三井山
三井山(2008年9月)
標高108.79[1] m
所在地 岐阜県各務原市三井町大字高山
1995-54番地[1]
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度23分16.4秒 東経136度50分48.3秒 / 北緯35.387889度 東経136.846750度 / 35.387889; 136.846750
三井山(みいやま)は、岐阜県各務原市にある標高109mの独立した小さな山である。 各務原市の西部の新境川と航空自衛隊岐阜基地の間に位置する。元々は東西に長い山であった[3]。 山頂付近には戦国時代の城である三井城の址があり、二等三角点が設置されている[1](点名は「三井村」)。 別名は龍宮山。かつて山頂には、式内社の御井神社が存在し、御井神として山自体が信仰の対象であった。磐座の祭祀遺跡もあり、多くの出土品が発見されている。また山腹には、三井山古墳(御井神社境内古墳)という古墳がある[4]。 三井山は東西に独立した山になり、東は自衛隊の施設になった。東には岐阜基地の飛行場灯台が、西には航空障害灯がそれぞれ設置されている。 周辺は三井山ふれあいの森として整備されている。一帯は三井山公園として整備されている[5]。 麓には御井大神(御井神社祭神)が掘ったと伝わる、御井池(三井池)があり、かつての木曽川の河跡と推測される。昭和初期までは今の約5倍の広さがあったが、埋め立てられている。御井神社の別宮の御井池龍神神社(三井池龍神神社)が置かれている。 西側には、木曽川水系の新境川が流れ三井龍神橋があり、その東側が三井山遊歩道の入口となっている。1周約1km程の遊歩道が整備され、山頂と途中には休憩所となる東屋が設置されている。山頂からは、金華山、伊吹山、濃尾平野などを見渡すことができる。
概要
年表
戦国時代、三井山は戦略上重要な場所として、土岐氏の土岐弥一郎(三井弥一郎)により三井城が築城される。このさい、御井神社は麓(各務原市三井町)の御井神社と上中屋(各務原市上中屋町)の天神社(現、天神神社)に移転している。
1548年(天文17年)、三井城は尾張国の織田信秀に攻められ落城する。三井城が廃城後、山頂には御井神社奥之宮が創建されている。
1968年(昭和43年)ごろから、山の中央が削られはじめる。
1980年(昭和55年)ごろに採土が終わり、南北を貫く道路や、自衛隊の三井山官舎、各務原工業団地が完成した。
遊歩道
周辺の山
金華山
伊木山
伊吹山
小牧山
脚注[脚注の使い方]^ a b c ⇒基準点成果等閲覧サービス・岐阜(岐阜) Archived
^ ⇒地図閲覧サービス 2万5千分1地形図名: 岐阜(岐阜)、国土地理院、2010年12月22日閲覧。
^ 三井山
^ ⇒三井山古墳、各務原市埋蔵文化財調査センター、2010年12月22日閲覧。