『ヴィーナス・アイル』
エリック・ジョンソン の スタジオ・アルバム
リリース1996年8月5日
1996年8月21日[1]
1996年9月3日
録音テキサス州オースティン ソーサー・スタジオ[2]
アディショナル・レコーディング:A&Mスタジオ、アーリン・スタジオ、デジタル・サーヴィセズ・レコーディング、ロケット・ランチ、リールサウンド・レコーディング[2]
ジャンルインストゥルメンタル・ロック、ポップ・ロック
時間58分29秒
レーベルキャピトル・レコード
プロデュースエリック・ジョンソン、リチャード・マレン
専門評論家によるレビュー
AllMusic link
未来への扉
(1990年)ヴィーナス・アイル
(1996年)G3ライヴ(with ジョー・サトリアーニ、スティーヴ・ヴァイ)
(1997年)
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『ヴィーナス・アイル』(Venus Isle)は、アメリカ合衆国のギタリスト、エリック・ジョンソンが1996年に発表した3作目のスタジオ・アルバム。 「S.R.V.」はスティーヴィー・レイ・ヴォーンに捧げられた曲で、スティーヴィーの兄ジミー・ヴォーンがゲスト参加した[4][5]。本作のサンプル盤では、仮タイトルの『Travel One Hope』が使用されたが、キャピトル・レコード側が「遠回しすぎる」と判断したことから、タイトルが変更された[4]。 アメリカの総合アルバム・チャートBillboard 200では、ジョンソンのアルバムとしては過去最高の51位に達した[3]。ただし、累計売上は前作『未来への扉』(1990年)に及ばず、ジョンソンは本作を最後にキャピトルとの契約を失うが、後にジョンソンが自身のレーベル「Vortexan Records」から発表したアルバム『Up Close』(2010年)は、キャピトルの親会社であるEMIを通じて配給された[6]。 収録曲「パヴィリオン」は第39回グラミー賞で最優秀ロック・インストゥルメンタル・パフォーマンス賞にノミネートされ、「S.R.V.」は第40回グラミー賞で最優秀ロック・インストゥルメンタル・パフォーマンス賞にノミネートされた[7]。 Shawn M. Haneyはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「ギターの颯爽とした超絶技巧、優れたオーケストレーション、ロマンティックな詩情に満ちており、たとえジョンソンの熱心なファンでなくとも、最初から最後まで満足感を得られるレコード」と評している[5]。また、『CDジャーナル』のミニ・レビューでは「民族音楽とアシッド感覚を盛り込んだ幻想的かつ哀愁のメロディを奏で、一連のジミヘンもどきと一線を画す」と評されている[1]。
背景
反響
評価
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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