ワーナー・ミュージック・グループ
Warner Music Group
種類公開会社
市場情報NASDAQ WMG
ワーナー・ミュージック・グループ(Warner Music Group、略称WMG。NASDAQ:WMG)は、アメリカ合衆国のレコード会社。ユニバーサルミュージック、ソニー・ミュージックエンタテインメントと共に、世界3大レーベルのひとつである。 ワーナー・コミュニケーションズ(現:ワーナー・ブラザース・ディスカバリー)傘下のワーナー・ブラザース、エレクトラ、アトランティックの3つのレコード会社の配給網として、主要レーベルの頭文字を取った“WEA”が設立されたことから、当初ワーナー・コミュニケーションズの音楽部門全体のこともWEAと呼んでいた。しかし、1990年代中盤にディスク製造部門が切り離されてから、残った音楽制作部門と音楽出版部門を総称して、ワーナー・ミュージック・グループという名称が使われるようになった。 タイム・ワーナーは、AOLとの合併以降、AOLの業績低迷から来る財務体質の悪化に苦しんでいたが、これを改善するため、2004年にワーナー・ミュージック・グループを投資家グループに売却した。従って、現在は、ワーナー・ミュージック・グループにワーナーメディアとの資本関係はない。 日本では、同社の音楽作品はワーナーミュージック・ジャパンから発売されている。 アメリカ合衆国を中心として構成 The Atlantic Records Group Independent Label Group
概要
沿革
1947年 アトランティック・レコード設立。
1950年 エレクトラ・レコード設立。
1958年 映画会社ワーナー・ブラザースが音楽子会社ワーナー・ブラザース・レコードを設立。
1967年 ワーナー・ブラザースがセブンアーツと合併し、ワーナー・セブンアーツと改名。
1967年 ワーナー・セブンアーツがアトランティック・レコードを買収。
1969年 キニー・コーポレーションがワーナー・セブンアーツを買収。
1970年 キニー・コーポレーションがエレクトラ・レコード及びそのサブ・レーベルのノンサッチ・レコードを買収。キニーはワーナー・コミュニケーションズに改名。
1989年 ワーナー・コミュニケーションズと出版社タイムが合併し、タイム・ワーナーに改名。
2001年 タイム・ワーナーとAOLが合併し、AOLタイム・ワーナーに改名。
2003年 社名をタイム・ワーナーに戻す。
2004年 タイム・ワーナーが音楽部門を投資家グループに売却。CEOには元ユニバーサルミュージックのエドガー・ブロンフマン・ジュニアが着任。これに伴い大きく改編が行われ、ワーナー・ブラザース・レコードのジャズ部門は閉鎖し、エレクトラもアトランティックに吸収され活動を休止。
2011年 5月6日 ワーナー・ミュージック・グループは、2004年から2007年まで同社役員会メンバーで取締役だったレン・ブラバトニクが代表を務める米複合企業アクセス・インダストリーズ
2013年 2月7日 ユニバーサルミュージックから、EMIレコードの主要部門であるパーロフォン・レーベル・グループを買収する。[3]
主なレーベル
アトランティック・レコード・グループ
143 レコード 143 Records
アトランティック・レコード Atlantic Records
バッド・ボーイズ・レコード Bad Boy Records(1993年にヒップ・ホップのレーベルとしてショーン・コムズにより創設)
エレクトラ・レコード Elektra Records(1950年にジャック・ホルツマンによりフォーク・ミュージックのレーベルとして創設)
Lava Records
ロードランナー・レコード Roadrunner Records(1980年にケース・ウェッセルズによりヘヴィメタル系のレーベルとして創設)
インデペンデント・レーベル・グループ
アサイラム・レコード Asylum Records
イースト・ウェスト・レコード East West Records(1955年に創設)
Adeline Records
Better Looking Records
The Bevonshire Label
Broken English
Floodgate Records
Liberty & Lament
Montalban Hotel
One Eleven Records
Perfect Game Recording Co.
Tent Show
Triple Crown Records
Volcom Entertainment
We Put Out Records
ライノ・エンタテインメント・カンパニー
Rhino Entertainment Company Ryko Corporation
アトコ・レコード Atco Records(アトランティックのサブ・レーベルとして1951年に発足、1991年にイースト・ウェストと合併の後に活動を休止、2006年に活動を再開)
ライノ・レコード Rhino Records(再発を主とする)
Rhino Handmade
Rhino Home Video
Warner Custom Products
Warner Music Group Soundtracks
WMG Film, Television & Commercial Licensing
ライコ・コーポレーション
Rykodisc
Ryko Distribution
Cordless Recordings
ワーナー・レコード
ワーナー・レコード Warner Records(1958年にワーナー・ブラザースにより開始、2019年ワーナー・レコードに改称[4])