『ヴォックスオール・アンド・アイ』
モリッシー の スタジオ・アルバム
リリース1994年3月14日
録音1993年夏[1]
ジャンルオルタナティヴ・ロック、インディー・ロック
時間39分55秒
レーベルパーロフォン
サイアー・レコード/リプリーズ・レコード
プロデューススティーヴ・リリーホワイト
専門評論家によるレビュー
AllMusic link
ベートーベン・ワズ・デフ
(1993年)ヴォックスオール・アンド・アイ
(1994年)ワールド・オブ・モリッシー
(1995年)
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『ヴォックスオール・アンド・アイ』(Vauxhall and I)は、モリッシーが1994年に発表した4作目のスタジオ・アルバム。 本作でプロデューサーに起用されたスティーヴ・リリーホワイトは、ザ・スミス時代のシングル曲「アスク」(1986年)でミキシングを担当したことがあり、『サウスポー・グラマー』(1995年)、『マルアジャスティッド』(1997年)といったアルバムも引き続きプロデュースした[9]。本作のレコーディング・セッションでは、スタンダード・ナンバー「ムーン・リヴァー」のカヴァーも録音され、シングル「ホールド・オン・トゥ・ユア・フレンズ」のB面曲として発表された[9]。 全英アルバムチャートでは、ソロ・デビュー作『ビバ・ヘイト 本作はアメリカでも成功を収め、Billboard 200では18位に達し、自身初の全米トップ20アルバムとなった[4]。また、「ザ・モア・ユー・イグノア・ミー、ザ・クローサー・アイ・ゲット」は、モリッシーのソロ・シングルとしては唯一Billboard Hot 100入りを果たし、最高46位を記録した[11]。 Stephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「『ユア・アーセナル』ほどガッツのあるロックンロール・レコードではないが、同じぐらい感動的である。入念に構築されたギター・ポップの宝石に満たされており、ザ・スミス解散後としては特に優れた曲が幾つか含まれている」と評している[12]。『クラシック・ポップ』誌の2022年の企画「The complete guide to Morrissey」では、モリッシーのソロ・アルバムのうち「必携のアルバム」3作の一つとして挙げられた[13]。
背景
反響
評価