ヴァイオレット・エヴァーガーデン
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

この項目では、暁佳奈によるライトノベルについて説明しています。この小説を原作としたアニメーション作品については「ヴァイオレット・エヴァーガーデン (アニメ)」をご覧ください。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン
Violet Evergarden
ジャンル群像劇[1]ドラマ[2]ファンタジー[1]
小説
著者暁佳奈
イラスト高瀬亜貴子
出版社京都アニメーション
レーベルKAエスマ文庫
刊行期間2015年12月25日 - 2020年3月27日
巻数全4巻(本編3巻+外伝1巻)
テンプレート - ノート
プロジェクトライトノベル
ポータル文学

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』(英語: Violet Evergarden)は、暁佳奈による日本ライトノベル。イラストは高瀬亜貴子。KAエスマ文庫京都アニメーション)より2015年12月から2020年3月まで刊行された。

第5回京都アニメーション大賞小説部門の大賞受賞作であり[3]、2023年現在で唯一の大賞受賞作である[4]。2022年11月時点でシリーズ累計発行部数は70万部を突破している[5]

「.mw-parser-output ruby.large{font-size:250%}.mw-parser-output ruby.large>rt,.mw-parser-output ruby.large>rtc{font-size:.3em}.mw-parser-output ruby>rt,.mw-parser-output ruby>rtc{font-feature-settings:"ruby"1}.mw-parser-output ruby.yomigana>rt{font-feature-settings:"ruby"0}自動手記人形(オート・メモリーズ・ドール)」と呼ばれる代筆屋の少女を中心に繰り広げられる群像劇。
あらすじ

4年間にわたる東西南北による大陸戦争が終結。その戦場で「武器」と称されて戦うことしか知らなかった少女・ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、激化する戦場で両腕を失い、自在に動く義手を着けることを余儀なくされる。

退院したヴァイオレットは、ホッジンズの下で、自動手記人形としてC.H郵便社で働きはじめる。ヴァイオレットにはかつて戦場で誰よりも大切な人・ギルベルト少佐がいた。最後に聞かされた「愛してる」という言葉が理解できなかったヴァイオレットは、仕事と日常を通じて人と触れ合いながら、その言葉の意味を探していく[6]
登場人物

大半の登場キャラクターの名前(または名字)は、実在する花の名前がつけられており、何かしらの意味が込められていると原作者が明言している。
主要人物
ヴァイオレット・エヴァーガーデン
- 石川由依[7]本作の主人公。金色の髪に青い瞳、玲瓏な声を持つ可憐な容貌をした少女。大戦中はライデンシャフトリヒ陸軍の女子少年兵であり、ギルベルト直属の部下として単独で一個分隊に匹敵する戦闘力を持っており、「ライデンシャフトリヒの戦闘人形」の渾名で恐れられていたが大戦時の戦傷で両腕を失う。大戦後、後見人の一人となったクラウディアが経営するC.H郵便社にて、自動手記人形として代筆業をしている。少女兵時代にギルベルトに買い与えられたエメラルドのブローチを命に代えても惜しくない程大切にしており、常に身に付けている。両腕には義手を装着しており、普段はエヴァーガーデン家の奥方に貰った革手袋をはめている。女子少年兵として戦ってきた生い立ちのためか、感情の起伏に乏しく無表情が多い。誰に対しても敬語で話す。アニメ版の初登場時は推定14歳。出生地や誕生日は不明。孤児で言葉も親も知らなかった(原作小説ではこの頃の彼女を「獣」や「化物」とも書かれていた)ため、ヴァイオレットという名前を陸軍時代にギルベルトによって花の女神の名前から名づけられた後、エヴァーガーデンという姓を後見人によってその一家のものを名づけられた。ギルベルトのことを自身の命に代えても守りたいと思うほど、大切に思っている。
クラウディア・ホッジンズ
声 -
子安武人[7]C.H郵便社の社長。大戦中はライデンシャフトリヒ国陸軍の少佐(アニメ版では中佐)だった。ギルベルトとは士官学校時代からの親友。親から女性の名前をつけられたことを気にしているため、クラウディアと名乗ることを嫌っている。人好きのする性格で情に厚い性格。実家はライデンシャフトリヒにて商家を営んでいる。女性との付き合いは幅広くあるようだが、特定の恋人を持とうとはしていない。大戦中にギルベルトからヴァイオレットのことを頼まれており終戦後はヴァイオレットを家族のように見守っている。
ギルベルト・ブーゲンビリア
声 - 浪川大輔[7]ヴァイオレットの陸軍時代の上官。「ライデンシャフトリヒ陸軍特別攻撃部隊」の隊長(階級は少佐)で、独身。代々続く名門ブーゲンビリアの子息であり、当時は当主だった。兄にディートフリートを、原作では妹を持つ。25歳当時、兄に押し付けられる形でヴァイオレットを引き取り、道具や武器として扱えと言われるが、言葉も喋れなかった彼女を見守りながら、いつしか愛するようになる。
C.H郵便社
クラウディア・ホッジンズ
C.H郵便社の社長。詳細は
#主要人物を参照。
カトレア・ボードレール
声 - 遠藤綾[7]C.H郵便社の自動手記人形。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:49 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef