万国博中央口駅
ばんこくはくちゅうおうぐち
EXPO MAIN GATE
◄千里中央 (3.2 km)
当駅の所在地は現在の万博記念公園駅(左)付近
(北は万博記念公園、北東は公園東口駅)
所在地大阪府吹田市.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度48分27.09秒 東経135度31分55.65秒 / 北緯34.8075250度 東経135.5321250度 / 34.8075250; 135.5321250
万国博中央口駅(ばんこくはくちゅうおうぐちえき)は、かつて大阪府吹田市にあった北大阪急行電鉄会場線の駅。 1970年(昭和45年)2月24日に江坂駅から9.0 km(南北線分岐点から3.6 km)地点に[1]、日本万国博覧会(大阪万博)観客輸送用の駅として開業した。橋上駅舎であり、会場中央口に直結していた。万国博終了により、同年9月14日に廃止。中国自動車道の上り線用地に設置されていたため[注釈 1]、現在跡地は桃山台駅から当駅までの地上線路だった部分が中国自動車道上り線に、駅ホーム一帯は中国吹田IC上り線料金所(出口側料金所)になっている。 島式ホーム1面2線で、終端側に2本の引き上げ線が存在した[2]。千里中央側には、両渡りポイントを有していたが、基本的には2番線を降車ホーム、1番線を乗車ホームとして使用していた。 コンコースには高見沢電機製作所(現在の高見沢サイバネティックスの前身)製の多能式自動券売機が50台設置され[2]、駅閉鎖後は公衆浴場にて使われたという。後に高見沢サイバネティックスが引き取って稼働できる状態で保存されており、2011年(平成23年)に機械遺産に認定されている[3]。
概要
歴史
1970年(昭和45年)
2月24日:開業。
9月14日:営業廃止。
12月6日:施設撤去終了。
駅構造
登場する作品
家族 (映画) - 山田洋次監督の映画。主人公たちが大阪万博を観覧する場面に当駅が登場する[4]。
備考
当駅からの運賃は新大阪駅まで100円、淀屋橋駅 - なんば駅まで120円、地下鉄4区260円であった。なお、当時の地下鉄1区は30円である。
隣の駅
北大阪急行電鉄
会場線千里中央駅(仮設駅) - 万国博中央口駅
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 中国自動車道中国吹田IC - 中国豊中IC間は万博開催中の1970年(昭和45年)3月1日に開通したが、この関係で当初の上下線は現在の下り線部分を暫定2車線(追越禁止区間)にして供用していた。
出典^ 北大阪急行電鉄株式会社 編『北大阪急行25年史』1994年、192頁。
^ a b 北大阪急行電鉄株式会社 編『北大阪急行25年史』1994年、45頁。
^ “日本機械学会 2011年度 機械遺産認定のお知らせ