三丁目の夕日
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「三丁目の夕日」のその他の用法については「三丁目の夕日 (曖昧さ回避)」をご覧ください。

四丁目の夕日」とは異なります。

三丁目の夕日
漫画
作者西岸良平
出版社小学館
掲載誌ビッグコミックオリジナル
レーベルビッグコミックス
発表期間1974年 -
巻数既刊70巻(2023年6月現在)
アニメ
原作西岸良平
監督前田庸生(チーフディレクター)
音楽羽田健太郎
アニメーション制作グループ・タック
製作東宝株式会社、グループ・タック
毎日放送
放送局TBS系列→毎日放送
放送期間1990年10月12日 - 1991年3月22日
話数27話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『三丁目の夕日』(さんちょうめのゆうひ)は、西岸良平による日本漫画作品。および、それを原作としたアニメ、実写映画作品。『ビッグコミックオリジナル』(小学館)にて、1974年9月20日号より連載中。しかし、2013年4月20日号に体力の衰えなどの理由に『月イチ掲載のごあいさつ』を行い、以降は毎月1本(ビッグコミックオリジナルは毎月2回発行)の連載となる。1981年小学館漫画賞を受賞。2007年10月時点で累計発行部数は1800万部を突破している[1]。映画『ALWAYS 三丁目の夕日』の原作である[2]

昭和30年代の東京、その片隅にある架空の街「夕日町三丁目」を舞台に、そこに住む無名の人々の日常を描いている。
概要

一貫したストーリーは無い、一話完結型の作品。連載開始から40年以上経った2021年現在も連載が続く、大長寿漫画となった。中学国語の教科書に教材として掲載されたこともある。

登場人物はレギュラーのみのもの、その話に関係ある名前がついた1話だけの大人や学生のキャラクターを中心としているものの2種類がある。また、子供のレギュラーのキャラクターでも、子供が成長して学生になったり、就職したり、結婚したりする話がある。キャラクターの名前の一部は実在の人物や世相をもじったものも多い。キャラクターの家庭のほとんどは、何らかの形で不遇である。家業が倒産したり、親や兄弟を失っていたり、病気になっていたりする。

キャラクターの時系列は考慮していない。小学生の加藤姉弟の祖母が死去した後に元気な姿で登場したり、4年3組の児童が5年に進級した話の後に4年生として登場したりする。

単行本には『夕焼けの詩』というタイトルが付いているが、これは西岸の複数の作品が合わせて収録されているため、あくまで西岸の作品集という体裁で単行本固有のタイトルにしたものである。ただし収録作品のほとんどは『三丁目の夕日』からのものになっている。

『夕焼けの詩』第1巻の作品はすべて『プロフェッショナル列伝』(『三丁目の夕日』の前に西岸が同誌で連載していた作品)、2巻・7巻は西岸のデビュー作及び初期の短編集となっている。他にも4巻に収録の「かくれんぼ」「振り子時計の下」、5巻の「サーカスの夜」「星ガメの夢」「五月の逃亡者」、6巻の「幻海紀行」、7巻の「影絵の部屋」、9巻の「涼子の不思議な力」「僕たちの青春」、10巻の「海岸通り」、11巻の「虹色坂の怪」、16巻の「海の動物園」、20巻の「コスモゾーン」などの一部の話は、『ビッグコミックオリジナル』増刊号などに掲載された読み切り短編である。なお、近年発売のコンビニ販売の廉価版シリーズ、傑作集、文庫版、他特別編などは、すべて3巻以降からの収録である(コンビニ廉価版には、『三丁目の夕日』内の作品扱いとして、4巻以降の読み切り短編が掲載されているものがある)。

2002年にはアニメ『釣りバカ日誌』(東映アニメーション製作、テレビ朝日系で放送)のCM枠である『ビッグコミックオリジナルCM劇場』の中で数秒間、水彩画風のアニメーションが流されている。また、1979年から1980年にかけて、太陽神戸銀行(後のさくら銀行。現:三井住友銀行)の雑誌広告やポスターに起用されていた。
登場人物詳細は「三丁目の夕日の登場人物」を参照
書誌情報

西岸良平 『三丁目の夕日 夕焼けの詩』 小学館〈ビッグコミックス〉、既刊70巻(2023年6月29日現在)
「プロフェッショナル列伝」1975年9月29日発売
[3]、.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 4-09-180061-0

「レモンティーのみた夢」1975年10月28日発売[4]ISBN 4-09-180062-9

「三丁目の夕日」1975年11月28日発売[5]ISBN 4-09-180063-7

「かくれんぼ」1976年11月30日発売[6]ISBN 4-09-180064-5

「サーカスの夜」1977年10月31日発売[7]ISBN 4-09-180065-3

「幻海紀行」1978年7月28日発売[8]ISBN 4-09-180066-1

「千夜一夜劇場」1978年8月28日発売[9]ISBN 4-09-180067-X

「別れ道」1979年8月29日発売[10]ISBN 4-09-180068-8

「僕たちの青春」1979年9月28日発売[11]ISBN 4-09-180069-6

「糸でんわ」1980年8月28日発売[12]ISBN 4-09-180070-X

「虹色坂の怪」1980年9月29日発売[13]ISBN 4-09-180291-5

「遠い雷」1981年11月28日発売[14]ISBN 4-09-180292-3

「雪うさぎ」1981年12月19日発売[15]ISBN 4-09-180293-1

「千代紙・折り紙」1982年11月27日発売[16]ISBN 4-09-180294-X

「わたしの青空」1982年12月17日発売[17]ISBN 4-09-180295-8

「一番星みつけた」1983年11月30日発売[18]ISBN 4-09-180296-6


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