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株式会社ヴァンヂャケット
VAN JACKET INC.種類株式会社
市場情報非上場
本社所在地 日本
〒111-0051
東京都台東区蔵前4-11-3
蔵前イシイビル
設立1980年12月3日(株式会社ヴァンヂャケット新社)
業種繊維製品
法人番号9010401003617
事業内容メンズアパレルブランド『VAN』の企画・製造・販売
代表者代表取締役社長 佐藤 賢三
資本金4800万円
従業員数21名(2017年8月現在)
関係する人物石津謙介(創業者)
外部リンク ⇒http://www.van.co.jp/
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株式会社ヴァンヂャケット(VAN JACKET INC.)は、日本のアパレル企業。
1960年代から1970年代にかけて一世を風靡した。1950年代よりアメリカンカルチャーを取り入れ日本にアメリカントラディショナルスタイルを浸透させた。60年代には「アイビールック」や「みゆき族」など流行を作り、T.P.O. (Time Place Occasion)という言葉で、着こなしや時々のルール等、スタイル全般をイノベーションしメンズファッションとライフスタイルの文化を築いた。1970年頃のブランドタグ(ステンカラーコートに縫製品) 石津謙介が大阪市南区で創業した企業である。ニュー・イングランド風のファッションを、アメリカ東海岸名門大学グループ「アイビーリーグ」にちなんで「アイビー」と呼んだが、このアイビー・ファッションをVANブランドとして打ち出し、急成長を遂げた。 アイビーは、1960年代に東京・みゆき通りに集まる流行に敏感な若者、総称して「みゆき族」の間にも流行した。みゆき族の間では、ヴァンヂャケット社のブランド「VAN」の紙袋を持つことさえおしゃれであるとされ、「VAN」はその後、日本のファッションシーンの最先端を走り続けた。アイビーファッションの信望者の中では、神様的扱いのブランドであった。1970年代に至っても愛好者はいたようであり、また、1つのジャンルを形成していた。 青山に本社ビルを構え、企業内クラブとしてアメリカンフットボールのチーム「VANGUARDS」を持つなど、当時時代の最先端を行く企業として若者の間の人気は高かった。 1975年2月期の決算で452億円の売り上げを計上したのをピークに業績が急激に悪化。丸紅、三菱商事などの商社、東洋紡、鐘紡などの素材メーカーに人材、金融面での支援を仰いだが、オイルショックを背景にした不況、アパレル業界の競争激化、新しい客層をつかむことに失敗したことなどが重なり、1978年(昭和53年)4月6日、会社更生法を申請して事実上倒産。負債額は約500億円[1]。
概要
沿革
1948年 - 会社設立
1951年 - 石津謙介がVANの前身である石津商店を大阪市南区で創業。アイビー・ファッションを打ち出す。
1954年 - VANブランド登場。
1963年 - Kentブランド登場。
1964年 - 8月1日 日本橋から北青山へ本社移転
1964年 - 9月12日 みゆき族が銀座に登場 所轄の築地警察署によってみゆき族への一斉取り締まり
1965年 - 「TAKE IVY」キャンペーン実施。月星と組んでVANスニーカー発売。
1966年 - 「MAN MAKING VAN」キャンペーン実施。銀座にレストラン「VANスナック」開店。
1966年 - ヨーロピアンテイストのMr.VANブランド登場。
1967年 - 春夏「CAPECOD SPIRITS」秋冬「DISCOVER AMERICA」キャンペーン実施。
1968年 - 春夏「ADVENTURE」秋冬「CASUAL-UP」キャンペーン実施。
1969年 - 春夏「COOL RIDER」秋冬「THE WEEK ENDER」キャンペーン実施。
1969年10月1日 - 株式会社アルフレックス・ジャパン設立。