ヴォックスオール・アンド・アイ
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『ヴォックスオール・アンド・アイ』
モリッシースタジオ・アルバム
リリース1994年3月14日
録音1993年夏[1]
ジャンルオルタナティヴ・ロックインディー・ロック
時間39分55秒
レーベルパーロフォン
サイアー・レコード/リプリーズ・レコード
プロデューススティーヴ・リリーホワイト
専門評論家によるレビュー


AllMusic link

チャート最高順位

1位(イギリス[2]

13位(スウェーデン[3]

18位(アメリカ[4]

21位(オーストラリア[5]

28位(ニュージーランド[6]

73位(オランダ[7]

141位(ベルギー・フランデレン地域[8]

モリッシー アルバム 年表

ベートーベン・ワズ・デフ
(1993年)ヴォックスオール・アンド・アイ
(1994年)ワールド・オブ・モリッシー
(1995年)

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『ヴォックスオール・アンド・アイ』(Vauxhall and I)は、モリッシー1994年に発表した4作目のスタジオ・アルバム
背景

本作でプロデューサーに起用されたスティーヴ・リリーホワイトは、ザ・スミス時代のシングル曲「アスク」(1986年)でミキシングを担当したことがあり、『サウスポー・グラマー』(1995年)、『マルアジャスティッド』(1997年)といったアルバムも引き続きプロデュースした[9]。本作のレコーディング・セッションでは、スタンダード・ナンバームーン・リヴァー」のカヴァーも録音され、シングル「ホールド・オン・トゥ・ユア・フレンズ」のB面曲として発表された[9]
反響

全英アルバムチャートでは、ソロ・デビュー作『ビバ・ヘイト』(1988年)以来6年ぶりの1位獲得を果たした[2]。本作からの第1弾シングル「ザ・モア・ユー・イグノア・ミー、ザ・クローサー・アイ・ゲット」は全英アルバムチャートで8位に達し、続く「ホールド・オン・トゥ・ユア・フレンズ」は48位に達した[10]

本作はアメリカでも成功を収め、Billboard 200では18位に達し、自身初の全米トップ20アルバムとなった[4]。また、「ザ・モア・ユー・イグノア・ミー、ザ・クローサー・アイ・ゲット」は、モリッシーのソロ・シングルとしては唯一Billboard Hot 100入りを果たし、最高46位を記録した[11]
評価

Stephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「『ユア・アーセナル』ほどガッツのあるロックンロール・レコードではないが、同じぐらい感動的である。入念に構築されたギター・ポップの宝石に満たされており、ザ・スミス解散後としては特に優れた曲が幾つか含まれている」と評している[12]。『クラシック・ポップ』誌の2022年の企画「The complete guide to Morrissey」では、モリッシーのソロ・アルバムのうち「必携のアルバム」3作の一つとして挙げられた[13]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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