七星闘神ガイファード
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七星闘神ガイファード
ジャンル特撮テレビドラマ
脚本会川昇
稲葉一広
石井博士
監督村石宏實
神澤信一
北村義樹
高野敏幸
高瀬将嗣
出演者川井博之
赤星昇一郎
清水あすか
武田雅子
岡部健
ナレーター岡部政明
オープニング「永遠の誓い」
歌:福山憲三
エンディング「Be friend」
歌:渋谷琴乃
製作
プロデューサー黒川雅彦
斎春雄
岩田圭介
製作東宝株式会社
テレビ東京

放送
放送国・地域 日本
放送期間1996年4月8日 - 9月30日
放送時間月曜 18:30 - 19:00
放送分30分
回数26
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『七星闘神ガイファード』(しちせいとうしんガイファード)は、1996年4月8日から同年9月30日までテレビ東京系で毎週月曜 18:30 - 19:00に全26話が放送された、東宝・テレビ東京製作の特撮テレビドラマ、および作中に登場するヒーローの名称[1]
概要

電脳警察サイバーコップ』以来となる東宝映像事業部制作の特撮ヒーロー番組[1][2][3]。元々はカプコンがコンピュータゲームとして企画していたものであった[1][3]

撮影は放送開始の半年前である1995年秋から1996年5月13日にかけて行われ[4][5]、放送前にはほとんどの話数を撮影し終えていた[6][7][8]。ストーリーは3部構成[8][9]

ストーリーはSFではあるが、「人間がヒーローになる苦しみ」をテーマとし[10]、同時期に放送していた『超光戦士シャンゼリオン』が既存の特撮ヒーローへのアンチテーゼであるような内容の志向に対して、『仮面ライダー』のように「悪の組織に改造されたヒーロー」であるなど、1970年代の王道のヒーロー番組を意識したアナクロニズムの作品ムードのドラマ主体の構成となっている[7][5][2]。子供番組であるということから逆説的にドラマの視点を子供向けに落とさないことが意識され、ディテールのリアリティにも拘っている[10]

メインスポンサーであるカプコンはゲームソフト会社であり玩具を取り扱っていないため、特撮番組としては珍しくメインスポンサーからヒーロー玩具が発売されなかった[6][1][8][9][11][注釈 1]

玩具展開を想定していないため、ガイファードは武器や乗り物の類を持たず、徒手空拳で戦う[7][5][9][1]。技斗は他作品との差別化を図るため、Vシネマや『ビーバップ・ハイスクール』などの主に一般作の殺陣を担当していた高瀬道場を起用し、拳法に基づいたパンチ一発の重みを感じさせ、決して流麗ではないが実践的でリアルな殺陣が本作品の特徴となっている[7][5][9]。本作品は高瀬道場による唯一のスーツアクション作品であり、道場主催でアクション監督を務めた高瀬将嗣はスーツをサポーターの類と解釈し実際に打撃を当てていたため、造型担当の品田冬樹は、撮影の度にスーツの修復を要したことを証言している[9]。また、変身場面はモーフィングを使用して表現されている。

メイン監督は、『電脳警察サイバーコップ』を担当した村石宏實が務め、同作品のヒロインであった武田雅子が敵側でレギュラー出演した[9]
あらすじ

武者修行の旅を続けていた風間剛は、兄・将人が行方不明という情報を得て日本に戻る。剛をライバル視する瀧道行は将人の情報を餌に剛を呼び出すが、それは犯罪組織・クラウンの罠であった。クラウンは世界中の格闘家を集め、改造人間である「ガイボーグ」、あるいは未知の生命体・ファラーを寄生させることで人体を変化させた「ミューティアン」へと変成させ、究極の戦士を作り上げることを目的としていた。

剛は瀧と共に拉致され、ガイボーグに改造されるも、反クラウンの科学者・城石の手引きにより脱走する。城石は剛にクラウンと闘ってほしいと頼むが、自分が闘いを好み求める人間と化してしまうことを恐れた剛にとっては聞き入れられない頼みであった。しかし、ミューティアン・ジャークスと化した瀧に立ち向かう城石を見て、剛は強さを極めるのではなく、誰かを助けるために闘うことを決意。の力を物理的エネルギーに変えて放つジャークスは手強く、剛はピンチに陥るが、その時、剛の体に異変が起き、ガイボーグとミューティアンの複合体である「ガイファード」が誕生した。

ガイファードは身に着けた拳王流の技・極星拳を繰り出し、ジャークスを倒す。そして、兄を探す旅とクラウンを倒す闘いが始まった。
登場人物
主要人物と関係者

諸元ガイファード
別名GX-04
[8]
身長190 cm[8]
体重95 kg[8]

