ワンダー 君は太陽
Wonder
監督スティーブン・チョボスキー
『ワンダー 君は太陽』(ワンダー きみはたいよう、Wonder)は、2017年のアメリカ合衆国のドラマ映画。監督はスティーブン・チョボスキー(英語版)、主演はジュリア・ロバーツが務めた。本作はR・J・パラシオ(英語版)が2012年に発表した小説『ワンダー(英語版)』を原作としている。 オーガスト(オギー)・プルマンはトリーチャーコリンズ症候群が原因で顔の形が変形しており、27回の手術を受けるなど[5]長らく入退院を繰り返していた。容態が安定したオギーは学校に通うようになるが、クラスメートたちの差別によるいじめを受けふさぎこんでしまう。オギーは自分の顔が普通ではないことを嘆いたが、両親の励ましを受け立ち直り、学校生活に適応するため、家族に支えられながら懸命に行動を起こす。当初、オギーの顔の形がみんなと違うと囃し立てたクラスメートたちも、彼との交流を通して「人間の内面の価値には外見で推し量れないものがある」ということを学んでいき、相互理解を得るようになる。 ※括弧内は日本語吹替(Blu-ray&DVDのみ)[6] 2012年11月27日、ライオンズゲートがマンデヴィル・フィルムズと共同でR・J・パラシオの小説『ワンダー Wonder』の映画化を進めており、ジョン・オーガストが脚色作業に起用される見込みだと報じられた[7]。2013年5月8日、降板したオーガストの代わりにジャック・ソーンが脚色を行うことになったとの報道があった[8]。2014年10月、ジョン・クロキダス
ストーリー
キャスト
オーガスト(オギー)・プルマン - ジェイコブ・トレンブレイ(加藤央睦)
イザベル・プルマン - ジュリア・ロバーツ(深見梨加): オギーの母親。
ネート・プルマン - オーウェン・ウィルソン(森川智之): オギーの父親。
トゥシュマン先生 - マンディ・パティンキン(糸博): 校長。
ブラウン先生 - ダヴィード・ディグス
オリヴィア(ヴィア)・プルマン - イザベラ・ヴィドヴィッチ(川井田夏海): オギーの姉。
ミランダ - ダニエル・ローズ・ラッセル(英語版)(石井未紗): ヴィアの親友。
ジャスティン - ナジ・ジーター(英語版)(奥村翔)
ジャック・ウィル - ノア・ジュープ(永竹功幸)
サマー - ミリー・デイヴィス(英語版)(蒼井由奈)
ジュリアン - ブライス・ガイザー(山崎智史)
シャーロット - エル・マッキノン(佐野仁香)
ジュリアンの母親 - クリスタル・ロウ(杉山磁美)
ジュリアンの父親 - スティーヴ・ベーシック(岡井カツノリ)
ミセス・プルマン - ソニア・ブラガ: イザベルの母親。オギーとヴィアの祖母。
ペトーサ先生 - アリ・リーバート(藤田奈央)
ダベンポート先生 - ベンジャミン・ラトナー (こばたけまさふみ)
マイルズ - カイル・ハリソン・ブライトコフ(松本沙羅)
エディ - ウィリアム・ディッキンソン
ヘンリー - ジェームズ・ヒューズ(櫻庭有紗)
エイモス - タイ・コンシリオ(東内マリ子)
サバンナ - ルシア・タイン(佐倉薫)
ハウザー医師 - (西谷修一)
製作
2016年4月14日、ジェイコブ・トレンブレイの出演が決まった[11]。5月5日、スティーブン・チョボスキーが監督に起用されたこととジュリア・ロバーツの出演が決まったことが報じられた[12]。6月27日、オーウェン・ウィルソンが本作に出演するとの報道があった[13]。7月11日、子役のノア・ジュープが主人公の親友役を演じることになったと報じられた[14]。15日、ダヴィード・ディグスの出演が決まった[15]。8月19日、ソニア・ブラガが本作に出演することになったと報じられた[16]。
パラシオはナタリー・マーチャント(英語版)の『Wonder』からインスピレーションを受けて小説を執筆したと公言している。それを知ったマーチャントは、本作のサウンドトラックに同曲を収録する許可を出した[17]。 当初の予定では、本作は2017年4月7日に全米公開されることになっていた[18][19]。2017年2月13日、試写会での反応が予想以上に良かったことを受けて、ライオンズゲートは本作の全米公開日を同年11月17日に延期すると発表した。
公開