三井松島ホールディングス株式会社
MITSUI MATSUSHIMA HOLDINGS CO.,LTD.種類株式会社
市場情報東証プライム 1518
三井松島ホールディングス株式会社(みついまつしまホールディングス)は、福岡県福岡市中央区に本社を置く企業。 元々は池島炭鉱で炭鉱事業が行われていた。社名の「松島」は、かつて長崎県の松島にあった松島炭鉱に由来する。 2014年2月に日本ストローを傘下を収めたのを皮切りに、M&Aによる事業承継にも着手し、2018年10月に主事業であった石炭販売事業を分社化して持株会社へ移行してからは明光商会や日本カタンを傘下に収めるなど事業承継を加速させ、特定の分野で長けているニッチ企業に特化したグループを統括する企業としての位置づけも強くなっている。 三井グループ各社の役員間の相互親睦と情報交換を目的とする会合である「三井月曜会」の加盟企業であり、三井住友銀行が主要株主のひとつとなっているが、創業の地である長崎県の地元の金融機関である十八親和銀行(旧:親和銀行)も主要株主として出資している。
概要
沿革
1913年(大正2年)1月 - 古賀家(古賀鉱業)の経営する松島炭鉱(長崎県)を共同開発するため、三井鉱山と古賀鉱業の出資により設立。当初の社名は松島炭鉱株式会社。初代会長古賀春一。
1929年(昭和4年)6月26日 - 松島炭鉱第3坑で出水事故。作業員42人が溺死[2]。
1935年(昭和10年) - 三井鉱山より大島炭鉱の権益取得、開発着手。
1940年(昭和15年)3月 - 松島炭鉱事実上閉山。
1949年(昭和24年)11月27日 - 大島町内に存在した大島第2坑でガス爆発が発生。死者7人、負傷者46人[3]。
1951年(昭和26年)9月7日 - 大島第1坑でガス爆発が発生。死者10人、重症者5人[3]。
1952年(昭和27年)1月 - 資本金を50百万円に増資し、同年3月池島坑の開発に着手。
1961年(昭和36年)10月 - 東京証券取引所2部に上場。
1962年(昭和37年)2月 - 東京証券取引所1部へ指定替え。同年4月福岡証券取引所に上場。