三ッ林裕巳
[Wikipedia|▼Menu]

日本政治家三ッ林 裕巳みつばやし ひろみ
公式肖像写真(2020年公表)
生年月日 (1955-09-07) 1955年9月7日(68歳)
出生地埼玉県幸手市
出身校日本大学医学部
前職内科医
所属政党自由民主党安倍派→無派閥)
称号医学博士[1]
親族祖父:三ッ林幸三(元衆議院議員、元幸手町長)
父:三ッ林弥太郎(元衆議院議員、元科学技術庁長官)
兄:三ッ林隆志(元衆議院議員)
衆議院議員
選挙区埼玉14区
当選回数4回
在任期間2012年12月18日[2] - 現職
テンプレートを表示

三ッ林 裕巳(みつばやし ひろみ、1955年昭和30年)9月7日 - )は、日本政治家医師自由民主党所属の衆議院議員(4期)。

内閣府副大臣菅義偉内閣)、厚生労働大臣政務官第3次安倍第1次改造内閣)、衆議院厚生労働委員長、自由民主党副幹事長を歴任。
経歴

埼玉県幸手市生まれ(現住所は同市千塚[3])。三ッ林弥太郎の三男[4]。幸手市立幸手中学校、埼玉県立春日部高等学校を経て、1982年(昭和57年)3月、日本大学医学部卒業。同年6月、日本大学医学部附属板橋病院第2内科(腎臓循環器内科)勤務(1994年3月まで)。1983年(昭和58年)4月、春日部市立病院内科勤務(1984年3月まで)。1988年(昭和63年)4月、志木市立救急市民病院内科勤務(1989年5月まで)[5]

1995年(平成7年)4月、日本歯科大学内科学講座助教授。2008年(平成20年)、日本歯科大学附属病院内科科長。2009年(平成21年)、日本歯科大学附属病院副院長。2011年(平成23年)4月、日本歯科大学生命歯学部内科学講座教授・日本大学医学部臨床教授[5]

2012年(平成24年)12月、第46回衆議院議員総選挙自由民主党から埼玉14区に出馬し、初当選[6]2014年(平成26年)12月、第47回衆議院議員総選挙で再選[7]2015年10月、厚生労働大臣政務官[8]2017年(平成29年)10月、第48回衆議院議員総選挙で3選。2019年9月、自由民主党副幹事長。2020年9月、内閣府副大臣(拉致問題、地方創生、少子化対策、子ども・子育て支援、科学技術イノベーション政策、健康・医療戦略、消費者及び食品安全等を担当)。2021年2月12日より社会的な孤独・孤立の問題についての担務が追加される)。

2021年10月31日、第49回衆議院議員総選挙で4選。同年11月、自由民主党国会対策副委員長に就任。

2022年10月3日、衆議院厚生労働委員長に就任。

2023年12月12日、自民党5派閥の政治資金パーティーの裏金問題をめぐり、三ッ林が直近5年間で1000万円超の裏金のキックバックを受けた疑いがあることが明らかとなった[9]。詳細は「#不祥事」を参照
政策・主張

HPVワクチンの積極的勧奨再開に前向きである[10]

憲法改正集団的自衛権の行使に賛成[11]

LGBT法に慎重な立場。

アベノミクスを評価する[11]

軽減税率の導入に賛成[11]

村山談話河野談話を見直すべきとしている[11]

ヘイトスピーチを法律で規制することに賛成[11]

受動喫煙防止を目的に飲食店等の建物内を原則禁煙とする健康増進法改正に反対。2017年2月15日の厚生労働部会において、「国際基準に進めば本当に正しいのか、日本基準も大事ではないか。あまり禁煙をすすめるのは良くないのではないか」と主張した[12]

2014年のアンケートで、選択的夫婦別姓制度導入に「反対」と回答[13]

日本ケアラー連盟とヤングケアラーの課題等の意見交換を行い、「ヤングケアラーの課題をしっかり取り入れて前に進めていきたい」と述べた[14]

日本学術会議会員の任命問題

2020年10月7日の衆議院内閣委員会閉会中審査において、日本学術会議の会員候補6名が任命されなかったことをめぐり、論戦が交わされた中、政府側から答弁に立った三ッ林は、「日本学術会議に総合的、俯瞰的観点からの活動を進めていただくため、任命権者である内閣総理大臣が日本学術会議法に基づいて今回の任命を行ったものであり、法律違反という指摘は当たらない。また、憲法第23条に定められた学問の自由は、広く全ての国民に保障されたものであり、特に大学における学問研究及びその成果の発表、教授が自由に行われることを保障したものであると認識している。任命の考え方が、会員等が個人として有している学問の自由への侵害になるとは考えておりません。」と述べた。

また、解釈変更がおこなわれたのではないかという指摘に対しても、「憲法第15条第一項の規定で明らかにされているとおり、公務員の選定、罷免権が国民固有の権利であるという考え方からすれば、任命権者たる内閣総理大臣が推薦のとおりに任命しなければならないというわけではない。日本学術会議会員が任命制になったときからこのような考え方を前提としており、考え方を変えたということではありません。」と回答している。詳細は「日本学術会議会員の任命問題」を参照
不祥事
政治資金パーティー収入の裏金問題

2023年12月1日、朝日新聞が、自民党5派閥が開いた政治資金パーティーをめぐる問題で、安倍派が、所属議員が販売ノルマを超えて集めた分の収入を裏金として議員側にキックバックする運用を組織的に続けてきた疑いがあるとスクープした[15]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:74 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef