三井住友トラスト・ホールディングス株式会社
Sumitomo Mitsui Trust Holdings, Inc.
三井住友信託銀行本店ビル
種類株式会社
機関設計指名委員会等設置会社[1]
市場情報東証プライム 8309
三井住友トラスト・ホールディングス株式会社(みついすみともトラスト・ホールディングス、英: Sumitomo Mitsui Trust Holdings, Inc.)は、三井住友信託銀行株式会社を傘下に置く銀行持株会社である。上場銘柄としての略称は三井住友トラ。日経平均株価およびTOPIX Large70の構成銘柄の一つ[2][3]。 2011年4月1日に、中央三井トラスト・ホールディングスと住友信託銀行が経営統合し発足した。 三井グループ・住友グループの両方に所属している(「三井住友」も参照)。同じく「三井住友」の名を冠する三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)やその子会社の三井住友銀行等との直接的な資本関係はなく、互いに独立した企業グループである。 代数氏名在任期間出身校
概要
設立の経緯詳細は、「住友信託銀行#メガ信託構想」・「中央三井トラスト・ホールディングス#住友信託との経営統合」・「三井住友信託銀行#合併における経緯」も参照のこと。
沿革2011年3月31日以前の沿革については「中央三井トラスト・ホールディングス#沿革」を参照
2011年4月1日 - 中央三井トラスト・ホールディングス株式会社が住友信託銀行との株式交換に伴い、三井住友トラスト・ホールディングス株式会社に改称、本社をグラントウキョウサウスタワーへ移転。
2012年4月1日 - 子会社の住友信託銀行が中央三井信託銀行と中央三井アセット信託銀行を吸収合併し、三井住友信託銀行へ改称。
2013年3月8日 - 公的資金2千億円を全額返済すると発表。返済日は11日付。
2015年
3月31日 - シティカードジャパンを400億円強で買収すると発表した[4]。
12月14日 - シティカードジャパンの買収が完了。同社が三井住友トラストクラブに商号を変更。
2017年6月29日 - 指名委員会等設置会社へ移行
歴代社長
1田辺和夫2011年4月 - 2012年3月東京大学経済学部
2北村邦太郎2012年4月 - 2017年3月慶應義塾大学商学部
3大久保哲夫
4高倉透2021年4月 - 現職東京大学法学部
関連会社平成26年3月31日現在、連結子会社76社及び持分法適用関連会社28社で構成される[5]。詳細は「公式サイトのグループ会社について
主な子会社
三井住友信託銀行
三井住友トラスト・パナソニックファイナンス
三井住友トラスト不動産
三井住友トラスト不動産投資顧問
三井住友トラスト総合サービス
親密行
きらぼし銀行 前身の旧八千代銀行の旧国民銀行買収に際して注入された公的資金を住友信託銀行が譲受する形で完済しており、東京きらぼしフィナンシャルグループの優先株式を引き受けるなど親密である。旧東京都民銀行が日本興業銀行の支援で設立された経緯からみずほ銀行系列でもある。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 業務純益としての公表。
出典^ コーポレートガバナンス - 三井住友トラスト・ホールディングス株式会社
^ 構成銘柄一覧:日経平均株価 Nikkei Inc. 2021年10月8日閲覧。
^ 「TOPIXニューインデックスシリーズ」の定期選定結果及び構成銘柄一覧 (PDF) jpx.co.jp 2020年10月7日公表 2021年10月8日閲覧。
^ 福田 淳 (2015年4月2日). ⇒“三井住友信託、「シティカード買収」の狙い 信託専業グループとして成長モデルを描けるか”. 東洋経済オンライン. ⇒http://toyokeizai.net/articles/-/65028 2015年4月2日閲覧。
^ 「事業の内容」『三井住友トラスト・ホールディングス株式会社 有価証券報告書 ‐ 第3期』