ヴェネツィア国際映画祭 FIPRESCI賞(ヴェネツィアこくさいえいがさい フィプレシしょう、Premio FIPRESCI alla Mostra del Cinema di Venezia)はヴェネツィア国際映画祭で授与される賞のひとつで、国際映画批評家連盟賞とも呼ばれる。 公式の賞とは別に設けられている独立賞だが、専門の批評家らによる評価として例年高い注目を集める[1]。 カンヌ国際映画祭やベルリン国際映画祭など、大きな映画祭の期間中にFIPRESCI(国際映画批評家連盟)が映画の最前線を体現するとみなした作品に授与するもので、ヴェネツィア国際映画祭では1948年から授与している[1]。 日本の作品では小林正樹監督『上意討ち 拝領妻始末』と竹中直人監督『無能の人』、濱口竜介監督『悪は存在しない』 の3作品が受賞している。 開催年題名
概要
受賞作品
原題監督製作国
1948Sotto il sole di Romaレナート・カステラーニ イタリア
1950オルフェ
Orpheeジャン・コクトー フランス
1952夜ごとの美女
Les belles de nuitルネ・クレール フランス
1956居酒屋
Gervaiseルネ・クレマン フランス
Calle Mayorフアン・アントニオ・バルデム スペイン
1957大河のうた
???????サタジット・レイ インド
1959灰とダイヤモンド
Popio? i diamentアンジェイ・ワイダ ポーランド
1960El cochecitoマルコ・フェレーリ イタリア
若者のすべて
Rocco e i suoi fratelliルキノ・ヴィスコンティ イタリア
1961Il briganteレナート・カステラーニ イタリア
1962水の中のナイフ
No? w wodzieロマン・ポランスキー ポーランド
1963死刑執行人
El Verdugoルイス・ガルシア・ベルランガ スペイン
1964赤い砂漠
Il deserto rossoミケランジェロ・アントニオーニ イタリア フランス
1965砂漠のシモン
Simon del desiertoルイス・ブニュエル メキシコ
1966アルジェの戦い
La battaglia di Algeriジッロ・ポンテコルヴォ イタリア アルジェリア