七つの仮面
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金田一耕助 > 七つの仮面

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『七つの仮面』(ななつのかめん)は、横溝正史の短編推理小説。『講談倶楽部』昭和31年(1956年)8月号(講談社)に掲載された。

金田一耕助シリーズ」の一つ。角川文庫『七つの仮面』 (ISBN 4-04-130466-0) に収録されている。
あらすじ

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2017年5月)(使い方

人はしばしば「私」のことを聖女と呼んでくれる。しかし「私」は夜の商売に身を落とし、荒んでしまった娼婦である。のみならず、両手を血に染めた殺人犯である。

といった一人称形式の文章で語られる。
主要な登場人物

金田一耕助:私立探偵

美沙:「私」。高級喫茶「ベラミ」のウェイトレス

山内りん子:「私」の女学校時代の先輩

江口万蔵:「ベラミ」の客。彫刻家

中林良吉:「ベラミ」の客

伊東慎策:「ベラミ」の客

解説

この節には独自研究が含まれているおそれがあります。問題箇所を検証出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2017年5月)

横溝が過去に手掛けた短編『聖女の首』のリメイク。『聖女の首』に金田一は登場せず、タイトルの由来となった彫刻も七つではなく五つで、謎解き要素はなかった。本作の謎解き要素が少なく、どちらかといえば怪談の色が強いのはこうした経緯によるもの。

本作は、全編を通して「私」こと美沙の手記の形を取っている。そのため、物語の大部分は美沙の視点による回想であり、金田一耕助の登場するシーンは終盤のごくわずかのみとなっている。同様の手法は『八つ墓村』をはじめ、『夜歩く』、『三つ首塔』などに見られる。










横溝正史
由利麟太郎
シリーズ

小説作品真珠郎 - 仮面劇場 - 蝶々殺人事件
映像作品

石坂浩二蝶々殺人事件


金田一耕助
シリーズ

小説作品

長編本陣殺人事件 - 獄門島 - 夜歩く - 八つ墓村 - 死仮面 - 犬神家の一族 - 迷路荘の惨劇 - 悪魔が来りて笛を吹く - 女王蜂 - 不死蝶 - 幽霊男 - 三つ首塔 - 死神の矢 - 悪魔の手毬唄 - 支那扇の女 - 悪魔の寵児 - 仮面舞踏会 - 白と黒 - 悪霊島 - 病院坂の首縊りの家
短編百日紅の下にて - 車井戸はなぜ軋る - 蝙蝠と蛞蝓 - 黒猫亭事件 - 殺人鬼 - 黒蘭姫 - 女怪 - - 幽霊座 - 睡れる花嫁 - 湖泥 - 花園の悪魔 - - 廃園の鬼 - 暗闇の中の猫 - 七つの仮面 - 蜃気楼島の情熱 - トランプ台上の首 - 貸しボート十三号 - 悪魔の降誕祭 - 香水心中 - 霧の山荘 - 人面瘡 - 雌蛭 - 猫館
未執筆女の墓を洗え - 千社札殺人事件
パスティーシュ
クロスオーバー僧正の積木唄 - 金田一耕助VS明智小五郎

映像作品

片岡千恵蔵三本指の男 - 獄門島 - 獄門島 解明篇 - 八ツ墓村 - 悪魔が来りて笛を吹く - 犬神家の謎 悪魔は踊る - 三つ首塔
石坂浩二版犬神家の一族(1976年版) - 悪魔の手毬唄 - 獄門島 - 女王蜂 - 病院坂の首縊りの家 - 犬神家の一族(2006年版)
古谷一行横溝正史シリーズ - 横溝正史シリーズII - 名探偵・金田一耕助シリーズ
愛川欽也横溝正史の吸血蛾 美しき愛のバラード
渥美清八つ墓村
西田敏行悪魔が来りて笛を吹く
鹿賀丈史悪霊島
小野寺昭土曜ワイド劇場版
片岡鶴太郎昭和推理傑作選・横溝正史シリーズ
豊川悦司八つ墓村
上川隆也迷路荘の惨劇 - 獄門島
稲垣吾郎稲垣吾郎の金田一耕助シリーズ
長谷川博己獄門島
池松壮亮シリーズ横溝正史短編集 金田一耕助登場! 黒蘭姫 - シリーズ横溝正史短編集 金田一耕助登場! 殺人鬼 - シリーズ横溝正史短編集 金田一耕助登場! 百日紅の下にて
吉岡秀隆悪魔が来りて笛を吹く-八つ墓村
加藤シゲアキ犬神家の一族
パロディ
クロスオーバー金田一耕助の冒険 - 明智小五郎VS金田一耕助 - 金田一耕助VS明智小五郎


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