ヴィヴェンディ
Vivendi SE
パリ8区の本社
種類株式会社
市場情報Euronext: VIV
ヴィヴェンディ(Vivendi SE)は、フランスのエンターテイメント・メディア・コミュニケーション企業。前身は水道事業を中心とするジェネラル・デ・ゾー社(en)。1990年代からメディア事業や電気通信事業に進出し、2000年にカナル・プリュス、シーグラムとの合併によってヴィヴェンディ・ユニバーサルとなった。2006年にヴィヴェンディに改称。
沿革
1853年 - 水道会社としてCompagnie generale des eaux(ロチルド系水道会社ジェネラル・デ・ゾー)が設立される。
1980年 - 廃棄物処理事業、エネルギーサービス、建設業、運輸業、不動産業に進出。
1983年 - 有料テレビ局Canal+に出資。
1987年 - 無線電話会社Societe francaise du radiotelephone(SFR)の創設。電気通信業に進出。
1996年 - ジャン・マリエ・メシエが取締役会長兼CEO(PDG)に就任。
1996年 - 電気通信事業持株会社Cegetel(セジェテル)を設立。
1998年 - Vivendi(ヴィヴェンディ)に社名変更。
1998年 - 大手広告代理店Havasを買収。
1998年 - Havasが、Cendant SoftwareとAnayaを買収。
1999年 - パテと合併。合併完了後、イギリスの衛星放送会社ブリティッシュ・スカイ・ブロードキャスティング(BスカイB)とフランスの衛星放送会社CanalSatelliteにおけるパテの持分を保持し、残りをジェローム・セドゥーの一族の企業「Fornier SA(後にパテに改称)」に売却。
2000年 - 建設部門、不動産部門(後のヴァンシ、Nexity)を売却。
2000年 - 水道部門(Veolia Water)、廃棄物処理事業部門(Onyx)、エネルギー部門(Dalkia)、運輸部門(Connex)をヴィヴェンディ・エンバイロメントとして分社化。
2000年 - Canal+、シーグラムとの合併により、Vivendi Universal(ヴィヴェンディ・ユニバーサル)が誕生。
2001年 - MP3.comを買収。
2001年 - Houghton Mifflinを買収。
2001年 - 医療およびビジネス出版部門(Masson)をCinvenに売却
2002年 - Houghton Mifflinを売却[2]。
2002年8月 - ヴィヴェンディ・エンバイロメントの出資比率を40.8%に引き下げる。
2002年9月 - L’Express-L’Expansion及びL'EtudiantをSocpresseに売却。
2002年 - Vodafoneとの合弁会社Vizzaviの持分をボーダフォン(Vodafone)に売却。
2002年12月 - 出版部門(Editisの前身)をラガルデールに売却。
2003年 - MP3.comをCNETに売却。
2004年 - 赤字の膨らんだエンタテインメント事業(ヴィヴェンディ・ユニバーサル・エンタテインメント)の大半をゼネラル・エレクトリック(GE)へ売却。GE傘下のNBCとヴィヴェンディ・ユニバーサル・エンタテインメントを合併しNBCユニバーサル(GE 80%、ヴィヴェンディ・ユニバーサル 20%)を設立した[注釈 1]。