ヴィッセル神戸
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ヴィッセル神戸

原語表記ヴィッセル神戸
呼称ヴィッセル神戸、ヴィッセル
クラブカラー    クリムゾンレッド[1]
    白
    黒
創設年1966年
所属リーグ日本プロサッカーリーグ
所属ディビジョンJ1リーグ
昨季リーグ順位1位(2023年)
クラブライセンスJ1
ホームタウン兵庫県神戸市[1]
ホームスタジアム
ノエビアスタジアム神戸[1]
収容人数30,132人[2]
運営法人楽天ヴィッセル神戸株式会社[1]
代表者 三木谷浩史
千布勇気[3]
監督 吉田孝行
公式サイト公式サイト

ホームカラーアウェイカラー

今シーズン
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

楽天ヴィッセル神戸株式会社
Rakuten Vissel Kobe, Inc.種類株式会社
市場情報非上場
本社所在地650-0024[1]
兵庫県神戸市中央区海岸通1-2-31神戸フコク生命海岸通ビル4階[1]
設立2004年1月5日
業種サービス業
法人番号2140001023240
事業内容サッカークラブの運営
代表者代表取締役社長 千布勇気[3]
資本金9,800万円[3]
売上高52億3,700万円
(2017年12月期)[4]
営業利益▲1億円
(2017年12月期)[4]
経常利益▲1億5,300万円
(2017年12月期)[4]
純利益3056万9000円
(2023年12月期)[5]
総資産32億6906万1000円
(2023年12月期)[5]
決算期12月期
主要株主楽天グループ株式会社 100%
関係する人物三木谷浩史
外部リンクhttps://www.vissel-kobe.co.jp/
特記事項:2017年1月に株式会社クリムゾンフットボールクラブから、同年4月に楽天フットボールクラブ株式会社から商号変更
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ヴィッセル神戸(ヴィッセルこうべ、: Vissel Kobe)は、日本兵庫県神戸市をホームタウンとする[1]日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するプロサッカークラブ。

2010年代後半から国内外のスター選手を相次いで獲得し、2022年度時点でチーム人件費はJリーグ1位、J1クラブの平均値を大きく上回っている[6]

2014年まで三木谷浩史の個人資産管理会社が全額出資しており、現在の運営会社は楽天ヴィッセル神戸株式会社。2013年度まで当期純利益で10年連続単年度赤字を計上したが、三木谷の個人資産や楽天グループの資金調達で債務超過を解消させている[7]
概要

1966年創部の川崎製鉄水島サッカー部1987年に川崎製鉄サッカー部に改称)が前身[1]1997年にJリーグへ加盟した[1]。ホームスタジアムはノエビアスタジアム神戸[1]、練習場はいぶきの森球技場[1](詳細は#スタジアム・練習場を参照)。

チーム名の「ヴィッセル」は、英語の「VICTORY(勝利)」と「VESSEL(船)」を合わせた造語[1]。これは「勝利の船出」を意味し、国際港湾都市・神戸をイメージ[1]。神戸市民の夢を乗せ、勝利に挑戦し続けるチームであることの誓いもこめている[1]

マスコットは神戸・兵庫に馴染みの深い、をモチーフとした「モーヴィ(MOVI)」[1]。牛の鳴き声「モー」と勝利「ヴィクトリー」を合わせた造語。

運営会社は楽天ヴィッセル神戸株式会社(旧・株式会社クリムゾンフットボールクラブ)[3]。2004年に同社が設立された当初は合同会社クリムゾングループ楽天代表取締役三木谷浩史の個人資産管理会社)からの全額出資であり、楽天からの出資は無かったが[8]2014年12月楽天が運営会社の全株式を取得した[9]
歴史
創設詳細は「川崎製鉄水島サッカー部」を参照

1993年12月に「神戸にプロサッカーチームをつくる市民の会(オーレKOBE)」が地元市民の有志により発足[10]。同時期に岡山県倉敷市を本拠地とする川崎製鉄サッカー部の誘致活動を行い、川崎製鉄本社の意向もあり1994年3月に1995年からの神戸市へ移転が決まった。1994年6月、当時神戸市に本社を置いていた総合スーパーダイエーがメインスポンサーとなり株式会社神戸オレンジサッカークラブを設立[1][10]。1994年9月、クラブ名称が「ヴィッセル神戸」に決定した[10]
1995年 - 2003年
1995年

1月1日、ヴィッセル神戸としてスタートしたが[1]、練習初日の1月17日阪神・淡路大震災が発生し[11]、選手らは岡山県倉敷市のグラウンドで初練習を行った[10](2月6日)。なお、神戸市内の練習場「いぶきの森球技場(旧)」は1995年7月に完成した。また6月に後にクラブの象徴的存在となり「ミスター神戸」と称されたFW永島昭浩が加入した。

運営会社の筆頭株主だったダイエー(資本金10億円のうち、50%を出資)が震災の影響から3月に撤退した。当時強化部長だった安達貞至がスポンサー獲得に奔走、5月31日に運営会社の商号を株式会社ヴィッセル神戸に変更。ユニフォームにも白と黒のストライプにオレンジのラインが襟と袖に入っていたがダイエー撤退に伴い、オレンジからエメラルドグリーン(ヴィッセルブルー)に変更した。
1996年

リーグ後半戦となる16節を前に当時現役デンマーク代表ミカエル・ラウドルップが加入[12]。最終節でNTT関東に3-1で勝利したことで、ジャパンフットボールリーグ(JFL)準優勝[13]、1997年シーズンからJリーグへ加盟した[1]
1997年

リーグ第2節の名古屋グランパスエイト戦では永島昭浩が2ゴールを挙げ、チームはJリーグ初勝利を挙げた[14][15]。同年、Jリーグ史上初のフェアプレー賞(高円宮杯)を受賞した。
1998年

韓国代表FW金度勲を獲得し、永島との強力2トップを要したものの、シーズン途中には16連敗を喫するなど低迷。J1参入決定戦で札幌を下して何とかJ1残留を決めた。

シーズン終了後には伊藤ハムがユニフォーム胸スポンサーから撤退。
1999年

監督に川勝良一が就任。2ndステージ終盤に4連勝を記録するなど、年間7位となり、2016年に更新されるまで長年クラブの最高順位記録だった。
2000年

DF海本慶治がクラブ初の代表選手に選ばれた。2ndステージは連敗が続くなど苦しい戦いながらJ1に残留を果たした。この年限りで永島が現役を引退した。
2001年

京都を退団したFW三浦知良、MF望月重良、DFシジクレイ、清水からMFサントスらが加入。神戸ウイングスタジアムのこけら落としとなった試合ではクラブ史上最多の3万813人を動員した。
2002年

横浜から城彰二、G大阪から播戸竜二らを獲得するも、1stステージでは5連敗を喫するなど低迷し、川勝が辞任し後任にコーチを務めていた松田浩が昇格する形で就任した。2ndステージ開幕前にFWオゼアス、MFアリソンを獲得。最終節で清水を下しギリギリで残留を果たした。
2003年

新たに副島博志を新監督に迎え、公式戦3連勝スタートを切ったが、1stステージ第14節大分戦ではワースト記録となる8失点で敗れるなど、年間通して多くの失点を喫する(リーグワースト63失点)。それでも終盤にカズ、播戸らの活躍で最終節を待たずして残留を決めた。

2003年12月15日、運営会社の株式会社ヴィッセル神戸は東京地方裁判所民事再生法の適用を申請した[16][17]
2004年 - 2005年
2004年

1月14日、兵庫県出身で楽天の代表取締役である三木谷浩史が代表を務める株式会社クリムゾンフットボールクラブ(2004年1月5日設立)が2月1日付でチームの営業権を譲り受けた[16][17]。神戸市はチーム運営から撤退し、スタジアム使用などの側面支援を行うことになった。

イワン・ハシェックが監督に就任。2002 FIFAワールドカップトルコ代表FWイルハン・マンスズが加入し話題を集めたが、イルハンは出場は3試合にとどまり、シーズン途中に自らの希望で退団。2ndステージ開幕直前には、元東京Vを退団したばかりだったFWパトリック・エムボマ鹿島アントラーズからFW平瀬智行、チェコの名門FKテプリツェからMFホルヴィらを獲得するなどテコ入れをおこなった。クラブは下位にとどまったが、播戸がリーグ戦17得点をあげ、得点ランキング3位タイとなった。
2005年

東京Vから現役日本代表DF三浦淳宏を獲得。開幕戦で勝利して以降、公式戦12試合勝ちなしとなり、6節広島戦終了後に松永英機が辞任し、エメルソン・レオンが就任したが成績は上向かず、2か月余りで解任された。その後パベル・ジェハークが正式に監督に就任した。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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