ワンルーム、日当たり普通、天使つき。
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ワンルーム、日当たり普通、天使つき。
ジャンル
ラブコメ[1]
漫画
作者matoba
出版社スクウェア・エニックス
掲載誌月刊少年ガンガン
レーベルガンガンコミックス
発表号2020年10月号 -
発表期間2020年9月12日[2] -
巻数既刊7巻(2024年4月12日現在)
アニメ
原作matoba
監督大西健太
シリーズ構成ヤスカワショウゴ
脚本ヤスカワショウゴ
キャラクターデザイン上武優也
音楽滝澤俊輔
アニメーション制作オクルトノボル
放送局TOKYO MXほか
放送期間2024年4月6日 -
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『ワンルーム、日当たり普通、天使つき。』(ワンルーム ひあたりふつう てんしつき)は、matobaによる日本の漫画作品。『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)にて、2020年10月号より連載中[2]。マンションで一人暮らしをする男子高校生の元にやってきた天使と同居する様子を描くラブコメディ[2][3]

2021年4月に単行本第1巻が発売された際には、YouTubeにてPVを公開[1]

2023年10月4日、テレビアニメ化が発表された[3]
ストーリー

平凡だが平穏な暮らしをしていた少年・徳光森太郎の元に、ある日、天界から天使のとわが降りてきた。とわは神様から人間の事を学ぶよう命じられていた。善性が強すぎて人を疑う事を知らないとわを心配した森太郎は彼女を迎え入れ、人間界の事を教える。2人の周りには人外の少女達が集い、森太郎の日常は賑やかになっていく。
登場人物

声の項はテレビアニメ版の声優。
徳光 森太郎(とくみつ しんたろう)
声 -
梅田修一朗[3]石上静香(幼少期)本作の主人公[2]。マンションで一人暮らしをしている高校1年生[2]。お人よしで面倒見がよく、しっかり者な性格[4]。ある日、ベランダで寝ているとわを発見、最初は宗教関係や電波系と思い半ば強引に追い出したが、バイトからの帰宅途中に中年男性にホテルに連れ込まれそうになっているとわを発見、魔の手から救出し自分を大事にする様諫めるが前日からの風邪が悪化し意識を喪失してしまう。その後倒れた自分を自宅に連れ帰り看病をしミルクパンがゆまで作ってくれたとわの優しさに触れ、彼女を居候させることを決断する。またこの時、背中の翼を見せられ再び気絶、翌朝ふとんで横に眠るとわの背中に小さな翼を視認し、夢などでなく彼女が本当に天使である事を認識した。とわの登場に最初こそ驚き否定したものの、持ち前の優しさと懐の深さで次々現れる不思議な存在の少女達にも分け隔てなく接する事が出来、結果として少女達から信頼や好意を寄せられる事となる。
とわ
声 - 遠野ひかる[3]天使[2]。健気で優しい性格をしている[4]。人間を知ってもらうという目的で地上に派遣され、森太郎の部屋のベランダにたどり着きそこで寝てしまい、翌朝森太郎に、降雨と森太郎が誤ってかけたスープでびしょ濡れになった状態で発見される。(事後承諾だが)ベランダを寝床として貸してもらった礼がしたいと言い出し、一度は追い出されるが、疑う事を知らないとわの危なっかしさを森太郎は看過できず、最終的に同居生活を始めることとなった。地上に降りるにあたり教材として用いた「よいこの地上大百科」なる書物で地上についてそこそこの事は事前に学習しており、料理の腕もハイレベルだが、人間界のマナーやルールについては今一つ理解出来ておらず、昼食の弁当を空を飛んで窓の外から届けようとするなど無自覚で(人間にとって)おかしな言動をしたりなど失敗も多い(それでもそこには最低限の気遣いも垣間見える)。悪意に気づかなかったりと危なっかしい一面があるが、全ては「人間を幸せにする」という天使の存在意義からくる思いが行動原理。森太郎と同居し始めてからは自分に居場所をくれた森太郎にその思いを向けるようになる。森太郎もその行動原理を良く理解している為、喧嘩になったりする事は無い。ちなみに背中の翼は大きさもある程度自由に変えられ、服が変わっても問題無く展開する。見えなくすることもできるが、飛ぶ際は可視化が必須であるほか興奮すると勝手に可視化してしまう。
堤 つむぎ
声 - 集貝はな[5]森太郎のクラスメイト[6]。小学生の頃に隣町の親戚宅へ行った際に勝手に独り歩きし、迷子になっていたところを助けて貰った事をきっかけに森太郎に好意を抱き、以来9年間ずっと変わらず思い続けている一途な少女。出会いはその一度だけで以後森太郎には全く会えていなかったが、同じ高校に入学していた森太郎を偶然発見、運命的な再会と感激するも、素直になれずツンデレのような態度をとってしまう為その思いは全く森太郎に届いていない。そのうえ彼の周りに次々と現れる一癖も二癖もある美少女達にハラハラやきもきしている。いつも自分で弁当を作って持参するなど、料理スキルは高い。いつも買い食いの森太郎の分も弁当を作ってあげようと画策するも、ある日突然弁当を持参する様になった森太郎に他の女の影を感じ、実際にとわと森太郎が一緒に居るところを目のあたりにしてしまい頓挫。それ以降も森太郎の交友範囲にいる女の子達が特殊な属性まで備えたハイレベルな美少女で有る為、元来のヘタレさと相まってあと一歩が踏み出せずにいる。
和泉 のえる
声 - 大西沙織[5]森太郎と同じ学校に通う同級生[6]。アルバイト先も同じ[6]で、森太郎より後に入った後輩。雪女の家系で気持ちが昂ると周囲の気温を低下させてしまうなど、感情のコントロールが酷く苦手な為、クールに振舞っている内に他人との関わり方がどんどん解らなくなってしまい、全く友達のいない日々を過ごしていた。バイト先でのハプニングなどから感情が暴走し吹雪や気温低下を起こしてしまい結果的に森太郎にその正体を打ち明けてしまうが、とわの存在により妙な胆力が付いた森太郎はその事実を普通に受け入れ、自分の正体などおおよそ信じて貰えない身の上を受け入れてくれた森太郎という初めての「友達」を得る事が出来た。前述の経緯のため友達との交流(のえる曰く「友達ムーヴメント」)に飢えており、森太郎相手に様々な「友達ムーヴメント」を獲得する為、積極的に森太郎と関わり始める。思考が「有り」か「為し」の両極端な傾向が有り、バイトのシフトを森太郎と合わせて貰い大はしゃぎな様を店長から落ち着く様に軽く窘められただけで「バイト中は友達やめる」と言い出したり、それを了承した森太郎に頬を膨らませるなど、まだまだ面倒な思考から脱却出来ていないが、徐々にとわ達とも打ち解け女の子だけで出掛けたり出来る様になってきている。
しう
声 - 久野美咲天使[6]の一人で外見的には幼女[6]。ミルクが大好きで興奮時でも飲まされると落ち着く。とわが地上に来てから一週間で不安に襲われ、神様に頼み込んで時間制限付きで地上に派遣させてもらった。とわを崇拝・尊敬しており、地上でのとわの暮らしぶりを見て「高貴な身の上なのに」と憤慨し天界へ連れ帰ろうとする。人間に大きく偏見を持っており、初対面から森太郎を「変態」「嘘つき」と貶している。最終的にとわに諭されて地上で暮らすことを認め、その直後時間制限により煙のように消え、天界に帰った(この時胸の宝石がウルトラマンのカラータイマーのように点滅していた)。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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