ワールド・トレード・センター
World Trade Center
監督オリバー・ストーン
脚本アンドレア・バーロフ
原案ジョン・マクローリン
ドナ・マクローリン
ウィル・ヒメノ
アリソン・ヒメノ
製作マイケル・シャンバーグ
『ワールド・トレード・センター』(World Trade Center)は、2006年のアメリカ映画。アメリカ同時多発テロ事件で崩壊したワールドトレードセンターを舞台にし、実話を元に製作されたノンフィクション映画。 2001年9月11日。ニューヨークは、いつもと同じ朝を迎えていた。港湾局警察に勤めるベテラン巡査部長のジョン・マクローリンや、同じく港湾局警察に勤めるウィル・ヒメノをはじめ、警察官たちも普通に業務を開始した。 だが、午前8時40分過ぎ、突如、タワー1(北棟)に、アメリカン航空11便が激突した。続いてタワー2(南棟)にもユナイテッド航空175便が激突。アメリカ国民だけでなく世界中の人が我が目を疑った。 ジョンたちは、上層階に取り残された人々を避難誘導すべく、さらなる恐怖が迫っているとも知らずに部下たちと共にタワーへ向かった。 ※括弧内は日本語吹替 レビュー・アグリゲーターのRotten Tomatoesでは232件のレビューで支持率は66%、平均点は6.70/10となった[3]。Metacriticでは40件のレビューを基に加重平均値が66/100となった[4]。
ストーリー
キャスト
ジョン・マクローリン - ニコラス・ケイジ(山路和弘)
港湾局警察官。勤続21年。1993年の爆破事件で救急班の一員として乗り込んだ経験がある。
ウィル・ヒメノ - マイケル・ペーニャ(小森創介)
港湾局警察官、ジョンの部下。
ドナ・マクローリン - マリア・ベロ(塩田朋子)
ジョンの妻。
アリソン・ヒメノ - マギー・ジレンホール(吉田陽子)
ウィルの妻。
スコット・ストラウス - スティーヴン・ドーフ(横島亘)
緊急救助隊員。
アントニオ・ロドリゲス - アルマンド・リスコ
港湾局警察官、ジョンの部下。
ドミニク・ペズーロ - ジェイ・ヘルナンデス(鉄野正豊)
港湾局警察官、ジョンの部下。
デイブ・カーンズ - マイケル・シャノン(入江崇史)
元アメリカ海兵隊二等軍曹。
アリソンの祖母 - ジュリー・アダムス
アリソンの父 - ピーター・マクロンビー
クリストファー・アモロソ - ジョン・バーンサル
ジュディ・ジョナス - ドナ・マーフィー
チャック・セレイカ - フランク・ホエーリー
救急隊員。
ジェリー・ヒメノ - ブラッド・ウィリアム・ヘンケ
アリソンの兄弟。
ジェイソン・トーマス - ウィリアム・メイポーザー
海兵隊軍曹。
ジラルディ - ダニー・ヌッチ
港湾局警察官。
ポルニッキ - ネッド・アイゼンバーグ
港湾局警察官。
コロヴィト - ニコラス・タートゥーロ
港湾局警察官。
フィールズ - ジュード・チコレッラ
港湾局警察警部補。
病院の母親 - ヴィオラ・デイヴィス
レイノルズ - トム・ライト
警察官 - ウィル・ヒメノ
消防士 - ジョン・C・マッギンリー ※ノンクレジット
スタッフ
監督:オリバー・ストーン
脚本:アンドレア・バーロフ
原案:ジョン・マクローリン、ドナ・マクローリン、ウィル・ヒメノ、アリソン・ヒメノ
製作:マイケル・シャンバーグ、ステイシー・シェア、モーリッツ・ボーマン、デブラ・ヒル
製作総指揮:ドナルド・J・リー・Jr
撮影:シェイマス・マクガーヴェイ
プロダクション・デザイン:ジャン・ローエルス
編集:デヴィッド・ブレナー、ジェリー・モンロー
衣装:マイケル・デニソン
音楽:クレイグ・アームストロング
視覚効果ディレクター:ジョン・シール
視覚効果:ダブル・ネガティブ
評価
製作秘話
アドバイザーとして映画についた二人は、あくまで事実に忠実に撮影するよう進言。ニコラス・ケイジがビル内で崩壊寸前に別の警官と話すシーンをオリバー・ストーン監督が消防署員に演出を変更しようとしても、マクローリンは「あの時出会ったのは警官だった」と譲らず、結局監督の方が折れたという
救出に出た海兵隊の軍曹を名乗る男性は、元海兵隊員で普通の市民である。
ジョン・マクローリン(英語版
事件後のヒメノは、恐怖体験によるPTSDから逃れられず、食に走り、見る影もなく激太りしている[5]。
脚注^ a b “World Trade Center (2006)”. Box Office Mojo. 2009年11月13日閲覧。