ヴィック・モロー
Vic Morrow
1971年撮影
本名Victor Morozoff
生年月日 (1929-02-14) 1929年2月14日
没年月日 (1982-07-23) 1982年7月23日(53歳没)
出生地ニューヨーク
死没地ベンチュラ郡
国籍 アメリカ合衆国
配偶者バーバラ・ターナー
ヴィック・モロー(Vic Morrow、1929年2月14日 - 1982年7月23日)は、アメリカ合衆国の俳優。本名ヴィクター・モロゾフ(Victor Morozoff)。「ビック・モロー」と表記されることが多い。 ニューヨーク州ニューヨーク市ブロンクス区のロシア系ユダヤ系の両親の間に生まれる[1]。17歳で高校を中退し、海軍に入隊。軍務を終えてから、夜学に入学し直してハイスクールを卒業。 フロリダのサザン大学
経歴
1955年に『暴力教室』で映画デビュー。1962年に、テレビシリーズ『コンバット!』の主役・チップ・サンダース軍曹役で人気スターになる。
1982年に、『トワイライトゾーン/超次元の体験』第1話(ジョン・ランディス監督)で、人種差別主義者だったのが、逆に差別される立場になってしまうという男性を演じる。クライマックスであるベトナム戦争のシーンをロサンゼルス北80kmの砂漠にて撮影中、頭上から模擬爆弾の爆風を受けたヘリコプターが落下。共演していたベトナム出身の2人の子供と共にローターに巻き込まれて死亡(ヘリコプターの搭乗員は無傷だった)。このためにラストシーンが変更され、この事故のシーンは映画に採用されなかったが、日本の映画『ザ・ショックス ?世界の目撃者?』(日本テレビ製作)や、テレビ特番の衝撃映像集で数回取り上げられている。
『トワイライトゾーン/超次元の体験』の出演は、本人にとっては再起を図った作品であっただけに、その死が悼まれた。
なおヴィックの人差し指は、生まれつき奇形であった。『コンバット・クロニクル』によれば、彼はトンプソンの引鉄を中指で引いていたが、一切画面には映さないようにしていたという。 私生活では、1957年にバーバラ・ターナー 公開年邦題
プライベート
出演作品
映画
原題役名備考
1955暴力教室
Blackboard Jungleアーティ・ウエスト
1956悪人への貢物
Tribute to a Bad Manラース・ピーターソン
1957最前線
Men in Warジェームズ
1958地獄の五時間/俺に近づくな
Hell's Five Hoursナッシュ
闇に響く声
King Creoreシャーク
真昼の欲情
God's Little Acreショー
1960シマロン
Cimarronウェス・ジェニングス
1961ギャングの肖像
Portrait of a Mobsterダッチ・シュルツ
四人の無頼漢
Posse From Hellクリップ
1969ターゲット・ハリー
Target: Harryハリー・ブラック
1970スレッジ
A Man Called Sledge-監督のみ
1971金庫破り
A Step Out of Lineジョー・ローリンズテレビ映画
殺しを呼ぶ情事
Travis Logan, D.A.トラヴィス・ローガンテレビ映画
怒りの爆破
River of Mysteryフィルテレビ映画
1972暗黒の檻を暴け
The Glass Houseヒューゴテレビ映画
1974狙われた裏窓
Nightmareラウシュテレビ映画
ダーティ・メリー/クレイジー・ラリー
Dirty Mary, Crazy Larryエヴェレット・フランクリン
ザ・テイク わいろ
The Takeマンソ
カリフォルニア・キッド
The California Kidロイ・チルドレステレビ映画
ファネラル・アサシン
Funeral for an Assassinマイケル・カーディフ
1975脱走の谷/恐怖の人妻誘拐
Death Stalkレオ・ブルナーテレビ映画
危険なめぐり逢い
La baby sitterヴィク
アメリカを震撼させた夜
The Night That Panicked Americaハンク・マルドゥーンテレビ映画
1976がんばれ!ベアーズ