「ヴァーティゴ」
U2 の シングル
初出アルバム『原子爆弾解体新書?ハウ・トゥ・ディスマントル・アン・アトミック・ボム』
リリース2004年11月8日
ジャンルロック
時間3分11秒
レーベルアイランド・レコード
作詞・作曲U2
プロデューススティーヴ・リリーホワイト
チャート最高順位
1位(アイルランド、イギリス[1]、イタリア[2]、スペイン[3]、デンマーク[4])
2位(オランダ[5]、カナダ・Canadian Single Chart[6]、スウェーデン[7]、ノルウェー[8]、フィンランド[9])
4位(オーストリア[10])
5位(オーストラリア[11]、ニュージーランド[12])
6位(スイス[13])
9位(ドイツ[14])
12位(フランス[15])
31位(アメリカ・Billboard Hot 100[6])
58位(日本[16])
U2 シングル 年表
エレクトリカル・ストーム
(2002年)ヴァーティゴ
(2004年)オール・ビコーズ・オブ・ユー
(2005年)
ミュージックビデオ
「Vertigo」
「ヴァーティゴ」(Vertigo)は、U2が2004年に発表した楽曲。11作目となるスタジオ・アルバム『原子爆弾解体新書?ハウ・トゥ・ディスマントル・アン・アトミック・ボム』の先行シングル。 タイトルはアルフレッド・ヒッチコックの映画『めまい』(Vertigo)から。ライヴ時にスクリーンに映し出される映像も『めまい』のオープニング・シークエンス
解説
曲の元になったのは、ジ・エッジがマリブの家で思いついたギター・リフで、アルバム『How To Dismantle An Atomic Bomb』に向けた曲作りに取り掛かった際、最初に生まれたアイディアのうちの1つだった。[17]
最初「Full Metal Jacket」という曲で、次に「Native Son」という曲になったが完成に至らず。[18]このときの歌詞は、レナード・ペルティエ という人権活動家にインスパイアされたネイティブ・アメリカン関するものだった。その後、クリス・トーマスに代わってプロデューサーになったリリーホワイトが曲に手を加え、さらにボノに「この歌詞を観客の前で歌えるか?」と質問。ボノは首を横に振り、歌詞を書き換えた。デビューシングルのつもりで作ったせいか、コーラス部分が「Stories For Boys」と同じく「Hello,Hello」となっている。アダムはリズムセクションがEcho & Bunnymenぽいと発言している。[19]
なお曲の初めに「ウノ、ドス、トレス、カトールセ!」とスペイン語で「1、2、3、14」と唱えている理由について、ボノは「アルコールが入っていたせい」と答えている。[19]
CDシングル発売に先行して、Apple「iPod」のコマーシャルソングとして使用され、U2のメンバーもシルエットで出演した。アップルは、iPodのU2スペシャル・エディションや、デジタル・ダウンロードにより購入できるU2のボックス・セット『The Complete U2』も発売した[20]。
イギリスでは、2000年発売の「ビューティフル・デイ」以来、通算5作目の1位獲得シングルとなった[1]。