万引き家族
Shoplifters
監督是枝裕和
脚本是枝裕和
原案是枝裕和
製作石原隆
依田巽
中江康人
出演者リリー・フランキー
安藤サクラ
松岡茉優
池松壮亮
城桧吏
佐々木みゆ
高良健吾
池脇千鶴
樹木希林
音楽細野晴臣
撮影近藤龍人
編集是枝裕和
制作会社AOI Pro.
製作会社フジテレビジョン
AOI Pro.
ギャガ
配給 ギャガ
マグノリア・ピクチャーズ
ル・パクト
『万引き家族』(まんびきかぞく、英題:Shoplifters)は、2018年6月8日公開の日本映画。是枝裕和監督。日本国内での公開に当たっては、PG12のレイティング指定がなされている[4]。第71回カンヌ国際映画祭において、最高賞であるパルム・ドールを獲得した[注 1][5][6]。 実際にあった、親の死亡届を出さずに年金の不正受給を続けていたある家族の事件から着想を得て構想10年近くをかけて作った[7]。脚本段階では子どもに「お父さん」「お母さん」と呼んで欲しいと願う主人公の想いが重点的に描かれており、撮影中につけられていた映画のタイトルは「万引き家族」ではなく「声に出して呼んで」だった[8]。主な舞台は東京都荒川区である。ジョイフル三ノ輪商店街も登場している[9][10]。リリー・フランキーによると、柴田家として使用された民家はセットではなく、実在する廃屋である[11]。海水浴の場面は千葉県いすみ市の大原海水浴場で撮影された[9]。 東京都心に暮らす柴田治と、その妻信代は息子の祥太、信代の妹の亜紀、そして治の母の初枝と同居していた。家族は治と信代の給料に加え、初枝の年金と、治と祥太が親子で手がける万引きで生計を立てていた[注 2]。
概要
あらすじ