一日散歩きっぷ(いちにちさんぽきっぷ)とは、北海道旅客鉄道(JR北海道)が発売する特別企画乗車券の名称である。
概要
発売額:2,540円(こども半額)。[1][2][3]
特定の区間の普通列車・快速列車が1日乗り放題となる。
土曜・休日のみ[4]利用可能。
4月末の大型連休 - 11月前半までの期間限定で発売される。
2014年(平成26年)度までは通年発売されており[5]、2015年度[6]から現在の期間となった。2020年(令和2年)度は同様の発売期間が予定されていた[7]が、翌年3月まで発売が延長された[8][9]。2021年(令和3年)度、2022年(令和4年)度も期間延長という形で、4月の大部分を除いて通年発売された[10][11]。また以前は、夏・冬・春の長期休暇期間や大型連休期間は毎日発売されていた[12]。2022年度は2022年12月26日?2023年1月13日までの毎日を「冬休み期間」と設定して毎日使用可能とした。
発売は当日発売のみで、前売りは行っていない。
特急列車・急行列車には、急行券・特急券を追加購入しても乗車できず、別途乗車券が必要になる(青春18きっぷなどと同様)。
普通列車・快速列車(SLも含む)の指定席は、別途指定席券を購入することで利用可能。
翌日にまたがって運転される列車については、0時を過ぎて最初に停車する駅まで有効。札幌発の小樽・手稲、岩見沢、苫小牧・千歳、当別・あいの里公園方面の最終列車を利用する場合は日付が変更される駅に注意。
乗車可能な区間および発売エリアの違いで、以下のものが設定されている。
一日散歩きっぷ(道央圏用)
道北一日散歩きっぷ
道南一日散歩きっぷ(現在廃止)
道南一日散歩きっぷ(2004年廃止)
発売箇所は函館駅・五稜郭駅・七飯駅・大沼駅・大沼公園駅・森駅・七重浜駅・上磯駅・木古内駅・ツインクルプラザ函館支店。フリー区間は函館本線(黒松内駅?函館駅)・江差線(全線)・海峡線(木古内駅?吉岡海底駅)で、快速海峡が廃止となった2002年12月1日以降「道南一日きっぷ」が廃止となった2004年までは木古内駅?吉岡海底駅間の相互間利用に限り特急列車自由席も利用可能であった。(海底駅見学の場合は、別途「海底駅見学整理券」が必要)
道東一日散歩きっぷ(廃止年不明)
発売箇所は不明。なお、フリー区間は、根室本線(新得駅?釧路駅?根室駅)と釧網本線(東釧路駅?網走駅)。
廃止以降、2008年4月6日まで「チビッコまわレールきっぷ」で発売。こども単独、こども+おとなの組み合わせで利用することができた。
北海道ダイヤ時刻表1997年8月号によると、フリー区間は根室本線(釧路?根室)、釧網本線(網走?東釧路)。発売箇所は釧路駅・網走駅、旅行センター釧路支店・旅行センター網走支店。発売額は、おとな2,040円、こども1,020円。
一日散歩きっぷ(道央圏用)
発売期間:2024年4月27日?11月10日の土曜・休日[13]
発売箇所
札幌近郊のみどりの窓口設置駅。