三井E&S環境エンジニアリング)を設立。


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