ヴィンセンス
基本情報
運用者 アメリカ海軍
艦種ミサイル巡洋艦
級名タイコンデロガ級
モットーDon't tread on me
艦歴
発注1981年8月28日
起工1982年10月19日
進水1984年4月14日
就役1985年6月3日
退役2005年6月29日
要目
満載排水量9,460トン
全長172.46 m
最大幅16.76 m
吃水9.5 m
機関COGAG方式
主機LM2500ガスタービンエンジン×4基
推進スクリュープロペラ×2軸
出力86,000仏馬力 (63,000 kW)
速力30ノット (56 km/h) 以上
航続距離6,000海里 (11,000 km) (20kt巡航時)
乗員358名 (士官33名)
兵装
54口径127mm単装砲×2基
Mk.15 20mmCIWS×2基
Mk.26 ミサイル連装発射機×1基
SM-2MR SAM
アスロックSUM
ハープーンSSM×8発
3連装短魚雷発射管×2基
搭載機SH-60B LAMPSヘリコプター×2機
FCS
Mk.86 GFCS
Mk.99 GMFCS
Mk.116 UBFCS
C4ISTARイージス武器システム (AWS)
レーダー
AN/SPY-1A 多機能型
AN/SPS-49 対空捜索用
AN/SPS-55 対水上捜索用
AN/SPS-64 航法用
AN/SPQ-9A 砲射撃指揮用
AN/SPG-62 射撃指揮用×4基
ソナー
AN/SQS-53A/B 艦首装備式
電子戦・
対抗手段
AN/SLQ-32電波探知妨害装置
Mk.137 6連装デコイ発射機×4基
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ヴィンセンス (USS Vincennes, CG-49) は、アメリカ海軍のミサイル巡洋艦。タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦の3番艦。アメリカ独立戦争中にインディアナ州ヴィンセンスの近くで行われたヴィンセンスの戦い
ヴィンセンスは太平洋艦隊に配属された最初のタイコンデロガ級ミサイル巡洋艦であった。1985年の就役時はパナマ運河を経由して太平洋艦隊に加わり、SM-2ブロックII艦対空ミサイルの試験および開発に参加した。
1986年5月にはリムパック86に参加している。
1988年7月3日、ヴィンセンスはウィリアム・C・ロジャーズ三世艦長の指揮の下、ホルムズ海峡においてイラン航空655便のエアバスA300B2に対してSM-2ブロックII艦対空ミサイルを2発誤射し、これを撃墜した。