株式会社三井住友フィナンシャルグループ
Sumitomo Mitsui Financial Group, Inc.
三井住友銀行本店ビルディング
種類株式会社
機関設計指名委員会等設置会社[1]
市場情報東証プライム 8316
株式会社三井住友フィナンシャルグループ(みついすみともフィナンシャルグループ、英語: Sumitomo Mitsui Financial Group, Inc.)は、メガバンクの三井住友銀行(SMBC)などを傘下に置く三井グループ・住友グループの金融持株会社である。東証プライム市場およびニューヨーク証券取引所(NYSE)上場企業であり、日経平均株価およびTOPIX Core30、JPX日経インデックス400の構成銘柄の一つ[4][5][6]。略称はSMFG。上場銘柄としての略称は、単に「三井住友」としている。
当社を中核とする金融コングロマリットとしては「SMBCグループ」と称する。2018年3月まではグループ全体の名称も「三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)」と称していた[7]。なお、三井住友信託銀行を中心とした三井住友トラスト・ホールディングスはこのグループに所属しない(三井住友銀行と三井住友信託銀行は直接的な資本関係はなく、互いに独立した存在となっているため)。 三井住友銀行(メガバンク)、三井住友ファイナンス&リース 、SMBC信託銀行 、三井住友カード(クレジットカード会社)、SMBCファイナンスサービス (ファクタリング、信販会社)、SMBCコンシューマーファイナンス(消費者金融会社)、日本総合研究所、SMBC日興証券などを傘下に置く。既存子会社と持株会社を設立した背景に、三井住友銀行の財務状況の改善がある。2005年から、SMFG社長(SMBC会長)は旧さくら銀行(三井系)出身の北山禎介、SMBC頭取(SMFG会長)は西川善文の後継者として有望視されていた奥正之、それぞれが就任して旧行が分担した。 2007年は中期経営計画「LEAD the VALUE」の初年度にあたるが、規模では同グループを凌駕する三菱UFJフィナンシャル・グループに通期純利益で肉薄する勢いであり、サブプライム問題で後退を余儀なくされたみずほフィナンシャルグループを大きく上回る結果を残した。2009年5月には金融危機で経営難に陥ったシティグループから日興コーディアル証券(現SMBC日興証券)、日興シティグループ証券の事業を取得すると発表した[8]。 2011年4月現在、都市銀行と信託銀行を傘下とする金融持株会社ではりそなホールディングスとともに全国銀行協会の持株会社会員ではなく、メガバンク系列で唯一の非加盟持株会社である。 消費者金融部門はプロミス(現SMBCコンシューマーファイナンス)に出資[注釈 2]し、提携として合弁事業アットローンを展開していた。
概要
提携関係