ヴァンパイア騎士
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ヴァンパイア騎士
ジャンル少女漫画学園吸血鬼
オカルトファンタジー
漫画
作者樋野まつり
出版社白泉社
掲載誌LaLa
レーベル花とゆめコミックス(単行本)
白泉社文庫(文庫版)
発表号2005年1月号 - 2013年7月号
巻数全19巻(単行本)
全10巻(文庫版)
話数全93話
漫画:ヴァンパイア騎士memories
作者樋野まつり
出版社白泉社
掲載誌LaLa DX
レーベル花とゆめコミックス
発表号2016年7月号 -
巻数既刊9巻(2023年10月現在)
アニメ:ヴァンパイア騎士(第1期)
ヴァンパイア騎士 Guilty(第2期)
監督佐山聖子
シリーズ構成岡田麿里
キャラクターデザイン西田亜沙子
音楽羽毛田丈史
アニメーション制作スタジオディーン
製作「ヴァンパイア騎士」製作委員会
放送局テレビ東京系列6局、AT-X
放送期間第1期:2008年4月 - 6月
第2期:2008年10 - 12月
話数第1期:全13話 / 第2期:全13話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメラジオ

『ヴァンパイア騎士』(ヴァンパイアナイト、Vampire Knight)は、樋野まつりによる日本少女漫画。『LaLa』(白泉社)で2005年から2013年まで連載されていた。単行本花とゆめコミックスから全19巻。文庫は白泉社文庫から全10巻。2008年にはテレビ東京系列 (TXN) でテレビアニメ第1期と第2期が放送され、音泉Webラジオが配信されていた。

連載終了後、『LaLaファンタジー』(白泉社)や『LaLa DX』(白泉社)に特別編が掲載された。『LaLa DX』2016年7月号より続編シリーズ『ヴァンパイア騎士 memories』が連載開始[1]。単行本は花とゆめコミックスから既刊9巻。
あらすじ

全寮制の私立「黒主学園」には、一般生徒が通う普通科(デイ・クラス)と、エリートで美形揃いの吸血鬼(ヴァンパイア)が通う夜間部(ナイト・クラス)が存在するが、普通科の生徒は夜間部の生徒全員が吸血鬼という事実を知らない。5歳以前の記憶を持たない主人公・黒主優姫は、麗しい吸血鬼で夜間部のクラス長を務める玖蘭枢に命の恩人として憧れつつも、錐生零と共に学園の秘密を守るため、風紀委員として守護係(ガーディアン)を務めている。5歳のころ、ナイトクラス寮長・玖蘭枢に助けられた過去を持つ。人間と吸血鬼を共生させる学園、そして、吸血鬼を激しく憎む零には、それぞれにひた隠す秘密があった。
登場人物

