ヴォイス?命なき者の声?
[Wikipedia|▼Menu]

VOICE[ヴォイス]
?命なき者の声?
ジャンル
テレビドラマ
脚本金子茂樹
演出成田岳
松山博昭
石井祐介
出演者瑛太
生田斗真
石原さとみ
遠藤雄弥
佐藤智仁
エンディングGReeeeN刹那
製作
プロデューサー瀧山麻土香
東康之
製作フジテレビジョン

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2009年1月12日 - 3月23日
放送時間月曜 21:00 - 21:54
放送枠フジテレビ月曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数11
フジテレビ番組基本情報
特記事項:
初回と最終回は15分拡大して放送。
テンプレートを表示

『VOICE[ヴォイス]?命なき者の声?』(ヴォイス いのちなきもののこえ)は、2009年1月12日から3月23日まで毎週月曜日21:00 - 21:54に、フジテレビ系の「月9」枠で放送された日本のテレビドラマ。主演は瑛太[1]
概要

法医学」をテーマに、法医学ゼミに所属する5人の医学生が人の死と向き合う姿を描いた2009年最初の月9作品。医学生たちの青春群像劇以外にも、加地が死んだ人やその周辺の人々から得た情報に基づき、死んだ人が死に至るまでの背景や真相を解き明かす推理ドラマの側面もある。全11回。基本的に一話完結のスタイルをとっているが、例外として第9話と第10話は連続した展開になっている。

