ワンワンセレプー_それゆけ!徹之進
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ワンワンセレプー それゆけ!徹之進
ジャンル動物アニメ
アニメ
原作石川裕人(原案)
監督福本潔
シリーズ構成山田隆司
脚本山田隆司、江夏由結
成田良美広田光毅
山下憲一桜井正明
キャラクターデザイン関修一志田ただし
音楽北城かずみ
アニメーション制作スタジオコメット
製作テレビ愛知東急エージェンシー
ウィーヴ、徹之進製作委員会
放送局テレビ東京系
放送期間2006年1月7日 - 12月30日
話数全51話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『ワンワンセレプー それゆけ!徹之進』(ワンワンセレプー それゆけてつのしん、英名:Bowwow Celebrity-Poodle Let's Go! Tetsunoshin)は、2006年1月7日から同年12月30日にかけてテレビ愛知テレビ東京系で放送されたアニメ作品。全51話[1]
概要

経済危機に瀕した一家を救うため、
セレブ(いわゆる成金)のペット・徹之進が仲間達と共に奮闘する姿を描く[1]

株取引秋葉原などと非常にタイムリーなネタが多く、登場キャラクターもそれに関した人物をパロディにしているものが多く見られる。だが物語終盤になると、バトル要素が強い話となる。


ビデオリサーチ調べ・関東地区の視聴率は初回は2%台だったが、後に4%以上の高視聴率をマークするようになった。ウィーヴは2002年の旧イオン時代に製作された『東京ミュウミュウ』以来4年半以上にわたり、この枠に携っていたことになる(後番組『デルトラクエスト』からは電通枠である)。

マーメイドメロディーぴちぴちピッチ』シリーズや『トランスフォーマー ギャラクシーフォース』など、本作までこの土曜午前8時00分 - 8時30分の放送枠はタカラ(現・タカラトミー)の保有していた枠だったが、タカラが同じテレビ愛知制作の特撮ドラマ『魔弾戦記リュウケンドー』へメインスポンサーを移行したため、空いた放送枠にちょうど本作が収まった。なお、タカラトミーは『徹之進』でも一応スポンサーとして残留している。

ストーリー

IT企業社長の犬山家は、九州からセレブが憧れるランドマーク・八本木ヒルズ(モデルは六本木ヒルズ)に引っ越してきた。

しかしその喜びも束の間、犬山家の家計と会社の経営が悪化。生活や家族を守るために秘密組織「犬楽園」の仲間たちと金儲けに奔走し、影から家計を支える徹之進だが、その苦労はなかなか報われない。一方、犬楽園と敵対する白金の犬世界の首領ネオが徹之進に目を付け、犬魔法で人間を利用し犬山家を追い込んでゆく。

犬と人間、それぞれの思惑が絡み合う中、犬山家に最大の危機が訪れる。それを乗り越えたのも束の間、ネオはついに犬楽園を本格的に潰しにかかる。
登場キャラクター
ヒルズ側の犬
徹之進(てつのしん)
- 高木礼子[1]本作の主人公。生後7か月のトイ・プードル一人称は「僕」。ルミのペット。九州生まれなので(エセ)九州弁混じりで喋る。ルミとショコラのことが好きだが、上手く告白できていない(ショコラとは後に両思いになったが、やがて悲劇的な結末を迎えてしまう)。名前の由来は、ルミの元ボーイフレンド「徹(とおる)」と「進(すすむ)」を組み合わせたもの。犬山家の財政難を救うべく奔走するが、なかなかうまくいかない。実はかなり名犬の血統の生まれらしく、時価100万円ほどの価値があるらしい。自身もその事に誇りを持ち、懐には絶えずかなり長い巻物のような血統書を携帯し、血統自慢の際には見せ付ける。102匹兄弟の81番目と思われていたが、これは母・千代の勘違いで、実は91番目だった。犬魔法の才能がありセトの指導の下、短期間で犬魔法を修得した。ネオの口から自身と千代との間に出来た6匹の子供のうちの1匹であると明かされたが、それは前述の勘違いによるものであり、実際にはネオとの間に直接的な血縁関係は無かった。なお、血統書は第25話でポチに洗われて中身が消え、使い物にならなくなってしまう。第5話で血統書の大映しのシーンがあるが、ここで徹之進の親は「純一郎」と記されている。しかし、最終話において、千代の勘違いで、徹之進の父はタゴサク(田吾作?)であることが写真により判明したことから、誤った血統書であることが分かった。なお、本作に出てくる血統書は、実在する愛犬家団体であるケネルクラブ、KC(イギリス)、AKC(アメリカ)、ANKC(オーストラリア)、JKC(日本)などが発行する書式とは異なり、アニメオリジナル(巻物式)の設定となっている。
セレブナイト
声 - 高木礼子徹之進がセトの "犬魔法" で人間の青年に変身した姿。ただし活動時間は3分(時間切れで変身が解除されても、すぐに再変身することが可能)。どこぞの中東系王族を模したかのような派手な衣装に身を包む。その正体は犬楽園の犬たちの間での秘密となっていたが、ルミに正体がばれてしまう。セトによる修行のため、自分自身での変身も可能となり、3分以上の活動もできるようになったらしい(修行の際、変身してからカップラーメンを食べている)。登場する際のきめ台詞は「愛と勇気(正義)とお金儲けの使者、セレブナイト参上」。
セト
声 - チョー(第39話までは旧名の「長島雄一」名義、第40話のみ「チョー(長島雄一)」と表記)年齢不詳の老いたミニチュア・シュナウザーエジプト出身。代々"犬魔法"なる怪しげな術が使える家系に生まれ(数十年前、チベットでの修行を経て "犬魔法" の正統な後継者に選ばれている)、その術を使い野良犬の救済を目的とした異空間"犬楽園"を作った。基本的に犬楽園の存在や秘密を明かした犬に対してはに変えて追放する罰を与えると決めており、第21話では犬楽園とは無関係の飼い犬たちとサッカーに興じた際に、危うく犬楽園の存在をばらしかけた徹之進の尻尾だけを猿のものに変えている。しかし、ルミにセレブナイトの正体がばれた際には、徹之進からルミへ別れを告げさせるためにルミを犬に変えたが彼女に言いくるめられ、特別にルミにも犬楽園の秘密を守るように告げてこの件を不問にした。プロポーションの良い人間の女性を好み、周りの目を無視しよく地上に出向かっている。特に彩の大ファンでポチを通じてサインを貰ったこともある。基本的に「面白そう」と思ったことにしか協力しないが、いざとなると心強い。新月の日は魔力、特に予知能力が鋭くなることから、人間に変身し占い屋を開き儲けている。かつては武田信玄の飼い犬だった。源さん、虎之助など人間界においてもかなり顔が広い。徹之進をネオの犬魔法から守るためその身を犠牲にしたと思われたが実は生き延びており、犬魔法を伝授した徹之進とネオの最後の戦いを見届けた。
ポチ
声 - 大畑伸太郎一人称は「オイラ」。彩のペットで、顔が不細工なブルテリア。年は徹之進と同じぐらいで、語尾に「?ッス」と付ける。散歩中にジョンのからかいから救ってもらったことから、徹之進を慕い敬称で呼ぶが、何故か放送ごとに毎回この敬称は異なっている。


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