担当声優ドラマCD / TVアニメの順。 特に明記の無いものは同様。なお、「なし」はドラマCDに登場しなかったことを示す。
主要人物
黒主 優姫(くろす ゆうき)/玖蘭 優姫(くらん ゆうき)
声 -
堀江由衣[2]本作の主人公[3]。学園と夜間部の秘密を守る守護係(風紀委員)を錐生零と共に任された少女。身長152cm。16歳。血液型O型。10年前の雪の日、何故か吹雪の中におり、元人間の吸血鬼に襲われかけたところを玖蘭枢に助けられ、理事長である黒主灰閻の養女として大切に育てられた[4]。5歳以前の記憶は失っている[3]。頭は悪いものの運動神経は良く、養父仕込みの腕前はかなりのもの。守護係の使用武器は灰閻からもらった「狩りの女神」(アルテミス)と呼ばれるロッド。吸血鬼化した零をレベル:Eに堕とさないために、彼からの吸血を受け入れていた。幼少期から枢のことを慕っている。正体は人間ではなく、純血種の玖蘭悠と樹里の間に生まれた純血の吸血鬼である。枢の義理の妹で、同時に許婚でもあるが、優姫は枢を義理の兄ではなく実の兄と思っている。樹里の術式により吸血鬼としての能力と記憶に蓋をされ、人間として生きていたが、枢によって吸血鬼の本能に目覚め、失われた記憶を取り戻した。その変化の際、髪も長く伸びた。枢の元に戻ることを約束した後、鎌へと覚醒した「狩りの女神」(アルテミス)を手に、人間だったころの約束通り「敵」である零の味方をし、零と共に戦いを挑んだ玖蘭李土を塵としたが、零からは拒絶され、対峙する立場となった。枢の出現により零に別れを告げた際、零から逃げ続けることを零に誓った。その後、枢と共に学園を去り、両親と枢と暮らした玖蘭家へと戻り、枢の苦悩を受け止めた上で彼の吸血を許し、口付けを交わした。零と離別した1年後では、玖蘭家で英から教育を受けて暮らしながら、手渡すことはない零への想いを綴った手紙の破棄を繰り返している。安全面から昔と同じく隔離された生活を送るものの、人間だった当時を思い出し、零への想いを抱きながらの苦悩を抱えていた。吸血鬼に戻ってから、中々牙を使うことができず、枢が自ら出した血を飲んでいた。その後、自分と向き合うことで牙を使うことができるようになる。枢を未だに「センパイ」と呼ぶ癖が残り、言い直すように諭されることがある。枢からハンター協会との会合の件を聞かされ、零を思い出し動揺する。そんな中、会合の次の夜に夜会へ。そこで零と再会する。枢の死ののち、2年をかけて枢の娘を出産。その後、零と去り、子供を1人儲ける。1000年の時を経て自らの命で枢を人間に変え、息を引き取った。
錐生 零(きりゅう ぜろ)
声 - 宮野真守[2]優姫の幼馴染。吸血鬼ハンターの名家である錐生一族の出身。学園を守る守護係を優姫と共に任される。シルバーグレイの髪と浅紫色の瞳の持ち主。17歳。A型。身長181cm。夜間部と普通科女子には疎まれているが、普通科男子にとっては希望の星。枢を唯一睨める存在でもある。使用武器は「血薔薇の銃」(ブラッディローズ)と呼ばれる銃。母体内で双子の壱縷の半分の力を奪ったため、1人半の力を持って生まれる。幼少期はとても優しい性格だったが、4年前に純血種の緋桜閑に家族を奪われた事件をきっかけに、優姫を始めとする極一部の信頼する人間以外には壁を作るようになった。吸血鬼を激しく憎んでいる。閑に咬まれた日以降、自らを駆り立てる吸血の欲求に耐え続けていたものの、優姫の血を飲んだことで吸血鬼として目覚める。元人間の吸血鬼に稀に見られる血液錠剤(タブレット)を受けつけない体質のため、優姫の血を吸うことで理性を保っていたが、閑の死により、いずれはレベル:Eに堕ちる運命となった。レベル:E化を遅らせるべく枢の血を飲むが、それは枢の思惑の一端でもあった。協会長の命令で牢屋に幽閉されていたが、李土に傷を受け深手を負った壱縷の血を飲み、脱獄する。好意を寄せていた優姫が純血種だと知り、苦悩しながらも優姫を拒絶し「敵」と言い放つ。彼女を前にしても心は変わらず、覚醒した「血薔薇の銃」を手に李土を1人で始末しようとするが、優姫に止められて決別し、武器を向け合うことになった。だが、その後現れた枢の計らいで、優姫に別れを告げる際に吸血し、最初で最後の口付けをする。再会時には優姫を殺すことを約束。離別後、牢屋に戻り壱縷を運ぶ。結果として、体内に純血種3人の血が流れ、自身の片割れである壱縷を取り込んだ彼は「最強のハンター」となった。優姫と離別した1年で1人で暮らしている。狩りへの強い欲求や、血液錠剤を受けつける体質への変化(枢や壱縷を介して閑の血を得たため)など、1年前とは明らかに異なる点がある。ハンターとしても実力を磨き、躊躇なく狩るが、心中に複雑なものを抱えている。街で助けた人間の子供には優しく接し、穏やかな顔を見せる。アパートに訪れた灰閻に、次期ハンター協会長としての会合への参加を求められ、枢と1年振りの再会を果たす。そのあと、海斗と夜会を見張る中、1年振りに優姫とも再会。番外編では、壱縷と癖や仕草が似ていることが判明した。その後、優姫への思いを認め、彼女と枢の娘と共に去り、1子をもうける。1000年後には、すでに亡くなっていた。
玖蘭 枢(くらん かなめ)
声 - 岸尾だいすけ[2] / 幼少期:喜多村英梨夜間部クラス長で、夜間部生徒が暮らす月の寮の寮長でもある。純血種の中でも、最も強い権力を今でも持ち続ける、元王族玖蘭家の現当主。漆黒の髪とダークレッドの瞳の持ち主。18歳。身長184cm。雪原に1人で佇む幼い優姫を、レベル:Eの吸血鬼から救った命の恩人。優姫を世界中の誰よりも大切に想っている。人間として生きていた優姫の憧れの存在。優姫の「失った記憶」を含む本当の姿を知っていたため、純血種であるにもかかわらず、人間の優姫をずっと気に掛けていた。表向きの両親である悠と樹里が存命のころは、枢の正体を知った上で「息子」として愛情を注がれていた。10年前に李土が優姫を奪いに来た際には、樹里に優姫を任され、悠を殺した李土を殺そうとしたが、李土によって復活した枢には、体を肉片には出来たものの「主」である李土の完全な殺害は叶わなかった。人間だったころの優姫の血を吸った零を、許し難い罪人として心底嫌っているが、優姫を狙う李土から優姫を守る盾代わりに生かし、李土を殺させるための「駒」として4年の間に「最強のハンター」へと導いた。優姫に対して行き過ぎた藍堂の行動などには罰を与えながらも、内心では夜間部を信頼している。過去の記憶を取り戻そうと発狂しかけた優姫の首に牙を立て、後に自らの血を飲ませることで優姫を純血の吸血鬼へと覚醒させた。その際、優姫の許婚であり義理の兄でもあることが判明。優姫を「行くべきところ」に連れて行こうとするが、優姫の抵抗によって李土粛清まで学園に残ることとなり、その間に、元老院の者達を純血の力で操り自粛させ、組織を消滅させた。李土に自らの血を直接入れて復活させた後、牢屋に囚われていた零を説得し、李土を粛清させることに成功する。だが、優姫と対峙し銃口を優姫に向けた零に憤り、ブラッディローズの茨による拘束を敢えて血を吸わせることで解き、零に攻撃するものの、優姫がこれを阻止。優姫に零と別れを告げる時間を与え、場を去った。優姫と零が離別した1年後では、裏から元老院を再構築しており、優姫に会合が開かれることを伝える。牙で血を得ることのできない優姫に、自ら血を流し与える。


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