瑛太は、連続ドラマ初主演。

キャッチコピーは「僕たちは 失われた命を 救う 医学と 出会った」。
登場人物
東凛大学医学部
加地大己〈23〉
演 -
瑛太(回想での小学生時代:加藤清史郎)東凛大学医学部4年生。元は「法医学ゼミ」ではなく「心臓外科学ゼミ」で合格していたのが、「法医学に向いている」という理由で佐川に見込まれ、引き抜かれた。だが、死因調べをしながらその遺体の生前のこと・繋がりのある人物・真実を伝えるという点から、法医学の魅力と奥深さに惹かれていく。同じゼミの亮介とは親友。好奇心旺盛かつ天真爛漫だが、些細なことでも気になった部分はトコトン追求するなど、徹底的な部分を持ち、時には突飛な行動に出るところが周囲からは「天然」に見えるらしい。普通、気にならないような素朴な疑問を気にするところがある。妙なところに頑固で、理屈っぽい。すき焼きと親子丼が嫌い。基本的にデータをあまり重要視していない。抜群の勘の良さと、自由な発想力を持ち、高く秀でた観察力・観察眼の持ち主で、小さなことも見落とさないほど。遺体の死因などを「声」と言い、それを遺族へと伝えることに強い思いを持っている。なぜ、自分が「法医学ゼミ」に引き抜かれたのか理解できないでいる。医師を志した理由・家族構成・成育環境などはなぜか一切不明。
石末亮介〈23〉
演 - 生田斗真東凛大学医学部4年生。大病院の跡継ぎ。5人の中では最もバランスがとれた性格の持ち主で、ムードメーカー。女性好きな部分があり、玲子が好みのタイプ。友人思いの一面を持ち、特に同じゼミの大己とは親友で、大己の行動力にはあきれながらも感心している。普段、感情を荒らげることはあまりない。元は別のゼミに入ることを父親と約束していたのだが、反発心と、生きている人間に接する必要のない「法医学ゼミ」を希望したが、本当は生きている患者と向き合うことが怖かったため。病院を継ぐことに関しては、あまり積極的ではなく「自身には荷が重い」と思っている。
久保秋佳奈子〈22〉
演 - 石原さとみ(回想での小学生時代:山田夏海)東凛大学医学部4年生。医学部一の才女で「脳神経外科学ゼミ」の教授からスカウトされたが断った。大己とは正反対のデータ重要視派。そのため、大己のやり方を最初はバカにしていたが、今では積極的に死因調べをしている。「苗字が長い」ということから「アキ(久保秋の秋から)」と呼ばれるようになった。冷静な一面を持つが、気が強いしっかり者で意地っ張り。料理が下手。大己とはよく口論することが多く、また男性陣からよくツッコまれる。少しずつ大己に好意を寄せていくが、気持ちとは裏腹に素直になれない。幼い頃に母親が死亡したが、足に痣があったにもかかわらず死因が「心臓発作」だったことを15年間認めておらず、このことが法医学を希望するキッカケとなった。
桐畑哲平〈22〉
演 - 遠藤雄弥(当時D-BOYS)東凛大学医学部4年生。実家は歯科医。気弱でお人好しなお調子者。大己らゼミの男性陣は全員年上なので、彼らとは敬語で話す。佳奈子と同じくデータを重要視する一面を持つが、大己たちの死因調べには積極的。現場に行くたびたびに、死体と同じ格好をさせられたり、思ったことをすぐに口に出してしまう性格ゆえに彰の言葉にツッコミを入れるたびに、酷い目に遭ったりとゼミ生のいじられ役である。実家の歯科医を継ぐつもりだったが、監察医が描かれた海外ドラマを見て夢中になり、それがキッカケとなり「法医学ゼミ」に入った。部屋の中には海外ドラマやアニメなどのDVD・フィギュアがあり、いわばオタク。最近では、蕉木のサンプルの分析の手伝いをしていることが多く、蕉木のような技官になりたいと思っている。
羽井彰〈25〉
演 - 佐藤智仁(現・佐藤祐基)東凛大学医学部4年生で、ゼミ生の中では最年長。元不良だったせいか、未だに言動が荒いところが目立つ。首の骨を鳴らす癖がある。短気な一面を持つが、実は熱血漢で、意外にもロマンチストな部分がある。料理が得意など家庭的な一面を持つ。解剖のときには、よく気絶したり気分を悪くしたりする。解剖することに恐怖心を持っており、以前解剖の練習が途中で中止されたときには安堵感を覚えた。そのため、玲子からは法医学に向いていないと言われたが、遺族の人間に死因を伝えることの大切さと重大さを知り、恐怖心を克服した。過去に自分に突っ掛かってきた相手が、手を上げていないにもかかわらず死亡してしまったため犯人扱いされたが、司法解剖により持病で死亡したことが判明。それ以降はを辞め、様々な職種のバイト(そのおかげか、雑学に詳しい)をしながら猛勉強をした。今でも学費は自分で払っている。母親の鳳子とは、大己によると「正反対」の性格だが「映画が好きなことと酒に呑まれやすいところ」は似ている。喫煙者。
蕉木誠〈55〉
演 - 泉谷しげる東凛大学法医学教室技官(臨床検査技師)。強面で威圧的な態度で接しがたいが、見た目とは裏腹に職人気質。ゼミ生たちからの頼みごとは、何かしらの要求をしながらも引き受けるなど、気のいい一面を持つ。常にヘッドフォンで大音量にして曲を聴いている(主にPerfumeなどのテクノ系)。佐川や玲子から頼まれて様々なサンプルを分析する。
夏井川玲子〈30〉
演 - 矢田亜希子東凛大学法医学教室助教。佐川とは正反対の性格の持ち主。冷静沈着でクール。佐川がなぜに大己を「法医学ゼミ」に入れたのか、分かっていない。独身で、そのことを言われるのを嫌うなど、気にしている。厳しい発言も多いが、時には何かを気付かせる・気付かせてくれるような発言もする。父親は有名な監察医。大学を離れた佐川の後を受け、法医学教室の講師となる。
佐川文彦〈55〉
演 - 時任三郎東凛大学法医学教室教授。温和で温厚な性格の持ち主。中国茶が好き。どこか飄々としているが「法医学」に対しての情熱は強い。法医学ゼミ生たちには期待しており、その中でも、自ら見込んで引き抜いた大己に特別な“才能”を感じている。それは15年前に発生した地下鉄事故の現場で、軽症者だった当時8歳の大己と会ったことと関係している。成瀬の鑑定結果とゼミ生への指導方針で進退を問われ、東凛大学を離れて鹿児島中央医科大学に移る。
法医学教室の事務員
演 - 今泉ひろみ
石末総合病院
石末貴之〈50〉
演 -
名高達男亮介の父親で、石末総合病院院長。
堀井奈津美
演 - さとう里香(第1、2、5、6話、第8話 - 最終話)石末総合病院の看護師。
その他
大和田敏〈35〉
演 -
山崎樹範(第1話 - 第5話、第7話 - 最終話)南府中署刑事。遺体の司法解剖を佐川に依頼する。
羽井鳳子〈42〉
演 - 濱田マリ彰の母で、沖縄家庭料理店「ちゅらちゃん」を営んでいるが、実際は本人の好きな料理しか出しておらず、以前はお好み焼き屋だった。さっぱりした性格でおしゃべり好き。
タイトルバック
源崎トモエ(第2話 - 最終話)
解剖台に置かれた女性の死体を目の前に、大己が何かを感じ取ったり、ほかの東凛大学法医学教室のメンバーたちが「法医学」に真剣に取り込んでいるシーンが流れている。その際、レギュラー出演者のクレジットも表示されている。
ゲスト

人物名の末尾にある☆印は法医学ゼミに運ばれてきた遺体、★印は調査を依頼された患者。
第1話
市原良平☆
演 -
モロ師岡ヤマト電機の社員。額が陥没、鼻骨・鎖骨頸椎・両腕の尺骨が骨折し死亡。
川鍋秀子
演 - 美保純市原の元妻。
ヤマト電機の社長
演 - 野添義弘
少年
演 - 小柴亮太
東凛大学脳神経外科学教授
演 - 佐々木勝彦
第2話
佐野秀一☆
演 -
坂田聡アメフト選手。怪我のためにアメフトを辞めた後はフリーター同然の生活をしていた。感電により死亡。
佐野忍
演 - 鶴田真由秀一の妻。看護師であり、かつて秀一のリハビリを担当した。映画がきっかけで秀一と深い仲になり後に結婚。
河原
演 - 松尾諭秀一の元チームメイト。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:53 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef