ヴァリアブルファイター・
マスターファイル
VARIABLE FIGHTER MASTER FILE
著者GA Graphic編集部
スケールアヴィエーション編集部
発行日「シリーズ一覧」を参照
発行元ソフトバンククリエイティブ
ジャンルアニメ関連書籍
国 日本
言語日本語
形態大型本
ページ数128
コード「シリーズ一覧」を参照
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ヴァリアブルファイター・マスターファイル(VARIABLE FIGHTER MASTER FILE)は、SFロボットアニメ「マクロスシリーズ」に登場する可変戦闘機(ヴァリアブルファイター、VF)を題材とするムックシリーズ。GA Graphic編集部製作、ソフトバンククリエイティブ発行。 マクロス世界において出版された可変戦闘機の歴史・技術研究書という想定のもとに、可変戦闘機の魅力を解析するメカニックマニュアル。航空宇宙・軍事専門書の体裁を用いており、CGや模型で再現した空撮写真、イラスト、三面図、内部図解などのビジュアルも掲載する。現用航空兵器を思わせるファイターモード(戦闘機形態)を主題として扱い、ガウォークモード(中間形態)やバトロイドモード(ロボット形態)に関しても、空中戦における活用術を分析している。 『マクロス ゼロ』にVF-1バルキリーの試作機VF-0フェニックスが登場するように、マクロスシリーズの近作では旧設定が書き換えられることがある。また、テレビ版と劇場版のディティールの違いや、VF-1の股関節構造など、デザイン上の謎とされてきた事例もある。本書はこれらに対応し、独自の解釈やオリジナル要素を交えて整合性のある説明を試みている。 本書は版権許諾を得た正規出版物であり、可変戦闘機の生みの親である河森正治が監修を務めているが、巻末には「公式設定ではない」と表記されている。河森は「設定なんて楽しむために作るものであって、縛り付けるために作るものじゃない[1]」「制作側で設定を用意しすぎると後で参加する側に楽しみがなくなってしまう[2]」と発言しており、外部参加型の設定考察に対してオープンな姿勢を示している。 企画のルーツとなったのは、『超時空要塞マクロス』放送当時にマクロスアタックチーム (M.A.T) が発行した同人誌『SKY ANGELS』である。航空誌風のVF-1解説記事「マクロスジャーナル[3]」は、マニアックな内容からオフィシャル商品の解説文にも引用された[4]。M.A.T主宰者の千葉昌宏はスタジオぬえ周辺人物であり[注 1]、のちに『マクロス7』のDr.千葉のモデルとなり、マクロスシリーズの年表や機体スペックの設定制作に協力することになる。
概要
内容
おもな項目
開発史 - 機体の誕生背景、開発計画、技術革新。
構造とシステム - 胴体、主翼(翼平面形)、尾翼、エンジン、降着装置、操縦・管制系統、変形機構。
バリエーション - 派生型、生産ブロックによる変更点。詳細はVF-1 バルキリー、VF-19 エクスカリバー、VF-25 メサイアを参照。
各種兵装 - ガンポッド、対空・対艦ミサイル、反応弾など。それらのハードポイントへの装着例。
拡張装備 - FASTパック、アーマードパック、フォールドブースター。
パイロットスーツ - 耐G性能や生命維持機能、操縦サポート機能。
機体表記 - コーションナンバー、モデックス、統合宇宙軍マーク。
バルキリーの系譜 - 各年代における運用状況。
エピソード - 特務作戦や性能評価試験。
VFエクストラファイル - エースパイロットへのインタビュー記事。
飛行隊(スコードロン)・特別塗装機 - カラーリング、インシグニア、テールレター、ノーズアート。
非公式設定の世界