株式会社三井E&Sホールディングス
Mitsui E&S Holdings Co., Ltd.
種類株式会社
市場情報東証1部 7003
株式会社三井E&Sホールディングス(みついイーアンドエスホールディングス)は、造船、機械、プラントなどを手掛ける三井グループの重工業メーカー。
旧社名は三井造船株式会社(みついぞうせん、Mitsui Engineering & Shipbuilding Co.、Ltd.)。2018年(平成30年)4月1日付をもって持株会社制へ移行した[1]。三井広報委員会に属している。目次 三井物産が玉(現岡山県玉野市)に設立した造船部を発祥とし、大東亜戦争時には各種軍用艦の建造に携わった。現在では商船、自衛隊の艦艇、船舶用ディーゼルエンジンといった船舶分野だけでなく、発電・化学プラントといったエンジニアリング事業や、港湾クレーン、橋梁の建設など社会インフラ事業まで多岐にわたる。 主に船舶、機械、エンジニアリングの3つの事業を柱とする。傘下には浮体式海洋石油・ガス生産設備(FPSO)で大きなシェアを誇る三井海洋開発を持つ。またメタンハイドレートの実用化に向けた研究も進めており、他の重工業メーカーと比べ海洋分野に力を入れていることが特徴である。 日経平均株価構成銘柄の1つである。 船舶・艦艇事業を引き継いだ事業会社。 機械・システム事業を引き継いだ事業会社。主力製品の港湾クレーンや船舶用エンジンは国内外で大きなシェアを占める。 エンジニアリング事業を引き継いだ事業会社。プラント建設やスーパーカミオカンデなど素粒子関連の施設の建設も手掛けている。 詳細は「三井海洋開発」を参照 三井E&Sシステム技研 Burmeister & Wain Scandinavian Contractor A/S 他
1 概要
2 主要グループ企業
2.1 三井E&S造船
2.1.1 関連会社
2.2 三井E&Sマシナリー
2.2.1 関連会社
2.3 三井E&Sエンジニアリング
2.3.1 関連会社
2.4 三井海洋開発
3 沿革
4 事業拠点
5 主製品
5.1 艦船・艦艇
5.1.1 艦艇
5.1.2 船舶
5.2 鉄道車両
5.3 船舶用エンジン
6 脚注
7 参考文献
8 外部リンク
概要
主要グループ企業
三井E&S造船
関連会社
MES-KHI由良ドック
三井造船昭島研究所
三井造船特機エンジニアリング
MESシッピング
四国ドック
新潟造船
TGE Marine Gas Engineering GmbH
三井E&Sマシナリー
関連会社
加地テック
三井E&Sパワーシステムズ
三井E&S鉄構エンジニアリング
三井ミーハナイト・メタル
三井E&Sテクニカルリサーチ
三造加工
ドーピー建設工業
アヅママシナリー
PACECO Corp.
三井E&Sエンジニアリング
関連会社
三井E&S環境エンジニアリング
浜松グリーンウェーブ
市原グリーン電力
別海バイオガス発電
Engineers and Constructors International, Inc.
DASH Engineering Philippines, Inc.
三井海洋開発
沿革
1917年(大正6年)11月 - 三井物産の造船部として岡山県児島郡日比町玉(現玉野市)で創業。
1937年(昭和12年)7月 - 株式会社玉造船所として設立。
1942年(昭和17年)1月 - 三井造船株式会社に商号変更。
1949年(昭和24年)5月 - 東京証券取引所・大阪証券取引所に上場。
1952年(昭和27年) - 本社を東京に移転。
1960年(昭和35年)11月 - 三井造船エンジニアリング株式会社を設立。
1962年(昭和37年)5月 - 千葉工場操業開始。
1962年(昭和37年)10月 - 日本開発機製造株式会社と合併。
1964年(昭和39年)2月 - 東海鋳造株式会社(現三井ミーハナイト・メタル株式会社)を設立。
1967年(昭和42年)10月 - 株式会社藤永田造船所を合併。
1973年(昭和48年)3月 - 東洋鉄構株式会社(後の三井造船千葉機工エンジニアリング株式会社)を設立。
1973年(昭和48年)4月 - 修繕船専門工場、由良工場操業開始。
1974年(昭和49年)2月 - 播磨工事株式会社を設立。
1978年(昭和53年)6月 - 昭島研究所(現株式会社三井造船昭島研究所)開設。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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