風間 剛(かざま ごう) / ガイファード
物語の主人公。22歳[12][13]、身長184cm、体重65kg、血液型O型[13]。ガイファードのコードナンバーはGX-04[8]。拳王流拳法の使い手で、王気七星破を操る。猪突猛進でガサツな性格で麗とは喧嘩が絶えない。熱血漢だが武道家らしい沈着冷静な面を持ち、かつては兄の将人と共に「日本空手界無敵の兄弟」と呼ばれていた。反面将人からはその技、闘争心において憧れられており、拳王流の未来を託されようとしていたが、剛自身は拳王流は将人が継ぐべきだと考え、17歳の時に将人に全てを託し武者修行の旅にでる。基本的に戦うことが嫌いであり、争いごとを求めるような人間にはなりたくないと考えている。その後将人が行方不明と知り探すために日本に帰国するが、同じ拳王流門下生の瀧道行と共にクラウンに囚われ改造手術を受け、ガイボーグとミューティアンの複合体・ガイファードとなる。当初は感情が頂点に達することでしか変身できなかったが、第3話で慈明から拳王流の究極奥義「鎧気装」を伝授することによってガイファードに変身する能力を得る。そして第7話で捕らわれていた将人を救出することに成功するが将人はデスファードに改造されており、どちらが拳王流を継ぐに相応しいか明白にするために決着をつけることになる。結果は相打ちとなったが、将人は爆発寸前のクラウンの基地に消え行方不明となってしまう。戦いが終わり自分が人間じゃないこと、将人を手にかけてしまった自責の念に駆られ、城石たちの元を去ってしまう。そして街を放浪している時に、死んだはずの紫苑を見つけ、まだクラウンが壊滅していないこと、ゾディアックの存在を知り再び城石たちと一緒に戦うことを決める。当初、どこでなぜファラーに寄生されたのか気づいてなかったが、かつて武者修行の傍ら、ナスカの地上絵を見物しようと訪れたペルーアンデス山脈で密かに寄生されていたことが第13話にて判明した[注釈 2]。また第22話の杉野里香との会話で、両親を亡くしていることが示唆される。第22話でガイアソルジャー・ジャンゴに敗れ、命を落とすが、ガイア・ネットを発動させる3つのキーアイテムの1つ「龍水晶」を体内に取り込むことで何倍にもパワーアップして復活を遂げた。最後は兄・将人と共にゾディアックを倒すも、起動してしまったガイア・ネットを停止させるため装置へ飛び込んで行き消息不明となる。日常での移動にはカワサキ・KLXを用いる。
城石 丈雄(しろいし たけお)
ガイファードとなった剛の協力者。38歳[12]。通称「ドクター」。医学・工学・物理学に天才的才能を持つ。医学の発展のためにクラウンに入りファラーの研究をしていたが、事故により部下の木原がミューティアンとなって死亡してしまい、研究を全て白紙に戻そうとするもクラウンの目的が、戦闘兵士の開発だと知らされ幽閉されてしまう。研究所がジャークスによって崩壊寸前の時に剛と出会い脱走に成功。剛と共にクラウンとの戦いに投じる。後に麗と優のためにパワーアクセレーターを開発した。また中野刑事とはソリが合わないのか、お互いにバカにしあっており中野からは「へっぽこ科学者」と呼ばれており、城石も中野のことを執念深さから「ゴキブリ刑事」と呼んでいるが、本心では尊敬しており第14話ではメタルファード・グローブの攻撃で、重傷を負った難病を患っている少年キヨシの血液を入手するために一緒に協力した。アイスクリームはバニラ派で、ピーチ派の剛とはその点だけ意見が合わない。料理も得意で、剛との生活では、炊事役を買って出ている。日常での移動にはスズキ・ジムニーを用いる。必殺技は敵に頭突きを放つ「ドクターボンバー」。

村越に対して恋愛感情を示す台詞が撮影されていたが、完成作品ではカットされた[14]

九條 麗(くじょう れい)
九條財閥の令嬢で、剛と共に拳王流拳法を学んでいた女子高生。17歳[12]。拳法の腕は剛にも劣らない。両脚に装着するパワーアクセレーターで戦うが、闘いの中で素手でファングを倒せるほどの成長を見せる。当初は将人を尊敬しており、彼と正反対の性格である剛を嫌っていたが、剛の境遇を知ってからは良き協力者となり、徐々に惹かれていく。
九條 優(くじょう ゆう)
麗の弟。小学6年生。12歳[12]。拳法の腕はまだまだだが、両腕に装着するパワーアクセレーターで戦いつつ、天才ハッカーとして剛をサポートをする。城石を尊敬しており、彼と一緒に行動することが多い。

諸元デスファード
別名GXMF-25[8]
身長187 cm[8]
体重95 kg[8]

風間 将人(かざま まさと) / デスファード
剛の兄。26歳[12]。デスファードのコードナンバーはGXMF-25[8]。拳王流道場の師範。5年連続で全日本空手チャンピオンの座に就いた天才格闘家で、剛と共に「日本空手界無敵の兄弟」と呼ばれていた。自分を上回る才能を秘めた剛との決戦を望むが、剛が対決を拒んで旅をしていた間にクラウンに囚われ、デスファードに改造される。自分の思いを利用されていると知りつつガイファードと戦い、相打ちになった後、崩壊するクラウン本部に引き返して姿を消した。後に再登場し、ガイファードと共にゾディアックを倒すも、起動してしまったガイア・ネットを停止させるため装置へ飛び込んで行き消息不明となる。


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